このQ&Aは役に立ちましたか?
図面に公差規格外を一定率で許容する事を記載する事例
2023/10/19 04:30
- 図面に公差規格外を一定率で許容する事を記載する事例を探しています。
- 例えば、振れ公差0.05以下であり、納入ロットに対して0.5%を上限として規格値の1.2倍を許容するような記載があるか知りたいです。
- 図面に公差規格外を一定率で許容する事を記載する事例について教えてください。
図面に公差規格外を一定率で許容する事を記載する事…
2013/07/28 09:46
図面に公差規格外を一定率で許容する事を記載する事例はありますか?
図面規格
振れ0.05以下
図面注意書き
振れ公差0.05以下、但し納入ロットに対し0.5%を上限として規格値の1.2倍を許容する。
この様な記載事例はありますか?
回答 (8件中 1~5件目)
物がわからず、乱暴な一般論になりますが、
図面にごちゃごちゃ書くのは好ましくないと思う。
特採条件を図面に書いてどうするの?と思う。
振れなので、組付けできてしまうのだろうけど、
抜き取り検査の前提は、工程能力が安定していること。
工程能力がないのに、ごじょごじょやりだしたらきりがない。
正規分布を期待するなら、なおさら、工程能力を確保すべきだと思う。
回答(4)さんも言っている。
となれば、調達のお仕事か?品管のお仕事か?
いずれにしても、
設計としては、部品レベルで確保するのか、組付け状態で確保するのか
割りきりが必要と思うが、どうでしょうか?
このQ&Aは役に立ちましたか?
この質問は投稿から一年以上経過しています。
解決しない場合、新しい質問の投稿をおすすめします。
再出です。
確認が取れました。
特別救済処置の記載方法です。
(1)再出
抜き取り検査については既に詳しい回答が出ているので省略。
ややスジが違うが思想が近いのが?再検査?。
典型的なのが面粗さ
http://www.accretech.jp/pdf/measuring/sfexplain_1.pdf
JIS B0633
上限値・16%ルール(基準)
粗さが最大に見える部分を測定し、規格値を超える基準長数が測定基準
長総数の16%以下、例えば次のとき合格。
■ 1個目測定値が、規格値の70%を超えない
■ 最初の3個の測定値が規格値を超えない
■ 最初の6個の測定値の内、2以上が規格値を超えない
■ 最初の12個の測定値の内、3以上が規格値を超えない
又はμ+σ値が規格値以下のとき合格。 σ:標準偏差
この再検査を許すのがデフォルトで、許さないなら max の添字を付けることを要す。
再検査の他の例
JIS G 3101 一般構造用圧延鋼材
http://www.nagai-giken.com/snonfm09.html
9.2 再検査
引張試験及び曲げ試験で合格にならなかった鋼材は、JIS G 0404 の 9.8(再試験)
によって、再試験を行って合否を決定してもよい
JIS H0511 チタン・スポンジチタン・ブリネル硬さ測定方法
http://kikakurui.com/h0/H0511-2007-01.html
その測定の再現性がよくないとか、数値でのG/NGが決定的に影響を及ぼすほどでない、そのような事柄で数値だけウルサク云うのは得策ではない、、の思想です。
本件の 振れ公差0.05以下 も外れると組立等が不可能になるようなデジタル的しきい値ではなく、音、振動につながるアナログ的感覚的な数値で、0.1以上ではクレームが出るからサバ読みしておこう、、という程度、、なら納得性がある規格です。
しかし
>本部品は複数の他部品と組み合わせて使います。
その適用は危ない場合があります(得意先の責任事項で与り知らぬ事ながら・・)
→ No.41677 複数部品組合せ製品の部品図面公差設定
規格値を厳格に解釈し、測定値が僅か外れたとして不合格にすることは社会全体の利益を考えると合理的ではない、、、
このような公的規格の立場でないと上記の発想は出てきません。そうでないものが存在するとの説は殆どウソ、または発注者受注者の力関係が並みとは相違する場合。
特採でそれがマンネリ化している場合
交差を広げたほうがいいです(世の中のためです)
下手に文言書けば 全検しなくてはならなくなります
>>納入ロットに対し0.5%
は
http://www.geisya.or.jp/~mwm48961/statistics/stddiv1.htm
3シグマ 0.4987 から来てんでしょう
鬱なのでまとまらんが(鬱じゃなくてもまとまらないよ言う話もあるが)
とりあえず、品質関係の本は読んでおきましょう
量産の公差というものは
全検するとびっくりする値が出るので
封印しておくのがベストです
回答(1)さん記載の如く、図面には記載しない。
特例又は特採の措置であれば購入仕様書等で取り交わす。
でも良く考えてみると特採OKであれば、0.05以下は必要なんですかね。
0.05以下の根拠は?
規格オーバーは1.2倍ではなく何mmまでOKか?
再度要求精度を確認しては如何か。
要求精度=コストも検討してみてください。
なんかすっきりしませんねー。
一度組み立て部品の工程能力を調査しては如何か。
弊社の例ですがShimと言うものがあります。
相手部品によって0.4~1.4までの8種類の厚さ違いの材料を確保してます。
相手部品しだいでどの厚さのものが来るか判りません。
ですから納入指定日から約2日遅れです。
どの厚さの部品が来るか判らないための材料の確保、儲かりません。
お礼
2013/07/29 14:14
コメント有難う御座います。
本部品は複数の他部品と組み合わせて使います。
その為、他部品の規格上限品と組み合わさると組立品規格を超えてしまいます。
一方、複数の部品全てが上限品である可能性は低いため、本部品に関しては救済策として1.2倍の文言を加えています。
如何でしょうか?