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油圧の差動回路
2007/07/15 21:46
油圧回路の中で、差動回路という回路があると思いますが、仕組みとしてはシリンダーの両端に油を送って、シリンダーの面積差(ロッド分)によりロッド側の流体が押し出されるんですよね。この回路はシリンダーを高速に動かすためと聞いたのですが、シリンダーの両端に圧のかかった流体を送り込んだら、通常の油圧回路より遅く動いてしまう気がするのですが、どなたかわかりやすく説明してくださいませんか。
回答 (3件中 1~3件目)
差動回路というものをはじめて知りました。
理解しにくい感じがしましたが、RKawakamiさんの言うとおり油の流量を考えると分かりました。
普通に動作させるとシリンダー径×移動距離分の油が必要になりますが、
差動回路の場合は、シリンダーの両側の部屋がつながっているために、ロッド側のオイルが反対側に流れ込みます、ポンプから来たオイルとそれが合わさって作動させるので流量が増えて早くなるのだと思います。
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半年前から油圧を扱う業界に転職して全く同じ疑問を抱いていました。
油圧の場合、非弾性流体なので油圧=推力と油の流量=動作速度を
分けて考えることで理解できると思います。
差動回路は作動端推力が必要でシリンダー径を大きくする必要がある場合で
シリンダーの移動時は、ロッド径の推力にて対応可能なものになると思います