工作機械
熱処理・塗装設備
~コイルギャップ コイルと加熱物との隙間・差 高周波焼入れ 受託加工~
こちらは、富士電子工業が保有する大型竪移動焼入れ機で、
工作機械の主軸を高周波焼入れしている写真です。
富士電子工業では多方面に渡る受託加工を承っております。
加熱されているワークと、銅色の加熱コイルのギャップ(隙間)が
非常に近い(狭い)状態で焼入れされていることが分かります。
ワークとコイルの距離のことを「コイルギャップ」と呼びますが、
コイルギャップが広い場合、以下のようなデメリットがあります。
◆コイルギャップによるデメリット
1. シャフト状のワークの場合、芯がずれることで加熱が偏り、硬度ムラが出やすいです。
2. 加熱に時間がかかり、オーバーヒートさせてしまう可能性が高まる。
3. 焼入れ範囲の周辺部も誘導され加熱されてしまうためエネルギーのロスになる。
上記の不良を避けるため、富士電子工業の加工部では
できる限りコイルギャップの小さい「適切な」コイルを選んで
焼入れを行っています。
ワークとコイルが接触(コイルタッチ)すると
ショートによりワーク表面が融けてしまうため
焼入れ前に加熱しない状態でコイルを行き来させ、
コイルタッチしないよう入念にチェックを行います。
手間のかかる作業ですが、こういったチェックを徹底することが業界トップレベルの品質の高周波焼入れ加工を可能としています。
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・高周波焼入れとは? 電磁誘導を利用した誘導加熱
https://www.nc-net.or.jp/company/88995/product/detail/123597/
・高周波焼入れ コイル
https://www.nc-net.or.jp/company/88995/product/detail/134751/
・半開放コイルとは? -ワークの半分だけ覆うコイル-
https://www.nc-net.or.jp/company/88995/product/detail/51661/
・高周波焼入れ 硬さ 深さ 規格 材質 ①
https://www.nc-net.or.jp/company/88995/product/detail/115925/
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富士電子工業㈱ 営業部.
大阪府八尾市老原6-71
TEL:072-991-1361 FAX:072-991-1309
HP : https://www.fujidenshi.co.jp/
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会社名 |
富士電子工業 株式会社 (ふじでんしこうぎょう) |
エミダス会員番号 | 88995 |
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国 | 日本 | 住所 |
日本 大阪府 八尾市 |
電話番号 | 072-991-1361 | FAX番号 | 072-991-1309 |
資本金 | 8,000 万円 | 年間売上高 | |
社員数 | 130人 | 担当者 | 能美 |
産業分類 | 工作機械 / 産業用機械 / 輸送機器 | ||
主要取引先 |
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