私が製造業に携わった頃、既にバブル経済は崩壊しており、リーマン・ショック後の今もなお、
先が読めず一刻の油断も許さぬ経済情勢であります。
私が澤川鍛造工業に入社した頃から厳しい経済環境での事業運営を行って参りました。
当時は、とにかく売上げを増やす一心で、NC加工機械の台数を増やし、常にチャレンジ精神を持ち
柔軟な発想と独創的なモノづくりを心掛け、今ではNC旋盤30台とマシニングセンター6台まで
設備を増設することが出来ました。
弊社は1903年に鍛冶屋として創業し、2代目3代目は熱間鍛造と冷間鍛造の技術を確立
そしてここ数年は、NC機械加工技術の確立に最も力を入れて参りました。
しかしながら、今後の厳しい価格競争に打ち勝つ為には、近年培ったNC加工技術だけではなく、
先代までに積み上げてきたコスト削減の有効な手段でもある鍛造加工技術を有効に活用し、
他社には真似の出来ない新しい「価値づくり」を作り上げることが、4代目の私の使命だと思っております。
中国などの新興国との厳しい価格競争の中、弊社が企業活動の根幹とする
「信用第一」の精神と「モノづくりは価値づくり」を合言葉に、リーマン・ショック時に
会社の存続の為に尽力してくれた社員と共に成長していく所存であります。
今後ともより一層のご支援・ご鞭撻を賜りますことを祈念致します。
最終更新日:2020-05-14
1, 私たちは、常にチャレンジ精神をもち、独創的なモノづくりとニーズに迅速に応え、
フレキシブルに対応できるフットワークで、お客様の満足度をとことん追求することを通じて、
会社に貢献します。
2, 私たちは、"信用第一"を企業活動の根幹に据え、得意先をはじめ、仕入れ先、
協力会社、同団地グループ企業等を、皆同等の財産として大切にします。
3, 私たちは、社員が能力を最大限に発揮でき、誇りと生きがいをもって仕事ができる
職場環境づくりを行い、社員の夢、ビジョン実現の場を提供します。
最終更新日:2020-05-14
1903年(明治36年) 澤川富太郎が高岡市千石町で鍛冶と金物の店を開業 |
1930年(昭和5年) 精密部品「建築用ボルト」を製造開始、“鉄工所”へ拡張 |
1937年(昭和12年) 長男正信が澤川鉄工所と名称を変更し、第二代社長に就任 |
1940年(昭和15年) 熱間鍛造法を確立し、精密部品「ベアリングボール」の製造を初めて手掛ける |
1942年(昭和17年) 拡張のため、高岡市大町に工場移転 |
1961年(昭和36年) 精密部品の「中型ベアリングケース」を製造開始 |
1964年(昭和39年) 資本金500万円にて、現在の澤川鍛造工業株式会社と法人化 |
熱間プレス鍛造の機械を導入 |
1970年(昭和45年) 現在地の高岡市戸出春日に本社・工場を移転 |
冷間鍛造技術を確立し、「ベアリングの軸受レース」の製造を開始 |
1973年(昭和48年) 油圧部品の機械加工を開始 |
1977年(昭和52年) 澤川幸七が、第三代社長に就任 |
1991年(平成3年) NC旋盤2台導入 |
1992年(平成4年) ゴルフクラブのチタンヘッドの製造・販売を開始 |
1998年(平成10年) 全行程外注していた油圧用精密部品を内製化に切り替える |
マシニングセンター導入 |
2003年(平成15年) 6パレット用マシニングセンターにて油圧ポンプ部品量産開始 |
2005年(平成17年) 免震装置部品製造・組立を開始 |
2008年(平成20年) 超大型テーパーコロ軸径の切削加工開始 |
2009年(平成21年) 澤川幸利が、第四代社長に就任 |
「超大型軸受ケース」を製造開始 |
2010年(平成22年) 12パレット用マシニングセンターにて油圧ポンプ部品を増産 |
LB45Ⅱを導入し、超大型ベアリング部品の加工が可能となる |
2011年(平成23年) 第三工場拡張に伴い、NC旋盤を5台導入 |
2013年(平成25年) プレミアムアルミホイールの旋削加工を開始 |
2014年(平成26年) LB45Ⅲを導入し、大型部品加工の生産ラインを強化 |
最終更新日:2020-05-13
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