自動車型と弱電型の違い
回答(4)
[答え]
[素人]
[自信あり]
>剛性アップのポイントはどのような所でしょう?
私どもの会社で使用した金型の故障事例から言いますと、①ショルダーパンチの破損(シャンク・ツバ)
②トリムパンチの落下(折れ・ボルト折れ)など
3000ショット前後での故障が起きました。
プレートの厚み・パンチの大きさ・ボルトサイズなど
すべてにおいて薄い・細い・小さいで
強度計算をしてみると、強度不足による故障だと
わかりました。
被加工材から強度計算(安全係数)してもらえれば、
十分な型構造になると思います。
●質問者からのお礼
自動車型サイドから見たご意見、有難うございました。penpenさんのおっしゃる『薄い・細い・小さい』非常に勉強になる3原則です。十分な耐久性を持つ型構造を目標に設計したいと思います。
回答(3)
[答え]
[専門家]
[自信あり]
> 私達が手がけている弱電型では工程設定が、最初に決まっている事がほとんどで、
> カット位置、曲げ位置、絞り位置などをお客さんに知らせる事はありません。
設計から行っておられる場合は、この問題に直面されることも多いと思います。
また、要求される工程要素に戸惑われるのも理解できます。
仰るように弱電の場合は金型設計の段階で工程の段取りを指示されることも無く、
大概は製品図のみ渡されて後は自由にと言うパターンが殆どなのですが、
自動車関連の場合は工程要素が生産効率に非常に大きく左右されると言う
概念からこのあたりの設計には敏感ですね。あまり関係ないと思われる
トランスファーの金型でも指示される事が多々御座います。
ご質問の工程設定図に関しては、弱電の金型を主に製作していたときには
無かった概念ですが、逆に現在は弱電の金型設計の時にも最初に工程要素を
考えてから設計を行うようにしております。最終的にはこの手順の方が
無駄の無い動きを作り出せますし、承認図面を提出する際にも別途、工程要素の
考え方を簡単にまとめて提出することで客先にも信頼を得ることが出来ています。
この考え方が社内に浸透することでクレームも減りますし、競合に対する一つの
『売り』にもなると思います。また設計されたCADデータは最終製品単位で
ファイルしておきますとノウハウと工程要素の蓄積になりますし、
新たな設計の際にも工程要素レポートを若干改ざんするだけで提出できますので
手間はそれほど掛かっておりません。
日本は精密技術が売りでしたが、残念ながら弱電の金型技術は要求される精度に
見合った耐久性や取り扱いやすさが欠けていたのも事実だと自動車メーカとの
お付き合いの中で認識しました。弱電の金型設計にも生かせるアイデアは
特に自動車金型設計のノウハウにたくさん隠れていますね。
今は効率を更に上げる工夫を考えるのが私の中でのちょっとした楽しみになっています。
厳しいご時世だとは思いますが、お互い頑張りましょうね。
●質問者からのお礼
弱電型・自動車型の違いについて、非常に参考になる返答有難うございました。私ども、現在まで蓄積した金型技術を無駄にしないよう、がんばりたいと思います。
回答(2)
[答え]
[素人]
[自信あり]
こんにちは、
自動車部品の金型を使用している立場からもうしあげます。
弱電関係の金型を製作しているところの金型は、壊れやすいですね。
まず、被加工材のことを考えて設計しているのかといいたいところがありました。
自動車の金型では、高張力鋼板(ハイテン材)がメインで、引張り強さ440N/㎜2以上です。
プレス加工時の刃物に及ぼす反発力もありますから、
弱電関係の金型より剛性を持たせたほうがよろしいと思います。
◆質問者からの補足
早速のご返答有難うございます。
回答(1)
[答え]
[専門家]
[自信あり]
難しいご質問ですね。
弱電の金型も自動車部品の金型も作っておりますが、パーツによって違うので
統一見解は出すのが難しいです。刃物の場合はSKH-51に焼入れを行って仕上げる
パターンが多いですし、鋳物も鉄なのか軽合金なのかによって若干違いますが
SKD-61系統が多く使われます。
設計段階で注意すべき点は鋳物の場合はカジリが出にくい構造にすることと
刃物の場合は再研磨して再使用出来る様な構造にしておくと喜ばれます。
弱電型との差異は殆ど無いと思いますが、私どもでは車関連の金型の場合は
特にコストを気にして設計します。イニシャルコストは勿論ですが、メンテを
含むランニングコストを抑える事が売りになります。このあたりは半導体などの
使い捨て感覚の金型とは大きく違う点でしょうか。
具体例なら挙げられるのですが、あくまでも一般的な回答として受け止めてください。
◆質問者からの補足
早速のご返答有難うございます。|
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