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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:PARASOLIDとIGESの互換性)

PARASOLIDとIGESの互換性とは?

2023/10/16 17:37

このQ&Aのポイント
  • PARASOLIDとIGESの互換性について知りたい
  • SOLID系の3DCADとIGESデータの相性に課題を感じている
  • 現在の対処方法や最新の3DCADの互換性について知りたい
※ 以下は、質問の原文です

PARASOLIDとIGESの互換性

2009/11/28 14:57

 駆け出しの3DCADオペレーターです。
 弊社では3DCADにSOLID系のものを使っていますが、客先から支給されたデータがIGESのようなデータの時に有理面の非有理化や、面のずれ、エッジの割れなどが多く、検証や図面化に手間がかかり困っています。 
 しかし、この技術の森でもこのあたりの相性差に関する質問は少ないように思います。(あるにはありますが)

 ソリッド化や縫合、あとは切断→一体化時の自動誤差修正による有理化(これは裏技的な感じですが)などを現在使ってはいるものの、百分代、千分代の加工が求められる部分だと非常にやっかいです。先輩方はこの問題にどうやって対処されておられるのでしょうか?
 それとも最近の3DCADはそのあたりの互換性がスムーズにいくのでしょうか?

回答 (6件中 1~5件目)

2009/12/20 21:38
回答No.6

まずはじめにParasoridとigesでは同じ中間ファイルとしても全く異質のものになります。
Parasolidはソリッドの受け渡しが得意で、
igesは主にサーフェスの受け渡しが得意な中間ファイルだと思います。

また、ソリッド系のCADにサーフェスを読み込ませた場合、
疑似サーフェス(厚さの情報をもたないソリッド)として扱われてる場合があります。
従って、サーフェスが開いている場合は完全なソリッドの形成が不可能になります。

ではなぜiges等の中間ファイルを読み込むと、きちんとサーフェスを読み込めなくなるのか?
ですが、これはまた別の問題で、『トレランスの違い』があるからです。

書き出し側のCADによって認識する座標の粗さに違いがあります。
例えば、CATIA V4 は0.1mm以下のギャップを繋がってると判断するが、
Inventorは0.001mm以上のギャップは繋がってないと判断します。
結果的にCATIA V4 から書き出ししたigesをInventorで読み込むとオープンサーフェスとなり、
ソリッド化に失敗する結果となります。

取引先とのデータの受け渡しには事前の打ち合わせやトライが重要です。
サーフェスの修復作業だけで膨大な時間がロスする結果になります。


参考URL

http://www.elysium.co.jp/products/caddoctor/dojyo/05_0309.html

http://www.mc-squared.co.jp/study/study03/stu0304.html

お礼

2009/12/21 13:05

 IGESとソリッド系の性質の違いについては、なんとなく理解していましたが、トレランスについては知りませんでした。
客先によって、ずれの大きい客先と小さい客先があるのはそういうわけだったのですね。参考URLも見せていただきましたが、経験浅い自分には他の項目も勉強になりそうです。ありがとうございます。

 データの管理、検証には客先との綿密な打ち合わせが必要というのも全くその通りだと思います。自分は説明が非常に下手なので、場合によってはエクセルにスクリーンショットを貼り付けて、営業から客先に送信してもらうなどして対応しています。

質問者

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解決しない場合、新しい質問の投稿をおすすめします。

質問する
2009/12/18 17:06
回答No.5

私も以前客先から来るデータを変換すると、面があわなかったりしてソリッド化出来ないことが多かったです。

こちらのCADはソリッドエッジでしたが、変換が上手くいかない場合はCATIAに取り込みなおして面の修正をして、ソリッドエッジにパラソリッドで持ち込むという方法でした。客先の変換精度設定やモデリング法でこの手の問題は減ると思いますが、やはり客先には言えません。かなりの時間を費やして、何とか継ぎ接ぎでもソリッド化していました。厳密には元モデルと微妙な違いがあると思いますが、そういう場合は曲面の接合部等でした。仮に形状公差が厳しくても測定方法がありませんから…。

基本的には既に回答されているように、ダイレクトトランスレーターが有効だと思いますが、一番の方法は客先と同じCADを使う事ですね・・・。

お礼

2009/12/18 18:57

回答ありがとうございます。
やはり、皆さん同じような苦労をされているようですね。

測定不能な部分は、自分もあるていど切り貼りすることもあります。
ただ、加工者サイドからすると
測定不能だからこそ、不具合があったときに検証不可能になるので気をつかう
こともあるようです。
これを最初に聞いたときは目から鱗でした。
といっても最終的にどうにもならないデータを切り貼りするのは仕方ないことですが。

質問者
2009/11/29 17:20
回答No.4

IGES の 問題は 3Dの中間ファイル = IGES と 認識されてしまっているからで

その認識を変えない限りこの問題はなくなりません

IGESは古い規格で最近のIGESはソリッドも定義できたような気もするが
基本サーフェスなので 不具合多すぎです

STEP も IGES からきてるので 似たようなもの


PARASOLIDはソリッドワークス 系なので 対応させるためには
金を出さないといけないので  ほかのCADが採用がいまいち
http://www.weblio.jp/content/Palasolid

STL は 一度三角形に変換されるので 却下

DXF は 3D出せるのだが 対応しているCADが少ない





私がいろんな人に進めているのが
SAT なんだが
マイナーで普及されない
オープンソースなので 対応してるCADもたくさんある
http://www.weblio.jp/content/ACIS%E3%83%BBSAT

お礼

2009/12/05 10:13

いつもお世話になっています。

「3Dの中間ファイル = IGES 」という表現に???となったので調べてみました。
なるほど、IGES自体が中間ファイルとして作られた規格なのですね。
ソリッドかサーフェスかというだけで、パラソリッドと同じようなものと誤認してしまっていました。
まだまだ勉強が足りないようです。

回答ありがとうございました。

質問者
2009/11/29 10:33
回答No.3

やっぱり、まだあるんですね。基本的に相性の問題ですから、良い意味でも悪い意味でも。
他の回答者のとおりだと思いますけど。もしその会社と長く付き合うなら先方とよく打ち合わせをして先方のオペレーターのスキルアップを目指すぐらいの覚悟がいります。
下請けのわがままではなく世の中全体の流れであることを認識してもらうよう説得してください。パラソリッド系の自動修正は「とりあえず自分自身のなかでは誤差を吸収してソリッドにしちゃおうって緊急避難ですからCADで読めてもCAMに渡すと破綻することもあるので注意が必要です。

お礼

2009/12/05 10:01

 ありがとうございます。おっしゃることはごもっともです。
ただ、大手さんになるとうちから強く言うのはなかなか難しいですね。

パラソリッドの自動修正の誤差は心にとめておきます。自分はCADまでで、CAMでのパスだしはしないので余計に注意が必要ですね。
現状でも、検証データと加工用データは分けておいて、手を加えていない状態で加工者に渡すようにしていますが。

質問者
2009/11/28 20:57
回答No.2

難しい問題ですね
私もパラソリッドカーネルの3DCADを使用しています
IGESデータを受け取った後のソリッド化処理には頭を痛めています
同じCADを同じ環境で使わない限り100%の互換を求めるのは難しいとは思っています

どんなCADを使用されているのか分かりませんが対策としては?~?と言ったところでしょうか
相手がソリッドでデータを作っているのが前提の話です

?相手に合わせてもらう
相手の環境にもよりますが、できるだけソリッド形式の中間データでもらうようにするのが一番だと思います
ソリッドデータが主流になりつつあるのでパラソリッドやSTEPと言った形式で出力可能なCADが増えていますし、標準仕様に含まれなくてもオプションで選択可能にはなっていると思います
相手にそれを要求できればそうするべきだと思います

?相手に合わせる
相手先が限られている場合は、相手の使っているCADの形式に対応したダイレクトトランスレーターを購入する方法があります
ミドルレンジのCADを使用されているのであれば、ハイエンドのCAD生データを自CADにそのまま読み込むトランスレーターがオプション等で準備されている事があります
それを購入すればかなりの精度で読み込みが可能になります

?専用ソフトを準備する
変換機能だけのソフトで、IGESで取り込んだ面を半自動対話形式で修正してソリッドデータを生成しパラソリッド等で出力可能なソフトが市販されています

いずれにしろお金はかかりますね
時間をかけて取り込んだデータを修正するのか、お金をかけて設備を整えるのか使用頻度なども考え検討が必要だと思います

最近は位相情報を持ったIGESデータ等もあるので以前に比べると良くはなっていると思います
互換性の部分については相性もありますし何とも言えない部分ですが、相手がデータ作成時にどの程度のトレランスで作成しているか、相手側作業者のレベルによってデータの精度が変わってきます
長く付き合う予定の相手であれば、トレランスの設定やデータ受け渡し時のルールもきちんとした検討・協議を行うべきだと思います

お礼

2009/12/05 09:55

回答ありがとうございます。
こちらでも、できるだけデータはパラソリッドでいただくようにしているのですが、異常がおこるのは相手方がフェース系の3DCADでデータ作成している時ですね。
物を構成するはずのフェースとフェースが割れたり、交錯したりしている時は相手のやり方が悪いのか、互換性が悪いのか判別つかない時が大半で、こちらでなんとかつじつまを合わせています。そうするとRの大きさやエッジの交点が変化したりして、営業を通じて確認をいれて…

変換専用ソフトについては知りませんでした。情報収集はしておいて、この不況が過ぎ去った折に検討してみようと思います。

質問者

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