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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:SUS304BAパイプの光輝焼鈍について)

SUS304BAパイプの光輝焼鈍について

2023/10/19 07:36

このQ&Aのポイント
  • SUS304のBAパイプを商社から購入しようと考えています。
  • 焼なましについてのそもそもの疑問です。冷間加工を考えて焼きなましを行うということは、圧延やパイプ状に成形された段階での応力の除去、加工しやすくするために軟化させるという目的だと理解しています。
  • 完全焼きなまし、球状化焼きなまし、低温焼きなまし、応力除去焼きなまし、軟化焼きなましなど焼なましにもいろいろな種類がありますが、どれも目的が似ているような気がしていまいちその違いがすっと頭に入ってこないのが正直なところです。
※ 以下は、質問の原文です

SUS304BAパイプの光輝焼鈍について

2014/11/07 13:34

SUS304のBAパイプを商社から購入しようと考えています。
ネットで検索すると、購入後の冷間加工を考慮して光輝焼鈍しているケースが多いことがわかりましたが、焼なましについてのそもそもの疑問です。

冷間加工を考えて焼きなましを行うということは、圧延やパイプ状に成形された段階での応力の除去、加工しやすくするために軟化させるという目的だと理解しています。

例えば冷間加工後に表面硬化処理やその後に再加工なんかある場合(表面硬化処理後には研磨ぐらいで再加工は普通ないのかもしれませんが)、その前にはやはり焼なましを再度行うほうがベターということなのでしょうか?

完全焼きなまし、球状化焼きなまし、低温焼きなまし、応力除去焼きなまし、軟化焼きなましなど焼なましにもいろいろな種類がありますが、どれも目的が似ているような気がしていまいちその違いがすっと頭に入ってこないのが正直なところです。

大まかなイメージの捉え方では加工前にも焼きなます、加工後にも焼きなますという理解でいいのでしょうか?

質問者が選んだベストアンサー

ベストアンサー
2014/11/07 16:37
回答No.1

色々な「焼きなまし」がありますが、基本は同じ「なまし」つまり軟化が主目的であり、その意味では大差ありません。しかし鋼種系や処理温度パターンなどにより少し異なるため、色々な名称が使われています。それぞれについては説明での微妙な違いを見て下さい。

「加工前に焼きなます」。JISで製造工程として規定されている場合はやります。それ以外は必ずやるとは決まっていません。基本的には、その加工にとって柔らかい事が、あるいは焼きなまし組織が必要な場合にやります。例えば冷間加工、切削加工などの前。SUS304板材の場合は、ユーザーで板金加工する可能性があるので、必ず実施して出荷されます(但しその後に仕上げとして軽い冷間圧延をすることもあります。JISではSUS301だけに調質圧延もあります。ばね用SUSは別になります)。例えば熱間加工の前には必要はありません。表面硬化処理の場合は、その方法によって異なり、一概には言えません。

「加工後に焼きなます」。購入者が実施することになるわけですが、これも必ずやるとは決まっていません。加工により硬さや組織が変わってしまったが、その後の使用条件にとって柔らかい(延性が高い)事が、あるいは焼きなまし組織が必要な場合にはやります。研磨程度ならば必要ないでしょう。

「SUS304の焼きなまし」。SUS304では「焼きなまし」とは言いません。板材の仕上げの一つにBAがありますが、JISには「光輝焼きなまし」ではなく「光輝熱処理」と書かれています。SUS304の標準熱処理は「固溶化(または溶体化)処理」であり、熱間加工などで低下した耐食性を最良の状態にすることが主目的ですが、硬さも最も低くなるため軟化処理にもなります。

お礼

2014/11/08 08:43

ご回答ありがとうございます。

丁寧にご回答いただきだいたいの勘所をつかむことができました。
また、宜しくお願いします。

質問者

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