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真空乾燥についての疑問:なぜ12番の腹圧1が行われるの?外気温が氷点下以下の影響は?
2023/10/19 06:21
- 製品の真空乾燥工程において、12番の腹圧1が行われる理由について疑問があります。
- また、腹圧は外気から空気を取り入れるため、外気温が氷点下以下の場合にはどのような不具合が生じるのかも知りたいです。
- 回答者の方からのご教示をお待ちしています。
真空乾燥について
2013/03/21 04:39
ある製品を熱処理した後、
炭化水素系の洗浄液にて洗浄を行い、
真空乾燥を行っています。
洗浄から真空乾燥までは、一つの設備で行なっており
購入時から設備に組み込まれているプログラムで
分からないことがあります。
工程としては以下になります。
1.洗浄液昇温(110℃)
2.真空乾燥
3.蒸留
4.製品装入
5.排気
6.1次シャワー
7.浸漬
8.排液
9.2次シャワー
10.排液
11.真空乾燥
12.復圧1
13.油煙排気
14.腹圧2
15.製品抽出
そこで質問ですが、
12番の腹圧1ですが、なぜ行うのでしょうか?
せっかく減圧して乾燥させたのにも関わらず、
排気前に腹圧してしまうのは、なぜなのでしょうか?
また、腹圧は外気から空気を取り入れるみたいですが、
外気温が氷点下以下の場合、
どういった不具合が想定されますでしょうか?
どなたか、回答よろしくお願いします。
回答 (2件中 1~2件目)
指定プロセスの
1.洗浄液昇温(110℃) ↑
2.真空乾燥 真空乾燥機内の自己洗浄?
3.蒸留 ↓
4.製品装入
5.排気
6.1次シャワー
7.浸漬
8.排液
9.2次シャワー
10.排液
11.真空乾燥 水系の排気又は排液制限のない部分の乾燥除去
12.復圧1
13.油煙排気 油系の排気又は排液制限のある部分の乾燥除去
14.腹圧2
15.製品抽出
ではないでしょうか?
11.真空乾燥 は、真空度が 13.油煙排気 より低いのでは?
そして、水系と油系を分離し、廃棄物量の低減をしているのでは?
冷たい空気流入は、使用温度条件外なら、プロセスではなく、設備にダメージがあるかも?
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油煙排気の為の腹圧じゃないですか?
減圧状態からの排気は出来ないですから。
(気化した洗浄液が排出されないように、考慮されて居るものと推測します。)
温まって居る所に、冷たい空気を送り込んでも、不具合は無いと思いますよ。
(逆だと、結露しますが...)
強いて言うなら、次の洗浄の時に温める分の電力量がほんの少し増える程度?
温度によって気体の飽和水蒸気量が異なります。
温度が低くなると、飽和水蒸気量が減るのて、その分が結論と成ります。
お礼
2013/03/22 00:18
ご回答、ありがとうございます。
確かに、真空状態なので
復圧しないと排気ができないですね。
スッキリしました。
あと、冷たいところに温かい空気を
送り込むと結露する仕組みを教えてください。
よろしくお願いします。
理解できました。
氷水の入ったコップに水滴が付くのと
同じ原理ですね。
ありがとうございました。
お礼
2013/03/24 20:46
水系と油系を分けているという考えは、
思いつきませんでした。
それなら、つじつまが合いますね。
あと、設備のダメージがあるかもというアドバイスに
対しても思い当たる節が、、、。
すごく助かりました。
ありがとうございました。