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製品寸法における交差についての考え方
2023/10/19 17:22
- 交差についての一般的な考え方とは、製品寸法において交差が関係するかどうかを考えることです。
- 製品を作る際、交差の中間点を狙って寸法を設定する場合もありますが、一般的には交差に関係ない製品寸法で作ることが普通です。
- 寸法に多少のズレがあっても交差の範囲内に収まると思われる場合は、交差の中間点を意識する必要はありません。
交差についての一般的な考え方とは
2017/06/07 22:11
NC旋盤にてPTFEの切削加工を修行中の者です。
外径20(+0-0.2)×内径10(+0.2-0)×厚み2t(±0.1)
という製品を作る時、自分は19.9×10.1×2で制作しています。
理由は交差の中間点になるように作ったほうがいいと思うからです。
多少±のどちらにズレても交差の範囲内に収まると思うからです。
しかし、上司に20×10×2で作るように指示されました。
一般的には交差関係ない製品寸法で作るのが普通なのか、交差の中間点を狙って作るのが普通なのか、どちらが正しいのでしょうか。
回答 (7件中 1~5件目)
たくさん回答がついて、無駄書きになりそうだけど、
回答者には、貴殿の上司が一般論を御存知ないとする根拠はありません。
また、通常、個別指示は、一般論より優先します。
個別指示が理解できなければ、必要なのは確認することです。
> 一般的には交差関係ない製品寸法で作るのが普通なのか、交差の中間点を狙って作るのが普通なのか、どちらが正しいのでしょうか。
実際、例示のもので ネライどうしますか と聞かれたら
私も、基準寸法でやっとけ と言いますね。たぶん。
片側公差だから、外径マイナスだから、内径プラスだから、機械能力が、客先要求が、、、
丁寧に説明するかどうかは別ですけどね。
問題の立て方が、恣意的と見えるのは、穿ち過ぎかしら。
当然のように、不良になってもいいとは言っていないと思う。
> 上司はなにも考慮してしてないと思われるので、自分の公差で行こうと思います。
なんでそうなるかなぁ。
上司の説明不足もあると思うが、上司の話はちゃんと聞くべきだと思う。
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公差に限らず 一般的な大原則は
>とりあえず責任を取るのは製造者である自分なので自分の考えで行こうと思います。
ではなくて、責任を取るのは上司です
なので、上司が20と言えば20なのです
それで不良品が出たとしても、その責任は指示した上司にあります
部下が勝手に19.9にして 万が一不良品が出荷されてしまったら
それは勝手にやった部下の責任になります < クビを掛ける覚悟が必須
クビを掛けるのは上司であって部下ではないのです <上司はその為に高給なのだから
よーするに勝手に変更してはイケマセン
お礼
2017/06/09 08:55
すいません。それこそ一般的には責任を取るのは上司ですが、ウチは違います。
あくまで「製造者のミス」として製造者が責任を取らされます。
過去に先輩が上司の指示に従って製造したもので不良品が出て
給料から引かれたことがあります。
客先に頭を下げるのは上司かもしれませんが、結局割を食うのは現場です。
公差の話しとズレしまいました。すいません。
失礼かもしれませんが、
あなたの上司は公差を知らないのではないですか。
あなたの記載図面?公差は省略
外形20x内径10x厚み 2と書いてあれば
20x10x2で加工しますよ。
外形、ちょっとでかすぎ、内径ちょっと小さすぎ、厚みちょっと厚い
でNGが普通。
ですので弊社のあんちゃんには19.9±0.1
内径、厚みも同様に中央値、公差を変えさせてます。
寸法公差が判るか如何かじゃないですか。
お礼
2017/06/09 09:04
公差を知らないはずはないと思います。
公差も知らずに上司やってるならちょっと問題ですよね(笑)
ただ聞いても説明できないので100%知ってるとは断言できないのが
つらいところです。
ちなみに質問したものは、図面に
外径20(+0-0.2)×内径10(+0.2-0)×厚み2t(±0.1)
のようにそれぞれ寸法に対して公差が指示されているものです。
上司の職歴は知りません。
詳しくは分かりませんが、噂レベルの話しでは社長のコネだとの噂です。
お察しの通り、仕事ができる人だとはお世辞にも言えません。
図面は簡単なものなら読めるのは間違いないですが、難しい図面は分かりません。難しい図面を見てるところを見たことありませんので。
図面を書くのは私じゃなく客先なのでそこはなんとも分かりません。
よくあるのだと「安定して作れる範囲で」「呼び寸法に近い値で」作るというところでしょうか?
片側公差の場合、大抵は呼び寸法に近いことが求められることが多いと思います。
また、汎用旋盤よりも再現性に富むNC旋盤であれば、バイトの摩耗などによる加工寸法の変化より、面荒れ等が先に問題になることが多いと思います。
結果、図面で指示される公差幅よりも小さな値で加工コストの低減が頭打ちになることも多いと思います。
こういった条件では図面指示より厳しい公差域での加工を行うといったことも珍しいとは言い切れません。
今回の場合だと、±0.05の公差が簡単に出せるのであれば19.95(±0.05)×10.05(±0.05)のつもりで加工した方がよいかもしれません。
逆に±0.1の公差で精一杯というのであれば19.9(±0.1)(以下略)で加工しないと不良の山を作るだけです。
ただし、変なローカルルールを持っている企業も珍しくないので注意が必要です。
(NC加工だろうし中心値狙いになるはずだからと、19.9(±0.02)とかでできてくる前提の設計になっているとか…)
お礼
2017/06/09 09:11
±0.02~0.03は簡単に出せるものです。
19.95(±0.05)×10.05(±0.05)で作るというのはなるほどと思いました。
確かに中央値よりもそちらのほうがいいかもしれません。
今後の考え方の参考にさせて頂きます。
ありがとうございました。
>一般的には交差関係ない製品寸法で作るのが普通なのか、交差の中間点を狙って作るのが普通なのか、どちらが正しいのでしょうか。
情報不足なのでは?
交差関係ない製品寸法で作る → 加工実力に余裕が無いと不良の山
交差の中間点を狙って作る → 次回からは中国や東南アジアに発注される
もちろん製品のコンセプトによっても変わる。
コスト重視なら下だし、付加価値必要なら上だけど。
補足
2017/06/09 09:18
ごめんなさい。質問の意味が分かりません。
まず上司には質問しています。
「外径20公差+0-0.2に対して20で作ったら、刃先の摩耗などですぐに20.01、20.02と大きくなって不良品となってしまう。
それなのに20.00で作るのはなぜですか?」
と聞いています。
これに対する回答は「いいから20でやってろ」(もう少し丁寧な言い方ですが)です。
ちなみに他の方への回答にも書きましたが
20.01の製品が客先で発見されたら不良品になります。
その場合、上司が謝罪しますが減給されるのは私です。
お礼
2017/06/09 08:52
一般論より個別指示が優先されるのは分かってます。
ちゃんと理由があれば指示に従います。
しかし外径+0に対して+0.01でも「不良品」となるのに
0でやれ。というのは理解できません。
上司に聞いても上司は説明できません。
聞いても説明できない以上、責任を取らされるのは私なので
私の考えで行こうと思った次第です。
追記に気付くのが遅くなりました。すみません。
>「不良になってはいけないが、20ネライで行け。」
>=>どれだけ攻めるか、考えろ。
>が 上司の意図だとすれば、優しい上司ではないですか。
なるほど。確かにこの意図だとすれば優しい上司だと思います。
不良分給料天引きされなければ本当にそう思います。
検査担当はいません。
外注に出した製品を検査する人はいますが、私たち自社工場で作ったものは
検査は作った本人です。
製作しながらたま~に抜き取りで公差内に収まってるか見るだけです。
そのあと梱包したりはパートの方がやりますが、そこでは寸法についての検査はありません。
なので上司の言い分は「作って検査したのは製作者なのだから、不良分は製作者が責任取れ」ということです。
この状況なのでなかなか厳しいネライで攻めることはできません。
しかしネライ19.95で行くというのは今後頑張ってみたいと思います。