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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:液体シリコーンによる防水・防油シールからの切削油…)

液体シリコーンによる防水・防油シールからの切削油の侵入

2023/10/19 01:25

このQ&Aのポイント
  • 海外で使用されているNC旋盤内の防水・防油LED照明器具に切削油が侵入しており、原因の特定ができていない。
  • 製品は2種類のシリコーンを使用して防水機能を持っており、多くの油が侵入しているものでは外側のシリコーンが収縮し、内側のシリコーンは溶けている様子が見える。
  • 5種類の切削油と手持ちの切削油の物質を分析した結果、一番侵入量が多い油は硫黄が95%程度であり、塩素系添加剤がある場合はシリコーンが膨潤し、溶解して機能を失い油が侵入した可能性があるが、特定できていない。
※ 以下は、質問の原文です

液体シリコーンによる防水・防油シールからの切削油…

2012/03/23 16:45

液体シリコーンによる防水・防油シールからの切削油の侵入

海外で使用いただいていますNC旋盤内に設置している防水・防油タイプのLED照明器具の内部に切削油が侵入し返品されたものがありまして原因の特定をしておりますが特定できていません。防水・防油については2種類のシリコーンにてポッティングすることにより防水機能をしている製品です。かなり多くの油が侵入しているものは、外側のシリコーンが収縮し、内側のシリコーンは柔らかくなり溶けているようにも見えます(拡大鏡にて)。採取した5種類の切削油および弊社手持ちの切削油の物質を乾燥させた状態で分析しましたが、硫黄が多いものや塩素があるものなど様々ですが、弊社手持ちの切削油の2倍近い量の硫黄が検出されたものが一番大量に侵入していました。この油は塩素も少なく95%程度が硫黄でした。塩素系添加剤が添加されていれば、塩素によりシリコーンが膨潤し、さらに溶解して機能を失い油が侵入したとも考えられますが、特定には至っておりません。何が一番の原因か、また分析する良い方法などがあったら教えていただきたいのですが。宜しくお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

ベストアンサー
2012/03/24 00:55
回答No.1

シールのメーカーである“日本バルカー”さんや“ニチアス”さん、“NOK”さん、等々
に、シリコーン等の耐薬品性を確認してもらうか、耐薬品性表を提供してもらってから、
原因を確認してみてください。

また、シリコーン等より、硫黄や塩素が多く入ったものでも膨潤しない、テフロン系の
シールの提案を受けてください。(物によっては、高価なシールもあるので要注意)

耐薬品性調査関係で参考になるURLを添付しておきますから、その要領で原因の確認と対策品
の選定をしてください。

尚、URLの“ゴムとエラストマーの関係”等を確認すれば、ゴムと樹脂の中間品や樹脂でも
膨潤等が発生することが確認できます。

お礼

2012/03/26 08:28

ご連絡ありがとうございます。参考にさせていただきます。
いずれにしろ、Oリングなどパッキンによる仕様に変更して検討します。

質問者

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その他の回答 (3件中 1~3件目)

2012/03/24 15:26
回答No.3

防水・防油タイプのLED照明器具の異物の侵入に対する保護の等級は
分かりますか?
工作機械用ですと、IP56と記憶しております。

それでも侵入したとなると厳しいですね。

小生も過去に色々と苦労しましたが、工作機械内部におけるクーラント
の飛散による長期的な浸潤に対して、シリーコンシーラントだけでは
防ぎきれないと認識しています。
フッ素ゴムパッキン+ラビリンス構造など、機構的な工夫が必要かもし
れません。

訂正)
誤 シリーコンシーラント
正 シリコーンシーラント

お礼

2012/03/26 08:24

ご連絡いただきましてありがとうがとうございます。
因みにIP67fです。
現状は、1週間油につけても油の侵入はない状況です。
弊社の手持ちの切削油ですが、やはり1年程度経過しないと劣化もないようです。仕様を見直しOリングなどパッキンにて検討していと考えています。

質問者
2012/03/24 09:36
回答No.2

ポッティング用シリコーンは信越シリコーン、東芝シリコーン → モメンティブ …ナントカ…、東レ・ダウ

ポッティングはゴムとゲルの2タイプがあり、性状が全然違う印象があるけど、
  信越シリコーン
  http://www.silicone.jp/j/catalog/pdf/rtv_j.pdf
  P.12■KE-3423の耐薬品性(体積膨張率) 23℃40H
  ガソリン エンジンオイル ギアオイル
  490%   7.4%      17%

ガソリンは論外として、切削油と同類のオイルに僅か2日曝すだけでこの膨潤。とても使える環境ではないでしょう。

切削油剤も油と水、その中間と様々ありますが、水系統なら弱アルカリ性になるが、これもシリコンゴムは強くないはず。
  シリコンダムの耐薬品性
  http://www.sk-co-ltd.com/menu/chemicals/chemicals_index.html

ゲルタイプのポッティングは硬くて違うかもしれないが、(データ判然とせず)、いずれにしろ耐油性で引掛かるから、硫黄、塩素の添加物どうこう以前の話になろうかと思います。

信越の資料P.25 に自動車用途で耐油性あるとするフロロシリコーンが挙がってますが、これはどうなのか、、、

お礼

2012/03/26 08:27

ご連絡ありがとうございます。
フロロシリコーンについては入手済みで、試験をする予定ですが。
現状のシリコーンでも1週間油につけていてもなんら変化は無いため、1年程度の時間がかからないと劣化も無いように思います。
因みに、IP67fです。

質問者

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