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ステンレスパイプビード部の穴あきと焼付きについて
2023/10/19 10:25
- ステンレスパイプビード部に発生する穴あきとは、ブラックスポットやスラグによるものと考えられます。
- また、穴あき部周辺の焼付きは、分析結果から推測すると酸素と鉄の反応によるものと思われます。
- このような現象は、Tig溶接時にスラグが燃えることにより起きる可能性があります。
ステンレスパイプビード部の穴あきについて
2014/02/21 19:09
こんばんは。
早速ですが、教えてください。
顧客にてステンレスパイプビード部の穴あきが発生しております。
顕微鏡にて観察したところブラックスポット(介在物などスラグが
原因による穴あき)と思われます。
しかし、穴あき部周辺に焼付きと思われるような着色が
見られます。(分析結果OとFeでした)
このような現象はどのように起きるのでしょうか。
(スラグが燃えたりする?)
申しわけありませんが、ご教授をお願いいたします。
溶接はTig溶接です。
質問者が選んだベストアンサー
SUS304と仮定すると、その化学的成分は18-8ステンレスではCr18%、Ni8%で
後の殆どはFeなのは御存知と思うが、だから着色は何色かまでは記載はないが
錆びた色なのでは無いのだろうか?使用環境や明確な材質などが分からないと
これだけの情報で判るほうが不思議に思えるのですけど?
穴開きの原因を探ろうというのか?ピンホールなのか複数個あるのか大きさは
どれ位でとか・・・もう少し技術屋なら報告書までは行かないが説明のしよう
がありそうにも思える。。。ん?もしかして黒っぽい色なのか?結構多いのは
酸洗い作業にて酸が残留していると当然ながら錆びるし色々な場面でも錆びる
>直径4mmほどのパイプで自動溶接ですが
?φ4でTIG溶接するのか?パイプの肉厚の間違いではないのだろうか???
自動溶接するとなれば、それなりのパイプの外径もありそうにも思えますが?
随分見えてきたが、そのピンホールは外側での不具合ということなのですね?
しかも>パイプで自動溶接ですが、溶接機から出て来た時点で穴あき着色
錆というよりも溶接不良ではないか?青色なのは不活性ガスが潤沢に行き届い
ておらずに酸化して焼け焦げた後が青色というか虹色になっている気がする
そもそもTIGで健全な溶接ならば金色になって見えるのが良い溶接という印象を
私は持っています。入熱量が多過ぎると黒ずんだり青色っぽくなったりする
まぁ設計屋ですし自ら溶接した経験も少ないので、私の知識ではこの辺ですね
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補足
2014/02/22 20:25
すみませんでした。
鋼種はSUS304,着色穴部を中心に外に向かって茶,青といった感じです。
ピンホール大きさは約5mmほどの楕円で約3000m間ずっと出ています。
直径4mmほどのパイプで自動溶接ですが、溶接機から出て来た時点で穴あき着色しているといった状態です。
肉厚は約0.2mmでパイプ直径φ4です。
私としては溶接不良と捉えております。
穴部周辺にSi,Mg,Oなどスラグ系の成分が出ていることからブラックスポットと
捉えていますが、穴部周辺が着色することが納得できないでいます。
言われる通り着色は虹色といった感じです。
このくらいの径の溶接となると溶接部は着色せずに、SUSの色のままと
なります。シールドガスはArを用いていますが、着色するということは
介在物系に含まれるO等が激しく燃焼する必要がある?かと思いますが、
はたしてそのような現象が起こるものなのか疑問を持っております。