第10回 日本電鍍工業 株式会社

日本電鍍工業 株式会社 代表取締役 伊藤 麻美 氏 代表取締役 伊藤 麻美 氏

日本電鍍工業 株式会社

所在地

埼玉県さいたま市北区日進町1丁目137番地

TEL

048-665-8135

FAX

048-665-8136

担当者

原田 維城

事業内容

医療器具、ロック(ドア)、筆記具、釣具部品、理容器具、ライター、アクセサリー、時計ケース・バンド等金属・非金属の保護膜、耐蝕、装飾、耐摩耗を要する部品

ゼロからの挑戦!

埼玉県は大宮に工場を構える日本電鍍工業は、管楽器関係・電子部品・医療関係・宝飾など、幅広い分野のめっきを手がける。
同社の設立は1958年。当時は時計のバンドに使われる部品やケースのめっきをメインで現社長伊藤氏の父親がスタート。
この時はまだ、日本の時計製造が走り出しのころで、品質にはとてもシビアだったため、メッキ液の開発から行っていた。

異業種からの挑戦

話をうかがった伊藤氏が代表取締役に就任して今年で3年半。それ以前に、8年間ラジオ番組等のDJを勤めるという異色な経歴をもつ。その後、つぎの道(人生)に進むステージとして、宝飾関係の鑑定・鑑別の資格を習得するため1年間、カリフォルニアへ渡った。

帰国後、同社がメインで行っていた、時計のシェアが8割から2割に落ち込み、会社の経営状況が傾いていると知った伊藤氏は「誰かがやらねば!」と思ったという。これまで、自分が好きな道を歩んでこれたのも、学校に通うことができたのも、この日本電鍍工業があったから。そう感じた伊藤氏は、会社の建て直しの道を選んだ。現在社員数48名。「とてもステキなスタッフ達に支えられています。」と伊藤氏は微笑む。

インターネットへの取組み

インターネットの活用は、伊藤氏が就任する少し前から、こっそり進めらてきた。これまで売上げの大部分をしめていた時計関連の部品が日本から中国へ流れ、シェアがいっきに落ち込み、新しい分野・新規取引先の獲得を強いられていた。それを知った伊藤氏は、「今こそインターネットを活用するときだ!」と決心したという。最初は、NCネットワークへの登録を試み、自宅でコツコツ、メールのチェックや自社にあう、発注案件がないか探していた。それからすぐ、1件のメールが舞い込んできた!ネットの活用を決心したものの、正直、半信半疑だった。しかしネットの効果をこのとき初めて体感し、本気に取り組もうと思ったという。

その後も、同社への問合せは増えていく。伊藤氏が社長に就任して1ヵ月後、医療関係のメーカーがホームページを見たと言って工場を訪れた。ずっと厚付けめっきで困っていた。こんなすばらしい会社が近くにあるなんて。インターネット経由で、同社を見つけたのだ。その後も数百万の仕事を毎月継続的に受けている。

また、現在では新規のお客様からの問合せが毎月10件以上にのぼり、ネット経由で受注した大口の案件が3・4件継続している。インターネットは今の同社の売上げに大きく貢献しているのだ。

無限の可能性

伊藤社長はインターネットについて、こう語る。お客さんは確実に探している。インターネットの方が仕事が決まる確立が高くなってきているのを実感。

これまで接点を得られなかったような人と出会えたり、時には励ましのメールが届くことも多々あるという。そしてビジネスへ発展することも。どこにチャンスがあるか、わからない!インターネットが秘めている、無限の可能性に、胸躍らせる伊藤社長の笑顔が、同社の今後の活躍を感じさせる。

日本電鍍工業 株式会社

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