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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:SKD11のひずみ難い熱処理方法とは)

SKD11材のひずみ難い熱処理方法とは

2023/10/18 21:32

このQ&Aのポイント
  • SKD11材の熱処理でHRC61~65程度の硬度を希望しています。
  • また、出来るだけ歪まない処理を考えています。
  • 現在の処理条件は1050℃で2時間加熱、ガス冷40分、サブゼロ65分、戻し180℃で4時間ですが、これよりも良い条件はあるのかどうか疑問です。
※ 以下は、質問の原文です

SKD11のひずみ難い熱処理方法とは

2012/10/19 13:26

SKD-11材の熱処理でHRC61~65程度の硬度を希望しています。また、出来るだけ歪まない処理を考えています。今実施している処理条件は1050℃で2時間加熱、ガス冷40分 ⇒ サブゼロ65分 ⇒ 戻し180℃で4時間で行っていますが、これより良い条件は有りますか。(対象の部品寸法は500(L)×92(W)×20(T))

回答 (2件中 1~2件目)

2015/01/25 16:23
回答No.2

経年変形ではなく、熱処理歪を抑える方法として回答します。

熱処理歪の原因は(A)処理物内に温度分布があることが主原因ですが、今回の処理物は細長いので、加えて(B)加熱中の自重による変形も考えられます。つまり現状どのように歪んでいるを明確にし、対策を考えることが必要です。

(B)は処理物の保持方法の問題ですので、ここでは(A)への対策を説明します。

1.真空炉内での処理物の置き方。
冷却ガスの流れに対して板幅が正面を向いていると、板の裏表で温度差がでる可能性が大きくなります。流れに対して板厚が正面を向くように、処理物を整列する。多数をバラバラにバスケットに入れ、バスケットごと炉内に入れていると、一つ一つで歪み方が異なる原因になります。

2.ガス冷却をおそくする。
ガス冷ですから、一般的には冷却速度は油冷よりはおそく、空冷よりは速くなっています。20mm厚ですから、冷却速度を現状よりもおそくしても焼きが入る可能性が高い。冷却ガスの圧力を下げる、回転扇の回転数を下げるなどで、焼きが入るギリギリまで冷却速度をおそくする。

3.マルクエンチ。
真空炉ガス冷ですから、途中で冷却速度を変えることが可能なはずです。初めは急冷してパーライト変態を防止し、処理物温度(炉温ではないことに注意)が300~450℃になったら、冷却速度をおそくしてマルクエンチ的な冷却を行う。処理物の温度を測定していることが必要です。

4.サブゼロ槽装入時の注意。
サブゼロは焼入と同じことですから、1.と同じように処理物が均一に冷却されるような装入保持方法を取る。

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質問する
2012/10/19 13:50
回答No.1

~65、まで なのでよいけど65はややシンドイでしょう。
当初で歪みを少なくするには、歪み取りの焼き鈍しを施して加工すること。

経時変化については
  No.38868 SKD11の変寸について
  http://mori.nc-net.or.jp/EokpControl?&tid=262616&event=QE0004
  回答(4)に書いた
  http://homepage3.nifty.com/osakaclad/guide4/under5/under1.html
  http://www.lichtseiko.co.jp/technical.html#b_su
サブゼロに関する技術を持つ所の方が確かです。

お礼

2012/10/19 15:02

アドバイスありがとうございました。

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