このQ&Aは役に立ちましたか?
ペルチェ素子の故障
2023/10/18 15:30
- ペルチェユニットを使用した小さな冷蔵庫の故障について
- メーカーの見解ではペルチェ素子に結露水が侵入して故障したとされるが、その可能性は低いと考えられる
- 他の要素による故障の可能性を検討して教えてほしい
ペルチェ素子の故障
2011/06/15 10:14
こんにちは。
ペルチェユニットで質問があります。
製品イメージとしては、小さな(φ400)冷蔵庫をペルチェユニットで冷却しています。
放熱は電動ファンで行っています。
製品に使用しているのですが、2~3年でペルチェ素子が劣化して故障してしまいます。
メーカーの見解では、シリコン樹脂でシールしているペルチェ素子に結露水が侵入し
素子がサビにより破壊したとのことです。
しかし、シール部分は0.5mm以下の極薄で、そのスキマに結露水が侵入するとは
考えにくいと個人的には思っています。
何か他の原因として考えられる要素はありますでしょうか?
ご教授頂きたく思います。
質問者が選んだベストアンサー
>そのスキマに結露水が侵入するとは考えにくいと個人的には思っています。
侵入しますよ。
特に安いペルチェ素子なんかは、リード線部分から侵入しやすいです。
まずは故障した素子割ってみて原因を解析することですね
熱ストレスでメタライズとの間が剥がれて導通不良になることもあります。
>結露水の侵入は見られず、ここまで差があるのかと思うくらいきれいな状態でした。
とすると、故障品のV-Iカーブを取ってみるというのも手ですよ。
熱ストレスでメタライズが剥がれる。
スペックに余裕がなくて内部素子の1つだけに電圧が集中して壊れる。
も起こりやすいです。
>リード線から結露水が入っているなら、組立時のシール不良ですかね
組立て時の不良というより
素子の選定不良 もしくは 素子の使いこなしのノウハウ不足による設計不良
でしょう。
このQ&Aは役に立ちましたか?
この質問は投稿から一年以上経過しています。
解決しない場合、新しい質問の投稿をおすすめします。
その他の回答 (5件中 1~5件目)
温度変化する場合、内部と外部で息をしていますか?(空気の流れありますか?)
また、乾燥剤的な物は、内部に入っていますか?
(温度が下がると、シールして空気の動きがなくても、結露的なものはありますよ)
等々、ペルチェ素子に結露水が侵入し素子がサビにより破壊したプロセスが、まだ考え
られませんか?
お礼
2011/06/16 09:36
>温度変化する場合、内部と外部で息をしていますか?
空気の流れが発生しないよう、周囲を発泡ポリエチレンで覆っています。
それでも、微量な空気の流れはあるのかもしれませんが。
尚、乾燥剤的なものは入っていません。
現状、ペルチェ素子から数ミリ離れてシールしてあるのですが、
直接ペルチェの周囲をシールできないか(空気の流れをなくす意味で)
メーカとの打合せで話してみます。
自分でさらにシリコンボンドで補強するのは無理?
補足
2011/06/15 10:51
すでに、発泡ポリエチレンでペルチェを囲っています。
いやそれ以前に
ペルチェ素子自体が結露 してると思う
http://ascii.jp/elem/000/000/423/423623/index-2.html
>>リンク先より抜粋
これは吸熱面が室温より低くなると結露が発生してしまうこと、
http://aikawa-d.com/kenkyuu/pe-jituken.htm
簡単な冷蔵庫
室温以下に(温度差を高くすると)冷却のアルミ板(冷却側)は
ペルチェ素子側を空気を乾燥させてないと必ず露結するはずです
冷蔵庫なのでアルミ板(冷却面)は 10度程度に冷やされるとおもう
必然的に冷却側は結露する隙間云々の前に
ペルチェ側の空気を乾燥させる工夫が必ず必要
↑
これができないのですたれていった
結露が大前提のペルチェ採用水冷CPUヘッドが発売に
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20070519/etc_mcw6500.html
マザーをラッカーで塗ってしまう
それでも、排水処理なども必要になると思う
お礼
2011/06/15 10:53
シールしていても、ペルチェ素子のスキマの空気が結露してしまうんですかね?
そうなると、そこもシールで埋めてしまうか・・・。
でも、冷却効率が落ちてしまうかな。
http://www.z-max.jp/peltier/technical/technical5.html
メーカの言い訳HP(笑)
故障モードを区分けして解説。
根本対策が難しい、有限寿命の素子と考えるべきかと
私は、熱サイクル疲労だから致仕方ないかとアキラメてましたが
だからどうしろ → あきらめ・・・
ポータブルクーラーを造り、ペルチェを知り尽くしたと自負するツインバード工業が、限界を悟り、超小型スターリングエンジンを開発した。
その限界とは効率の悪さを挙げていたが、壊れる問題も大きいと想像します。
お礼
2011/06/15 10:54
どこも同じような回答ですね。
だからどうしろと聞きたいです。
お礼
2011/06/16 09:43
使っているペルチェユニットが安物かどうかはわかりませんが、
結露水の浸入経路として考えられる一つにリード線部分があります。
確かにここを疑ってみる価値はありそうですね。
同じ環境下で使われていたペルチェを割ってみましたが、
結露水の侵入は見られず、ここまで差があるのかと思うくらいきれいな状態でした。
リード線から結露水が入っているなら、組立時のシール不良ですかね・・・。