第76回 株式会社 熊防メタル

株式会社 熊防メタル 取締役総務部長 前田 義則 氏 代表取締役社長 前田 博明 氏

株式会社 熊防メタル

所在地

熊本県熊本市長嶺西1-4-15

TEL

096-382-1302

FAX

096-382-0352

担当者

取締役総務部長 前田 義則

事業内容

アルマイト・導電性アルマイト・3価クロメート亜鉛めっき・無電解ニッケル・KBM処理・電解研磨 貴金属・その他のめっき

表面処理のトータルコンサルティングとして新しい価値を生む

熊防メタルは表面処理のトータルコンサルティングとして、新しい価値を生む「THE BEST OF QUALITY」として、オンリーワンテクノロジーで熊本から全国へそして世界へ羽ばたこうとしている。

オンリーワンテクノロジーを熊本から全国へ

熊防メタルは表面処理技術のパイオニアとして、自動車、半導体などの先端分野をはじめ、家電、医療など、幅広い業界のニーズに応えるべく努力をしているメーカーである。より複雑化・精密化する製品や多様化する素材に、新しい特性や性能を与える表面処理加工の重要性は高まっている。

同社は特に設備が充実しており、優れた技術と高い意識がある会社である。いち早く大型処理装置を導入してから数年経つが、液晶関連部品やその他大物アルミ製品の受注も増え続け、順調に売上を伸ばしている。日本最大級の設備ラインもある。また、独自技術を開発し、他社にない強みをもつことで、全国からの問い合わせや受注に繋がっている。

硬度Hv 600以上の表面処理技術を開発

同社は独自技術のオリジナルアルマイトで更なるアルミの可能性を広げ、未知の分野へ挑戦し続けている。そのオリジナルアルマイトについて伺った。

■導電性アルマイト「コスモコート」
一般的なアルマイト皮膜は電気を通さない。同社のコスモコート、106~10Ωの班導電性皮膜である。半導体、液晶をはじめとする静電気を嫌う製造現場において、多数採用されている。更にコスモコートの黒は耐熱、耐候制に優れ、高温化での使用にも適している。
■高品質アルマイト「スーパーアルマイト」
普通皮膜と同膜厚のアルマイト。耐食性の劣化や発塵の原因となるクラックの発生がない、クラックレス皮膜。一般的なアルマイトの硬度が~Hv 200に対し、~Hv 300の硬質アルマイトとほぼ同程度の高硬度も特徴。
■クラックレス硬質アルマイト「イーマイトCL」
硬度は一般的な硬質アルマイト相当のHv300~400だが、硬質アルマイトの欠点である“クラック”を解消した、クラックレス皮膜(膜厚~30ミクロン)。処理による面粗度の低下も抑えられる。スーパーアルマイトよりも優れた耐食性と硬度を示す。
■高硬度硬質アルマイト「イーマイトSH」
硬度重視の硬質アルマイト皮膜。クラックの発生はあるが、より高い硬度(~500Hv)を得ることができ、耐摩耗性を要求される部品や治具などに最適である。一般的な硬質アルマイト技術では困難とされる、100ミクロン以上の膜厚を得ることも可能。

これらのような独自のアルマイト技術を探求しながら、顧客の期待に応える技術開発に努めている。例えば、昨年開発した「イーマイトウルトラ」は、試作レベルで「イーマイトSH」を超えるHv600以上を達成した。5月には量産体制を目指している。

WEB活用によって遠方へもアピール

同社の工場は熊本にあるが、技術動画をホームページ上に掲載して、遠方のお客様へも「WEBを通じて工場見学できること」をアピールしている。ホームページの本格的リニューアルと技術動画制作はNCネットワークに依頼した。リニューアル後は問い合わが増えただけでなく、その内容も幅広くなってきている。
更に同社は、環境の大切さを認識し、地域の自然や環境に配慮した事業活動を行っている。ISO14001及びISO9001認証取得による強固な品質体制のもと、品質レベルの向上は全てお客様に満足して頂ける不可欠の要素と考える。積極的な品質取り組み、EUをはじめ先進諸国で対応を義務化されている環境への配慮、リサイクルといった指令にいち早く対応した表面処理を行う。従業員一丸となって、自然との共生・地域社会との強調を図る企業の姿があった。

株式会社 熊防メタル

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