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SKD11の研磨による差とは?
2023/10/18 22:17
- SKD11とSKS3は硬さに差があり、砥石の研削時にすぐにドレッシングが必要になる。
- SKD11とSKS3の研削による差は何が原因なのか?焼きが入った状態での砥石の劣化要因も説明。
- SKD11とSKS3の研削時には硬さの差があり、砥石の劣化要因も異なる。それによってドレッシングが必要になる。
SKD11の研磨
2012/09/20 06:22
SKD11を SKS向けの
研削砥石で 研削すると
すぐにドレッシングする羽目になります。
何がどう違い そこまでの 差がでてくるのでしょうか?
SKD11と SKS3では 硬さのそこまでの差があるのでしょうか?
どんな要因が 砥石がダメになるまでのそこまでの要因なのでしょうか?
焼きが入った状態です。
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回答 (6件中 1~5件目)
再出
WA砥石を使う場合、SKD11 が際だって研削性が悪いことについて。
>SKD11とSKS3では硬さのそこまでの差があるのでしょうか?
でないことは明か。
■資料ではすこし荒っぽいが HRc58-63 と同列にしている。■
では何が違うのか。
その上の表で合金成分の比較をしてみる。
クロム、バナジウム、タングステンが多いものは被切削性、被研削性が悪いといえる。
SKD11 はハイスの SKH51 よりも被研削性が悪く△が付いている。
鋼の諸性質におよぼす合金元素の影響
http://www.ohi-kogyo.com/11kougu-kouzaisitu.html
バナジウム ;難溶性の炭化物をつくり耐摩耗性刃上昇するが研磨が困難となる
表をじっくり見てわかるように各元素は共犯的ながらこの悪さは大きい。
しかしバナジウムは、高温硬さ、耐摩耗性、じん性などの利点があるから配合したもの。それを損なわない別の組合せを探し、被研削性を改良したのが、回答(2)に書いた SLD-MAGIC など。問題の耐摩耗性も少しだが向上。これ重要!
SKS3 と SKD11 とでは逆転しないにしろ、条件によっては炭素工具鋼 SK が優れることもあるなど耐摩耗性は一言で済まない要素。
http://www.daiichis.com/heattreatment/testing.html#taima
耐摩耗性について
→回答(5)
No.33166 軸受け鋼、バネ鋼の切削加工、研削加工時間の件
http://mori.nc-net.or.jp/EokpControl?&tid=225339&event=QE0004
(4)
鋼類で焼き入れの硬度が同じ位なら同じ位と考えて良いでしょう。
硬度と引張強さはこの辺りまでは比例しているので、切削加工や研削加工は引張強さに
比例した所要時間と目安的に考えるべきです。
■の通り同じ!! なら被研削性も同じなの??
仕事そのものの質問にジョーダン風と↓のような酒っ気は持込まないで欲しい
>正確に記載しろよな
マンマ突っ返す
但し、ハイスの品種によって SKD11 より厳しいのがあるが、最近の粉末ハイスは SKD11 の改良品種と同様に研削しやすいです。
なので SKD11 にはcBN砥石がお奨め。研削比を気にすること無くなります。
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異なことをにすべきか、否ことをと記述すべきか、SKD11の摩耗微粒子がタイ摩耗性には
多少ではあるが貢献するが、砥石には目詰まりの原因となり、砥石がダメとなることを促進
するではないか?正確に記載しろよな。
再出
>お世話になった現場のおっさんが言ってました [NHK朝ドラ風]
成り済ましまで平気なオッサンの戯れ言。朝ドラ済んだら寝てるべき。
>他の回答者さんが記載している、SKD11とSKSの機械的性質、特に耐摩耗性の相違が大きい。
根拠のない嘘は困る。
SLD-MAGIC P.2のコンセプトで耐摩耗性/被切削性を概論しているが、耐摩耗性には両者遜色ない。
>焼入れだけではなく、窒化等での硬化法も加味して考慮ください
そんな誤解をするのも素人な証拠。
焼入の方が研削比が良くなる。
http://www.jsat.or.jp/file/data/200812311130.pdf
SUS440C ナマ20 焼入26
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjspe1933/26/307/26_307_488/_pdf
被削材の硬度を大きくすると動力は変化しないが研削比は極大値を示して変化する
回答(5)も、お世話になった現場のおっさんが言ってました ・・・のだたろうナ~
他の回答者さんが記載している、SKD11とSKSの機械的性質、特に耐摩耗性の相違が大きい。
お世話になった現場のおっさんが言ってました [NHK朝ドラ風]
砥石の使い分けと、焼入れ前の加工寸法が味噌と醤油だと…。
技術を深めてください。
焼入れだけではなく、窒化等での硬化法も加味して考慮ください。
研削比という、この現象そのものを表す数字があります。
研削比 = 加工体積 ÷ 砥石消耗体積
日立金属・ SLD-MAGIC
http://www.hitachi-metals-ts.co.jp/product/pdf/sldmagic_hl_y48_201008.pdf
P.8 研削性
SKD11 は代表的に悪く2、つまり加工したい体積の半分砥石が減る(最悪を演出したデータで実際は少しマシ)。
これに対して SLD-MAGIC など SKD11 の改良品種は2~3倍向上しているのがウリ。
硬さだけで加工性を語ってしまうと現象が理解出来ない。
砥石結合度を硬くするほど消耗は少なくなるが、磨り減った砥粒が脱落せずに頑張るだけで切れ味が悪くて焼けが出る。
なので寸法を精密に追いたい時は硬い砥石と使い分けが必要。
>SKD11を SKS向けの研削砥石で研削する
WAなかぎりは大きな改善が見込めません。
荒加工はcBNを使う。これは砥粒がダンチに硬いので研削比50~100。
http://stu.nit.ac.jp/~s1074122/PDF/2007/6.pdf
切れ味が良く切粉が赤くならないこともあるほど焼けにくい。
補足
2012/10/06 18:52
ありがとうございます。
WA砥石の場合
>SKD11 はハイスの SKH51 よりも被研削性が悪く△が付いている。
ハイスよりも SKD11の方が 研削性が わるいのですね。