No.9646 バネの熱処理
2000-05-16 15:07 投稿者: 栗田 リンク:
削除キー (?)
コスケさんからの投稿にお答えします。 ピアノ線の熱処理は一般的に低温焼鈍または低温焼きなましと言います。 この熱処理は材質や形状により、熱処理温度と処理時間の条件は変わります。SWP の一般的な動的高応力ばねでは、300℃~350℃で20~30分位です。 また、熱処理を行うと寸法や形状が変化しますが、これは鋼線の内部に大きな 残留応力が存在している為で、熱処理の主要な目的にこの残留応力の低減があります。 また、ばねの弾性限、耐力の向上も目的の一つです。
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