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ラジアルボール盤でのタップ加工方法について
2023/10/19 15:18
- ラジアルボール盤でのタップ加工方法について教えてください。
- 主軸の回転を停めた上で、ポイントタップを使って芯出しを行う方法を使っていますが、一般的には回転させたままタップ加工する方法もありますか?
- 同僚に聞いても経験が浅くよく分かっていないので、どの方法が一般的なのか教えてください。
ラジアルボール盤のタップ加工
2016/04/27 02:55
ラジアルボール盤でタップの芯出しで皆様に教えて頂きたいのですが、自社ではタップ加工するときにラジアルボール盤の主軸の回転を停めてから下穴にポイントタップ(ガンタップ)を合わせて芯出しを行います。
例えばM6×p1の場合、
ドリルФ5で何箇所か下穴加工後、主軸の回転を停めてから一ヶ所づつ、ポイントタップのテーパー部(不完全ねじれ部)で下穴5キリにはめ合わせて芯出しを行います。
聞いた話しでは、主軸を回転させたまま下穴にタップを食い込ませタップ加工しても大丈夫らしいですが。
一般的にはどっちなんですかね?
入社してまだ2ヶ月なんですが、ラジアルボール盤を担当している同僚に聞いても経験が浅くよく分かっていません。
板厚は10ミリ位です。
主軸を回転させたままタップ加工が出来れば、作業時間の短縮出来るのですが…。
自分も素人なのでよく分かっていません。
回答 (7件中 1~5件目)
主軸を逆転させた状態で下穴に突っ込む。軽く下穴に接触させた状態で、
ワークを下穴を中心にするように微動させて芯だし。ワークは固定ではな
く、フリーの状態です。タッパーは使わず、直接タップを主軸のチャックに
装着するのが好ましい。(タッパーのガタが正確な芯だしを妨げるため。)
そのまま正転にして、タップを立てます。気を付けなければ行けないのは、
ワークがフリーなので、主軸を下向きに押しつけるようにしなければ、
ワークの方が浮きあがってきて、ワーク、工具共に枕を並べて討ち死にに
なりますので、御注意のほど。
ワーク固定の場合は、同じ手順でタップを行います。この場合は、ボール盤の
位置決めを固定せず、全てフリーでやります。どちらも主軸逆転でそっと
突っ込んで位置決めをするのは同じです。
MCがあるのでしたら、一刻も早く習熟してください。
主題のような悩みは解消いたします。会社にことわってMCの取説を借りて、
家で自習する事をお勧めします。
頑張ってください。
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一般的なやり方と正しいやり方は別。
世間一般が「正しいやり方」で作業していますか?
一般的には一々主軸止めたりしないでしょう。
そもそもワークをしっかり固定する事すら
やってるのはどのくらいの割合なんでしょうね?
マシニングセンタがあるのに本当に勿体無い。。。
我社はフライス盤すらないからメーカーなどというよりも、製缶・鉄工所と
変わらないレベルの低さで、設計士もまた機械加工に関して殆どアンポンだ。
↓タッパの逆転機構を使わずにタップ加工?何だか恐ろしいというか出来る?
>主軸を回転させたままタップ加工が出来れば、作業時間の短縮出来るのですが…。
げ、まじか。日本の製造業はバック・トゥ・ザ・パァーストしてる気がする。
これは大手の設計士レベルも含めてだが、技術の伝承というのは難しいんだね
我社の若手も軟弱でw直ぐに休むし責任感の乏しい方が多いような気がします。
貴殿の廻りに技術がなければ外から吸収するしかないだろう。黙っていては、
井の中の蛙になる。マシニングも自分が使いこなすぞっと目標をブチ建てる位
の気概を持って仕事をすれば・・・まぁ、それも経営者や管理者にもよるかぁ
お礼
2016/05/08 17:32
ご回答ありがとうございます。
サーバーメンテで返事が遅れて申し訳ないです。
そうですね。自分も速くマシニングを使いこなしたいです。
稼働率の悪い工作機械を置いていても勿体無いし、
自分が使えこなせれば生産率と向上するし人件費の削減にもなると思います。…要らない人間が何人か居るので。
タッパ―は逆転機構を備えたものでないと、戻しにはスイッチを逆転せねばならず厄介です。
https://www.monotaro.com/p/3771/0522/
出張った横棒がボール盤のコラムに当たり回らないようにする。
ボール盤ハンドルを停めれば一定深さまで進みタッパ―は空転し、ハンドルを引き揚げると倍速逆転、ハンドルを僅か引き加減で揚げる。
停めずに出来る条件。
・ワークをテーブルにガチ固定しないことが必須要件
・目視でミリぐらいに位置合わする熟練
・位置合わせはタップにやらせるよう一呼吸だけ手綱を緩める感覚
・マゴマゴせず一気に押込む感覚を身に付ける
・M5以下のサイズは手だけで回りを防げる長さが必要で、連れ上がりせぬ重さがあること
無ければバイス使用
M6以上はテーブルに回り止めを固定し、それとワーク(バイス)をあまり離さない位置で作業
・ワークは10キロ以下。超えるとワークの近づけが難しい
・M10以上は所要トルクが大きく回ると危険なので不可。テーブルに固定
なんでもかんでもマシニングセンタのご時世なので、このような熟練技が役立つ場面は少ないでしょうが・・・
逆転付きタッパーは回転止め棒が付いてます。どのメーカーとも。
小サイズはこれでないと無理では
http://www.girlsbeach.pw/index.php?main_page=product_info&products_id=18232
●逆転クラッチ内蔵なので、機械主軸が正転だけの卓上ボール盤などにご
使用いただけます。
●逆転のショックがありません。
●見やすいトルクの目盛板により、トルクコントロールが容易です。
●フロート機構は、適度のフローティングにより高精度のねじ山を保証します。
タッピング深さのバラツキをおさえます。
大サイズはタッパーを使わずとも出来るが、空転しないチャッキングが難しい。またボール盤のパワーが負けて停ってしまうこともあるし、大サイズは数多くないから途中までやって手仕上。
お礼
2016/05/08 17:41
ご回答ありがとうございます。
サーバーメンテで返事が遅れて申し訳ないです。
タッパーは逆転機構が有りますが、ドリルチャックでもタップを喰えてやってまず。
ワークはテーブルにガチ固定でした。笑
色々と検証箇所が有りますね。
ありがとうございます。
岩魚内さんの言うとうり、nc機で眺めてたのを汎用機でやるとなると分からない事だらけでした!
回答(2)さんの示している“ラジアルフロートタッパー”と冶具を使用して、冶工具の御方
がよくタップ加工しておりました。(35年以上前のケガキ⇒下穴加工⇒タップ加工の時代に)
お礼
2016/05/08 17:43
ご回答ありがとうございます。
サーバーメンテで返事が遅れて申し訳ないです。
35年前ですか、、、
多分、自社は35年前のやりかたをしてるかも、笑
お礼
2016/05/08 17:25
ご回答ありがとうございます。
サーバーメンテで返事が遅れて申し訳ないです。
世間一般が「正しいやり方」とは思っておりません。
私の言葉たらずでした。