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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:SUS304Lの磁気について)

SUS304Lの磁気について

2023/10/19 14:18

このQ&Aのポイント
  • SUS304Lの磁気について教えてください。
  • 加工後に磁気が発生してしまいます。どのようにすれば磁気の無い製品ができますか?現在は、材料に熱処理をし磁気取りを行い、粗加工⇨仕上げをしています。
  • しかし、ネオジウム磁石がくっついてしまう状況です。
※ 以下は、質問の原文です

SUS304Lの磁気について

2016/09/26 19:15

SUS304Lの磁気について教えてください。

加工後に磁気が発生してしまいます。どのようにすれば磁気の無い製品ができますか?
現在は、材料に熱処理をし磁気とりを行い、粗加工⇨仕上げをしています。
しかし、ネオジウム磁石がくっついてしまう状況です。

質問者が選んだベストアンサー

ベストアンサー
2016/09/29 06:42
回答No.8

前回答者らと多少被ります。。。(誰も面心立方構造について記述がないので)
SUS304の金属組織は面心立方構造のオーステナイト(γ)と呼ばれる結晶構造
であることが非磁性を保つための条件であることは御存知だろうと思います。

此の組織は冷間加工などで力が加わると所謂、加工誘起マルテンサイトという
組織が生じてしまい磁性が出てしまいます。ステンレス六角ナットも磁石には
微弱ながら意外に結構磁性を感じられます。だからより錆易いのも頷けます。

私見だがオーステナイトは常温では存在しない・し難いモノを固溶化熱処理で
無理やり炭素を固溶し創り出したモノという感覚は業界に入り再認識しました。
従って、常温ではより安定した別の組織に変態してしまうのは仕方のないこと
だろうと思われますが・・・で、チタンとかはどう?なんでしょうかねぇ・・・

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その他の回答 (8件中 1~5件目)

2016/09/28 22:42
回答No.7

固溶化熱処理を施したオーステナイト系ステンレス鋼は非磁性。
でも非磁性といっても「常磁性」なので強力な磁石には弱いながら着く(参考URL(a))。

「材料に熱処理をし磁気とりを行い」
では熱処理後(加工前)では磁石検査を通るのだろうか。通らなければ材質を変えるしかない。通るのなら以下へ進む。

「粗加工→仕上げ」
SUS304Lを加工するとSUS316Lの場合よりも磁石に着き易い(参考URL(b))。だからSUS316Lの時よりもマイルドな加工条件を検討(前回及び今回の回答を参考に)。

別の案。どうせ熱処理をするのなら「粗加工→熱処理→仕上げ加工」に変える事を検討する。但し熱処理変形による変形を克服できるかどうかが課題。

2016/09/27 00:10
回答No.6

貴殿がURL上段の前々回質問(No.43973 SUS316磁気について)された内容の対策と同等を
先ずTRYしてください。

また、ステンレスに関しては、URL下段の“ステンレスについて解説・入門篇”を確認し、
概要を理解してください。
その中には、
◆ 磁性のある鋼種は、主要添加元素がクロム(Cr)のみのもの。記号では、SUS430の
  ように、4百番台の数字がつきます。
  冶金的には、フェライト系・マルテンサイト系の2種類に分かれます。
  クロム系ステンレスという場合もあります。フェライト系は、次に記すオーステナイト系の
  ステンレスに比べて一般的に耐食性に劣りますが、SUS材の中では安価なため、用途上問題
  なければコスト面で採用されることが多いようです。
  もちろん、磁性の必要な用途の製品には、フェライト系の材料を使うことになります。
◇ 磁性のない鋼種は、主要添加元素がクロム(Cr)とニッケル(Ni)です。
  記号では、3百番台の数字がつきます。オーステナイト系ステンレスと呼びます。ニッケルが
  入ることで、耐食・耐熱性が向上します。
  価格は、上記フェライト系ステンレスより(当たり前ですが)高価です。ニッケル系ステンレス
  と呼ぶこともあります。
  厳しい加工や溶接で素材が変質した部分は、磁性を少し帯びたり腐食しやすくなります。
の磁性に関する内容や、
★ また、主要鋼種において、炭素(カーボン・C)の含有量を、微量に抑えたローカーボン材が
  あります。
  炭素は、素材の強度(硬さ)を左右するとともに、腐食や、割れなどを起こす原因になる元素
  です。
  炭素量を低減(0.03%以下)して、耐食性を高めたものが、ローカーボン材です。
  記号の最後に、SUS304Lのように、L(える)をつけて表します。少し柔らかめの材料
  になります。(価格も高くなる)
の炭素量を低減(0.03%以下)して、耐食性を高めた、ローカーボン材(SUS***L)に関する内容も
あります。

SUS304LもSUS316Lも同じ3百番台の数字がつく、炭素量を低減(0.03%以下)して
耐食性を高めたものが、ローカーボン材ですから、おのずと対策も似かよります。

2016/09/26 20:48
回答No.5

前のご質問に対する回答以上の情報は難しいと思います。
http://mori.nc-net.or.jp/EokpControl?&tid=312296&event=QE0004



要求仕様は、単に“磁性がないこと”なのでしょうか?
透磁率の測定法が規定されていて、透磁率の値で合否が判定できるように
なっているのでしょうか?
磁石に付かなければいいだけの仕様であれば、一般的なフェライト磁石で
確認することで判断してもよさそうに思います。


微小な磁力を応用した測定器などの部品であれば、SUSではなく銅合金に
変更するなどの方法があると思いますので、設計者と協議なさっては如何
でしょうか。

>成分分析にて不合格

材料の成分分析では、磁性は検出できないと思いますが、どのような検査
を行っているのでしょうか?
また、切削加工で材料の成分は変化しないので、加工前に成分分析すれば、
不合格となる材料はリジェクトできると思います。

とても理不尽な不合格判定に思えます。

特別な事情があるのでしょうか????????

補足

2016/09/27 08:28

ありがとうございます。
ネオジウム磁石での検査方法で滑り落ちれば合格だったのですが、成分分析にて不合格となりました。

質問者
2016/09/26 20:34
回答No.4

加工形態は?
ミーリング、ターニング、ドリリング...

(1)さんご回答の通り重切削をやめる→切削抵抗を減らす
イメージとしては
・ステンレス加工用の低切削抵抗工具を使用する
・切込みを1/2に
・切削速度を50%アップ
・刃あたりの送りを50%アップ
・水溶性クーラントを目一杯にかける

2016/09/26 20:33
回答No.3

加工で出来る事としては、せいぜい加工変質層を減らす事くらい。
それでも原理的に完全に無くす事は不可能でしょう。
完全に無くそうと思うと加工後に熱処理するしか無い筈です。

とは言えそれだと精度的な問題が出てしまいますね。
加工変質層の深さは精々 0.何mm 程度なので、
荒加工の加工変質層を残さない事が1つ重要な点。
仕上げの切り込み量は、荒加工の加工変質層を完全に除去出来るだけは確保する。
その上で、よく切れる刃物を使う。

あとは都市伝説的な方法としては逆剃り(前加工と逆方向に削る)というのがありますが、
旋盤ならともかくフライス加工では左勝手の工具はかなり希少なので
あまり現実的では無いです。


あと気になる点。
ネオジウム磁石がくっついてしまうとの事ですが、
そ~っと触れさせてくっつくのなら磁性を帯びているのでしょうけど
例えば磁石をペコペコ動かしたりして判断していると、
導体では渦電流が流れて完全な非磁性の物でも磁石に反応してしまいます。

例えば銅やアルミの様な非磁性体でも、ネオジウム磁石のような強い磁石を
その側で動かすと磁石の動きに反応しますが、磁性を持っている訳では無いです。
そういうのを取り違えているという事は無いでしょうか。
念のため。

お礼をおくりました

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