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特許調査の方法とは?特許庁のHPと業者への依頼方法について
2023/10/14 14:41
- 特許調査の方法には、特許庁のHPでの検索や業者への依頼があります。
- しかし、特許庁のHPでの検索では意図した分野が出ないこともあり、業者への依頼でも保障は得られません。
- 大量で広範囲に渡る特許について、皆さんはどのように付き合っているのか知りたいです。
特許調査の方法
2005/03/15 21:38
お世話になります。
皆さんは新製品を送り出す場合等、
特許調査をどのように行っていますか?
1.特許庁のHPで検索する。
2.業者に依頼する。
以上、2点が挙げられると思うのですが、本当にこれだけで特許侵害していないという保障を得られるのでしょうか?
私は特許庁のHPでword検索を行っていますが、 検索wordを少し変えるだけで意図した分野が出なかったりします。業者に頼んだ場合も「検索ワードはこれとこれを使い、○○件ヒットしました。この中で本発明と関係がありそうなものは・・・(中略)・・・しかし、この調査は本発明の新規性を保障するものではありません。」となり、印刷した書類を大量に頂いたと記憶しています。
皆さんは大量で広範囲に渡る”特許”と、どう付き合っているのか是非知りたいです。
回答 (3件中 1~3件目)
各県に「知的所有権センター」というものがあり、「特許流通アドバイザー」や「特許電子図書館情報検索指導アドバイザー」の方がみえます。
無料で検索指導も含めた各種の指導を頂けると思いいますので、一度問い合わせていただくといいです。
来社しての指導もお願いできるとのことです。
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立場によって変わりますね。開発担当者だと特許の内容で見ますし,特許管理者は請求項などの権利関係を重視します。特許と付き合うには,この両者を兼ね備えるのが最善ですが,なかなかそういう人はいません。
さて,大量にある特許から必要な特許を見い出すコツの一つは,次の方法です。
(1) 特許庁のデータベースなどで,ワード検索(=テキスト検索)でも他の方法でも,とにかく関係ある特許を数件(単純な場合は34件,複雑な場合は10件程度)見つけ出します。これが実は一番大変ですが。
(2) 見つけ出した数件の特許から,IPCコードまたはFIコードを拾い出します。
(3) そして,そのIPCコードまたはFIコードをキーにして検索します。
(4) 対象にもよりますが,抽出した特許はできるだけたくさん見たほうが確実性が高まります。
特許検索は,確実に漏れをなくする方法はないと言われています。大人数で長期間に亘って紙公報を1ページづつ調べると確実ですが,実際にはできません。コンピュータを使って,電子データから調査するのが効率的です。
業者へ調査を依頼する場合は,最初に「予備調査」(上記(1))をして結果をもらい,吟味して,「本調査」するのが一般的です。こうしても,調査結果に無関係なものが含まれますが,それは調査会社には落ちをなくしたい気持ちがあるので,やむをえません。
私のところでは、外部に依頼せず特許庁HPをはじめとし、契約しているJP-NET・PATOLIS等の外部DATABASEを利用しています。検索は、語句のほかにFターム検索を併用しています。ただし、出願約18ヶ月間の情報は見られませんので、これはどうしようもありません。