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プレス加工半抜き(ダボ)の断面強度について
2023/10/19 16:51
- プレス加工で半抜き(ダボ)形状を作成し、熱処理することで、断面強度を向上させる方法について調査しています。
- 自動車部品において、ダボ形状が使われる箇所では、材料組織が重要となります。断裂が発生すると、強度が不足する可能性があります。
- 現在、設計者がプレスメーカーや熱処理メーカーに相談しても明確な回答が得られず、困っています。メカニカルなアドバイスや類似品での検証方法について教えていただけると助かります。
プレス加工の半抜き(ダボ)の断面強度について
2017/07/10 17:14
いつもお世話になっております
タイトルの件につきましてお伺いします
プレスで半抜きに近いダボ形状に成形し、その後熱処理します
(硬度HRC40程度)
ダボ形状は円形で凹側の方が凸側より若干、径が大きい形状です
材質はSCM435かS45で考えています
自動車部品の量産品です
自動車部品としての使われ方で応力が集中するところにダボ形状が
あるのでダボ部で材料組織と言えばいいのでしょうか?(ファイバー
フロー?)切れていると強度が足りません
小生アッセンブリメーカの設計でプレスメーカに聞いても熱処理
メーカに聞いても明確な回答やアドバイスがなくて困っています
メカニカルなアドバイスや類似品での検証の方法(型を起こせないので)等
ご教授頂けると幸いです
回答 (3件中 1~3件目)
私が製品設計してた時(前世紀)は経験と勘と、試作による評価実験です
現在はCAEをかけているはずだが、最後は経験と勘だと思います
なので誰に聞いてもわからないというのが回答
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ダボ出しの目的は?
通常ダボは平板同士の位置決め又は平板のSpot溶接を
Projection(突起)溶接にする場合の手段です。
と私は思います。
ダボは外周板と切り離されてますので強度の要求は?です。
ダボをStopperに使用する場合は凹部を溶接する。
お礼
2017/07/13 17:03
ダボ出しの目的は摺動部品で断面を成立させる為です
材質的に溶接は難しいと考えています
切り離されてる前提で強度でる方向で考えて行く
つもりです
ありがとうございました
>ダボ形状は円形で凹側の方が凸側より若干、径が大きい形状です
ということは、半球状ダボの立ち上がり部の肉厚が薄いことを意味している
ように考えられます。
この肉厚が薄い部分の、肉厚のばらつきがどの程度に管理できるか、
組織の健全性が確保できるかによって、答えは大きく異なると想定されます。
「半抜き」と記載なさっているのが事実に近いならば、上記の肉薄部は、
ダボ自体を維持するには十分な強度であっても、外力に耐えるような
肉厚の確保や組織の健全性が保てていないと感じます。
肉薄部について、円周全体に対して肉厚が均等ではなく、一部分が
脆性化していれば、熱処理によって一層靱性が低下するものと思います。
ダボの部分について、きちんとしたな強度設計が必要であれば、塑性変形
に耐えうる材質選定(単に、SCMやS45Cではなく、エリクセン値などによる
指定)及び、肉薄部の肉厚及び組織の健全性を確保するプレス条件(型
及びプレス機の精度、潤滑条件)などを管理する必要がありそうに思います。
お礼
2017/07/13 17:00
ありがとうございました
参考にさせて頂きます
お礼
2017/07/13 17:05
おっしゃる通りだと痛感しました(してました)
ありがとうございました