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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:ラップ加工での、湿式と乾式とで面の違い)

ラップ加工における湿式と乾式の面の違いとは?

2023/09/07 03:36

このQ&Aのポイント
  • 湿式ラップでは梨地面になり、乾式ラップだと鏡面になる理由について説明しています。
  • 梨地面ではなく、乾式ラップの鏡面でないとリンギング出来ない理由について説明しています。
  • 湿式の方が除去量が少なく時間が掛かるが、精度に優れ、面粗度も良好になるとされていますが、それでも梨地面になる理由について考察しています。
※ 以下は、質問の原文です

ラップ加工での、湿式と乾式とで面の違い

2016/04/29 15:17

-ラップ加工による研磨について-

長い間、回答側だけに居ましたが、今回初めて質問致します。
ここが荒れだしてから回答も控えていまして、ROMするのももう止めようかと思いますが、
最後に質問しておくのも悪くはないかな?と考えてのことです。
(質問が初めてですので、何か不都合がありましたならアドバイス下さい。)


質問1)湿式ラップでは梨地面になり、乾式ラップだと鏡面になる理由。

湿式ラップの方が除去量が少なく時間が掛かる反面、
精度に優れ、面粗度も良好になるとされています。
しかし、鏡面ではなく光沢面でもない、梨地面になります。
精度が良く、面の荒れも少ないなら、光沢があっても良さそうですがそうではありません。

湿式ラップでは、遊離砥粒に依る研削作用の他、面を摩滅し押しつぶす作用もある筈。
もっと光沢があっても不自然では無いとおもいますが、事実はそうではありません。

乾式ラップでは、多くの砥粒が定盤側に捕らえられ半固定になり、
面を押しつぶす作用は少なくなると考えています。
そうなると研削と同じ状態の面になり、無数の細かな加工筋目が出来るので、
加工筋目による微小な乱反射で光るのでしょうか?
実際、円筒研削盤での面と同様に、光沢面が出来ます。



質問2)梨地面ではなく、乾式ラップの鏡面でないと、リンギング出来ない理由。

スジの残った研削面や、バフ盤で磨いた光沢面でもリンギング出来ませんが、
乾式ラップでピカピカの鏡面にすると、リンギング出来る様になります。
研削面や光沢面では、オイルを多めに塗ると油膜で貼り付く様にはなりますが、
リンギング時特有の「ジャリッ」や「ザラッ」とした感覚は指に伝わらず、
オイルで「ヌルッ」とした感触があるだけで、実際、リンギングは出来ません。
面の粗さが小さいなら、リンギングしても良さそうだが、何故?


~~~~~
現在、中堅の研削盤メーカで設計をしていますが、
今春の技術系新入社員の教育を任される事になり、
その実習の中で、ハンドラップ仕上げを体験させる予定です。
一昨日、その下準備で、自分で鋳鉄ブロックにハンドラップを施し、
ブロックゲージをリンギングさせてみたのですが、
乾式ラップで仕上げた鏡面でないとリンギングが出来ず、
学生時代の40年前からの疑問が解けないままでした。
(実は、やってみれば何とかなるのでは?と高をくくっていた。)

面粗度計が使えなかったので、表面粗さは測定していませんが、
定盤上、ダイアルゲージで当たる限りでは、1μm目盛りで2目盛りも振れません。
オプティカルフラットも使えなかったので、平面度は不明です。
当然ですが、指先で触れると真っ平らにしか感じません。
(3~4μmほどの凹凸なら、触って判定出来ます。)


尚、ラップ面は、私の男前!が少し曇りながらも写る程度でリンギング出来ました。
添付写真は、ブロックゲージをリンギングさせた様子です。
http://yahoo.jp/box/X787TN
(ヤフーのボックスに写真をアップしました。ご覧頂けると良いのですが・・。)
(鋳鉄ブロックは、虹技のデンスバーFC材、ブロックゲージはツガミ製。)

新人君たちに、自前のキサゲ棒で市松模様のキサゲ面を作って見せ
(説明しながらなので少々イイ加減だったが)、
測定すると深さ3~4μmで、黒あたりが坪20個でした。
が、ベテランの加工職人さんに依ると、研削盤の案内面ではそれじゃ深さが足りないそうで、
新人君たちにやって見せてくれました。プロは上手だね、驚き!

ラップ加工は機械(ラップ盤)でする場合と、
単品の摺り合わせで手作業の場合とがありますが、
今回は新人の実習なので、手作業を体験させます。

鋳鉄ブロック3個を、相互に摺り合わせてラップし、
ウイットウォースの完全平面を作ります。
これを湿式ラップで行うか、乾式ラップまでやってリンギングさせるか、
ちょっと悩みどころです。

湿式だとリンギングしない説明が、自分でも出来ていません。

自前のマイ・キサゲ棒や、マイ・マイクロメータなどを使って
新人教育の講義もやっていますが、全部、二輪車がらみの資産。

鋳鉄ブロック(30×60×100)を、
リンギングさせた角棒で持ち上げて見せたら驚いていました。

連休でメンテナンスが~5/8となっていたのでノンビリしていたら、
何と既に書き込める状態になってアドバイスが増えていましたね。
返答が遅くなって済みませぬ。

5/2が出勤だったので、湿式ラップ後の状態を測ってみました。
粗さは、サブミクロンでした。表面のうねりも無し。
(数値は控えてこなかった。どうせ書き込めないし・・、と思っていたので。)
なのにリンギングはしないのです。
(オイルを少し多めに塗ると、オイルで貼り付く様にはなります。)

平面研削盤でスパークアウトした面を、ピカールで丁寧に磨いた光沢面では、
ぴかぴか光るのですが、ちゃんとしたリンギングは出来ませんでした。
(手に、あのザラッとした感触は伝わってきません。)

回答をお寄せ頂いた方々に感謝申し上げます。

その後、測定や実験を経て、幾つかの知見も得たのですが、
勤務先との関係上、続きの詳細を書けないまま時間が過ぎてしまいました。

現在は、新入社員の研修を担当していた会社を離れ、
別の会社との契約で、設計開発を担当しています。
(だからと言って詳細を開示出来ない状況は変わりませんが。)

さて、結論は、
一般的に、湿式の方が研磨量が大きいことが分かりました。
(但し、状況によっては乾式と逆転することも有る!)
依って、リンギングするラップ面は得られ難いとなります。
(但し、これも、出来ない訳では無い。)

測定結果や諸々のデータも書きたいのですが、
仕事時間中にやらせて貰ったことなので、開示は自粛します。

以上、皆様の回答やアドバイスに御礼申し上げます。

リンギングの様子
http://yahoo.jp/box/X787TN

質問者が選んだベストアンサー

ベストアンサー
2016/05/03 08:53
回答No.7

基本的に理論粗さの計算式通りです
乾式でやると目がつぶれて
無限大のRにでこすっているので
目がつぶれてピカピカになります

三菱マテリアルのワイパーチップや
切れない刃物こすって削っている状態
泥団子のビーカー磨きhttp://wwr5.ucom.ne.jp/gfuru45/dango/tukurikata/tukurikata.htm
などそれにあたります

湿式だと削れるので番手がそのまま転写されます
>>1μm目盛りで2目盛りも

Rz=>0.1Rz程度でしょう

リンキングするにはまだ足りません

ホームセンターで売ってる
青棒#8000番から#10000


ピカール
http://www.pikal.co.jp/archives/330

ダイヤモンドペイスト
http://store.shopping.yahoo.co.jp/craft-navi/211321.html?sc_e=slga_pla
#10000-#30000まで磨く必要があります


型屋がいないなぁ

外観や透明な部品の場合磨きこむ必要があります

http://www.showa-seiko.co.jp/product/lens.html
昔いたプレス屋にはこれの何世代も前のがあったが
まともに磨けない

マシニングの操作の合間によく磨いてました
高速マシニングで削ると
0.1Rzぐらいまで出せるので

ピカールで磨くとピカピカになりますが
抜くときに貼りつつくので
わざと面を粗くします

感覚が違うのかな
湿式のほうが削れますよ


というか
2015-01-26 08:25 鏡面仕上げの「コツ」

http://mori.nc-net.or.jp/EokpControl?&event=IE0004&wid=300367&target=knowledge

紹介されてます


鏡面磨きだと
#3000じゃ全然足りませんよ まだ荒です

研磨は
平面は自動化できますが
局面はまだまだ手作業の世界です

お礼

2016/05/04 13:35

回答(7):はははさんへ
回答有り難う御座います。

> 乾式でやると目がつぶれて
> 無限大のRにでこすっているので
砥粒がゴロゴロ転がるだけの湿式の方が、
より、潰れるだけになる様な気がしませんか?

乾式だと、定盤側に捕らえられた砥粒で削れる様な気がします。
手の感触でも、削れるのを実感出来るのは、乾式の時。
なんか、そこが良くわからんのですよ。

> 型屋がいないなぁ
そぅ、型屋さんに教えて貰いたいくらいです。

> ホームセンターで売ってる
> 青棒#8000番から#10000
今回使ったのは、バルブラップ用のGC#3000くらいのもの。
近所のコメリホームセンターではダイヤモンドパウダを売っているので、
今度色々試してみます。
手許には#1万のペーパが有るので、これの梨地面で試してみる予定です。

質問者

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質問する

その他の回答 (9件中 1~5件目)

2016/05/06 23:39
回答No.9

回答(5)再

回答(8)黒猫さんお示しの文献(b)は私の見てる本の著者:津和氏のもので同じ論旨なのは当然ながら、

この図1の描き方が誤解を招きやすいと思います。
湿式ではラップ液のなかで砥粒がゴロゴロ転がる。。。。
転がると傷は付くが削れる? 硬脆材では割って加工が進むが金属は凸凹になるだけ?

文では

  主として遊離砥粒の転がりによる切削が行われる

とあるが、砥粒がラップに埋め込まれ能率よく切削する作用も少なくないのでは
ゴロゴロ転がりが主ならラップに鋳鉄を使うより硬い焼入鋼のほうがよいはず。

ラップ加工法はバフ仕上げなど遊離砥粒法と研削など固定砥粒法との中間的なもので、湿式は研磨紙の水研ぎに近いと説明したほうがよいと思います。

にしてもラップは多くの変動要因が絡むので、空想の絵空事はまず当たりません。本では

  ・研削での常識、GC砥粒はWAより砕けやすい、がラップでは逆。
  ・ラップ圧力の変化と仕上げ量との関係は特殊な曲線を描くが、
   その理由は大越(精密加工の元祖)、佐藤、浅江、高橋、松永、津和と諸説あり

など面白い記述もあります。

図1の乾式の絵もマズイと思います。
ラップ剤のサイズを湿式より小さく描くが、同じでも、削り粉が周囲に残留して砥粒を目詰まりさせ実効サイズは小さくなり、ワーク面は細かくなる。とは読み取れない図。

そして乾式は表面の冷却がすくなく温度が上がって流動し光沢面を得るが、昂じるとラップ焼け不良。

この説明が適切と思います。

  http://www.eonet.ne.jp/~geiji/yuuritoryuu_rappu.html
  ●なぜ鋳物製か?
  鋳物製がなぜ当然か?ということを改めて問わなければならないのは、一般的な遊離砥粒
  ラップ/湿式の方式の原理的な説明に基づけば、必ずしも鋳物製と結びつかないからである。

  鋳物製定盤上に遍在するピンホールにラップ砥粒が刷り込まれるということは、実質的には
  固定砥粒ラップであり、定盤面はラップ砥粒でコーティングされているような状態だから
  定盤面がラップ砥粒によって直ちに研磨されてしまうということはなくて、ラップ砥粒の
  ラップ力はワーク表面に向かうのである


<お礼> にすると、その後に追記しても質問者にメールが届かないので<補足>にせねば

・・これも届かないが・・・

お礼

2016/05/07 21:31

回答(5):岩魚内さんへ
「再」ってのは止めて下さい。

質問者
2016/05/03 12:45
回答No.8

小生は顕微鏡試料の磨きをやった以外は金型の磨きについて資料で勉強しただけ。ラップ加工については素人だが、興味深い質問なので少し調べてみた。

文献(a)は古い文献だが、すでに湿式ラップと乾式ラップの相違が論じられている。湿式の場合は主に切削加工であり(表層はせん断的繊維組織)、切削量は乾式よりもずっと大きい。また砥粒が転がり、仕上げ面精度は乾式よりも低く梨地になる。乾式の場合は表面が圧縮加工され組織(圧縮的繊維組織)になっており、平滑な光沢面が得られる。

もう少し後の文献(b)。湿式は砥粒の転がりによる切削であり、鋭い切れ刃による切削のため梨地になる。砥粒の滑りが混在する場合は引っ掻き疵も生成する。乾式ではラップに埋め込まれた砥粒の微細な切れ刃による切削のため、引っ掻き疵だけとなる。

この「湿式=遊離砥粒の転がりによる切削、梨地。乾式=固定された砥粒による切削、鏡面」は以降の文献でも述べられており、通説のようである。

文献(c)にあるように単結晶Siでも同様であり、湿式では梨地(図2)、乾式では鏡面(図3)になっている。但し微粒砥粒にすると湿式でも鏡面(図4)になっており、鏡面を得るには加工速度が小さいことが重要である可能性が指摘されている。

小生が一番興味を覚えるのは「梨地になる機構」。しかしそれを調べた文献や資料がまだ見つからないので、頭の中で考えるだけ。

湿式ラップでは砥粒が回転して切削するので梨地になると考えると理解しやすいと考えた。

切れ刃が無ければ転がると目つぶしになるだろうが、切り刃があれば切削できるのでは。また純粋な転がりではなく、ある程度の滑りも含まれているとのこともある。

さらにSi基板(高硬度脆性材料なので塑性変形はしない)でも湿式ラップで梨地になる。ということはやはり転がって切削しているのでは。

三輪測範の資料には「梨地」が出てこない。ワークが工具鋼だから? 鋳鉄ラップ表面は梨地になっているのだろうか。その言及もない。

お礼

2016/05/04 13:42

回答(8):黒猫さんへ
回答有り難う御座います。

リンクを貼って頂いたところは目を通していましたが、
他の方への回答に書いた通り、それが実感とは異なるのです。
まぁ、私の感触が認識違いというならそれまでです。

かつて私も授業で習った時には、除去量は、乾式<<湿式なのですが、
そうではないとする記述もあったので、実感と合わせて、
逆だと考えていました。

湿式の方が削れるので、傷だらけになると考えれば疑問は解消します。
でも、
転がる方が削れるってのも、妙だと思いませんか?
転がると目つぶしには良さそうだと思うのですが、どうもそうではない。
そこが分からないのですよ。

質問者
2016/05/02 14:00
回答No.6

 
回答(5)さんに賛成です。

半導体研磨で湿式が主流なのは理論どおりに削れるから。
これは金属でも同じはずで研磨平滑度は砥粒形状に依存するということです。
シリコン基板では湿式研磨で鏡面に持って行けますから
金属研磨で梨地になるというのは研磨剤の選択か研磨条件が間違っているのだと思います。

さて乾式ラッピングでは金属特有のメカニズムが大きく関係しているはずです。
もしかすると金属結晶のずれ変形のメカニズムで平坦化されているのかも知れませんね。

銅ブロックどうしは金箔挟んで圧着しながら擦り合わせると簡単に接着しますので
リンギングも面全体の平滑度にはそれほど敏感ではなく
面内の微小な山の頂上だけが平面になっていてその部分どおしが固着さえすれば良いのでは。
 

 
ガラスは乾式研磨できませんし、リンギングも非常に起こりにくいです
望遠鏡のレンズを磨いたことのある人なら多分経験あると思います。
 

 
>頂点が平らになった程度ではリンギング出来ず、かなり磨き込んで出来る様になります。

了解しました。
鏡面ウェハどうしではリンギングしないので平面度だけの問題ではないとは思いますが。


>ニコンで見たのは、半乾燥状態だったかな。

回答1のお礼の記述でしょうか?
う~んどういう場面かが良く判りませんが考えられるとすれば
ピッチに酸化セリウム付けて磨いていたのかな。酸化セリウム研磨はちょっと特異的なので。

ガラスが乾式で磨けるならナイフをオイルストーンで研ぐようにガラスナイフも研げるはずですが
どんなに番手を細かくしても研げないんですよね。
 

お礼

2016/05/04 13:27

回答(6):tigers さんへ
回答有り難う御座います。

> リンギングも面全体の平滑度にはそれほど敏感ではなく
> 面内の微小な山の頂上だけが平面になっていて
> その部分どおしが固着さえすれば良いのでは。
ところがそうではなくて、
微小な山の頂点を平らにした「プラトーホーニング」に近い状態を作っても
リンギングは起こさないのですよ。
湿式ラップ後に、少しずつ乾式で磨き込んでいき、
頂点が平らになった程度ではリンギング出来ず、かなり磨き込んで出来る様になります。

> ガラスは乾式研磨できませんし
ニコンで見たのは、半乾燥状態だったかな。
水分・油分は殆ど無く、乾いた粉の状態でキュッキュッと擦っていました。
(研磨剤が何か質問したが、教えては貰えませんでしたが。)

質問者
2016/04/30 00:06
回答No.5

  湿式ラップの方が除去量が少なく時間が掛かる反面、
  精度に優れ、面粗度も良好になるとされています。

逆と教わりました。
湿式の方が除去量が多く能率よく削れるが鏡面は得にくい。
精度は一概にいえないが、湿式の方がラップ定盤に忠実な傾向あり。

理由は
削れた粉の排除がよいから砥粒のカドが出て削れやすく、面には筋が残り曇る。
温度が上がりにくく表面の流動が少ない。


  湿式だとリンギングしない説明

前記の筋が残る故なのでは

以上、教わった内容だけ(記憶違いと経験での修正が入ってるかも)

教える立場なら尚更、都市伝説であふれるネットに依存し過ぎちゃだめです。
此処はその腐臭漂うマーキングやりっぱなしな無管理状態だし。。。

やはり書籍。書庫から出しホコリを払った本はコレ

  精密工作法 下
  http://iss.ndl.go.jp/books/R100000039-I000782106-00

ラップについて57ベージもの詳説。

古本ではなんと¥260

  https://www.kosho.or.jp/

半世紀前の本でも、大きな変革がなかった分野なので充分通用するはず。
田中さん津和さんに弟子が加わった第二版は目次ではややぼやけた印象。

  http://www.kyoritsu-pub.co.jp/bookdetail/9784320079090

連休真っ只中なので中味の吟味は落ち着いてから・・・・

お礼

2016/05/04 13:20

回答(5):岩魚内 さんへ
回答有り難う御座います。

> 逆と教わりました。
> やはり書籍。
実は、その通りでして、
私の手許の古い本(機械製作法:養賢堂 初版1974年)にも
乾式の仕上げ量は、湿式の1/10以下 との記述があるのですが、
その本に挟んであったもっと古い書籍のコピー(出典不明)には、
逆に乾式の方が削れるとあるのです。(昔は異論が有った様子です。)

実際、自分で削ってみると、手の感触や音からして、
乾式の方がガリガリ削れている感じがあります。
湿式だと、初めはシャリシャリ音を立てて削れますが、
次第にシャーシャーと擦れるだけの音になり、抵抗が無くなります。
よって、切削量は湿式が少ないと思い込んでいたのです。

湿式の方が切削量が大きければ説明がつくので納得出来ます。

質問者
2016/04/30 00:00
回答No.4

再出です。

>> 乾式の場合には研磨剤が回転し易い、
>> 湿式の場合には研磨剤が回転し難いではないでしょうか。
> アベコベです。
> 乾式だと、多くの砥粒が定盤の凹凸に捕らえられ、
> 固定砥粒の砥石状に近くなるとされています。
> 湿式は、液体が有るので浮遊・回転が継続されるとされています。
本当にそうですかね?経験あるエンジニアとは思えない固定観念の持ち主ですね。

小生は、貴殿が記載している内容は一般的な事項で、ラップ時には乾式でも湿式でも、
『定盤面上の凹に嵌り込んだ砥粒が固定砥粒としてラップ能力を発揮すると同時に、ワーク
の運動によって、ラップ面でワーク表面が定盤上に嵌り込んでいる砥粒を「吸い上げる」
「巻き上げる」という作用を生じて、砥粒の「交替」が図られる』となり、
湿式の場合、研磨時には「巻き上げる」という作用を生じ難い≒研磨剤が回転し難いと
なっているのではないでしょうか?
遊離砥粒ラップと固定砥粒ラップを確認してみれば、似た環境下なので解りやすいかも。

また、前出のURLの内容は、『挿雑物の有無や、多い少ない』を意味していて、
合わせる面が完全密着面であるか、スジの残った/入った面であるかで、割合がことなり、
そこに挿入物が加われば、残った完全密着面もリンギングしない事になるのは明白です。

こんなに説明が長くなるとは思いませんでした。

まあ、小生のイメージは、

?)乾式で湿式でも、多くの砥粒が定盤の凹凸に捕らえられ、固定砥粒の砥石状に近くなるで、
  乾式の方が定盤に捕えている砥粒部分の崩壊が速く、砥粒が加工面に目立ちする時間も短い。
  理由は、
  ?)湿式は湿式であるため乾式より定盤の温度上昇が緩やか
    そして、砥粒も切削油を掛けているが如く、温度上昇が緩やかと目立ちする時間が長い
    すると、砥粒からの発熱量もすくなくなる
  ?)乾式は、湿式の逆で定盤の温度上昇が急なので崩壊が速く、砥粒が加工面に目立ち
    する時間も短いので、砥粒が丸くなり易く、実際の研磨時でも研磨剤が回転し易い

昔の文献や固定観念に捕らわれると、前述の様な発想が出てこなく、“砥粒の目立ち”発想から
の考察ができないのでは?

経験も大切ですが、発想や視点の変えての考察も大切です。






緩やか

少し、誤作動し、失礼。
オイルでのリンギングって、本当のリンギングでしょうか?

あまり経験はないのですが、本当のリンギングは引張やせん断荷重でも固着している。
オイルでのリンギングは、引張では固着するが、せん断荷重ではやや固着性が低くなる
又は著しく弱くなるではなかったでしょうか?

連休中でもあり、落ち着いて、ゆっくりと考えてください。

もう、他の回答者さんの記載でも判るように、
> 乾式の場合には研磨剤が回転し易い、
> 湿式の場合には研磨剤が回転し難いではないでしょうか。
アベコベではなく、その通り。
因って、
遊離砥粒ラップ ⇒ 乾式が如し、
固定砥粒ラップ ⇒ 湿式が如し、
となり、貴殿のイメージと逆が小生のイメージであり、他の回答者さんの記載内容です。

お礼

2016/05/04 13:19

回答(4):後の先アフターユーさんへ
「再出」ってのは止めて下さい。
質問者はメールの通知で時系列を把握出来ます。

誰がどんな回答をしたのか、まとめて把握出来なくなるので、
同じ人が複数の回答を書くのは、単なる目立ちたがり屋なだけで、
読む人にも迷惑なやり方です。

それに、同じところにしつこくリンクを貼るのも止めて下さい。
三輪測範製作所殿のブログは、新旧含めて、随分昔から既に読んでいます。
その内容を知った上での質問です。

質問者

お礼をおくりました

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