第88回 ジャスト 株式会社

ジャスト 株式会社 代表取締役社長 岡崎淳一 氏

ジャスト 株式会社

所在地

山形県上山市金谷字下河原1360

TEL

023-673-5125

FAX

023-673-5189

担当者

代表取締役社長 岡崎淳一

事業内容

硬質クロムめっき、ダイヤモンド電着、無電解ニッケルめっき

次世代めっきプロセスへの挑戦

問題解決集団

ジャスト株式会社は、創業以来半世紀に及ぶ伝統と実績を持つ、めっきのプロ集団だ。創業当時に一大産業だったミシン業界を中心に、オーディオ関連、自動車関連、OA機器関連、半導体機器関連と、時代と共に様々な業界へ貢献してきた。
創業者の方針は、お客様が抱えている問題を解決する集団である事。この方針は現在でも引き継がれ、お客様からの問合せは絶対に断らない。自社で対応出来ない事は、同業者やお付き合いのある企業に相談し、全力で対応する。「一度断れば、その企業からは二度と問合せは来ない。
一期一会を大切にする事が問題解決集団の根本だ」と
代表取締役社長、岡崎淳一氏は語る。

岡崎氏が若くして三代目社長に就任したのは、就任当時国内メーカーの海外調達が激化している最中であった。特に自動車関係の煽りを大きく受け、受注量が低下していた。この状況を打破する為には自ら新しい業界へ参入していく必要があると営業展開を加速させた。当時はお客様から依頼された分だけやっていた「ダイヤモンド電着」という独自技術を広く知って貰う為、2009年産学官連携の医療機器学会向け展示会に出展。新しい取組みに対して社内の反対意見がある中、ジャストの礎である専務取締役・今野高志氏の支えも大きかった。

多彩な特殊めっき技術

「銀めっき」:かじり防止や締付け力向上の効果を
高熱、高圧な状況下にて発揮する

めっき技術は、現場、現実、事実の中からヒントを発見し仕掛けを作る、いわば手品の様なものである。「この仕掛けをシンプルにする事で多用性に繋がる」と今野専務は語る。最先端技術へ挑戦する裏側には、技術の研鑽に情熱を注ぐ姿勢があった。2012年からは国内だけでは無く海外の展示会にも毎年出展し、高付加価値の追求と国内外の市場開拓に注力している。
製法特許を保有しているステンレスナット内面「銀めっき」は、ネジ部のみに薄く均一な部分めっきを施す技術だ。1992年『第17回発明大賞』を受賞し、
国内シェア50%以上を占めるまでになった。現在では新工場の増設に着手し、
生産性向上に取り組んでいる。

独自技術「ダイヤモンド電着」
ダイヤモンドサイズは、#18から#100,000まで
対応、0.2μmの超微粒ダイヤの電着も可能。

 

またジャスト独自の複合技術「ダイヤモンド電着」は、ダイヤモンドという強固な材質をめっき被膜により材料への固着を実現している。極細φ0.02~2mmの長さでも均一分散し、単層・多層にも対応しており、高度な加工性が求められる微細加工ツールや、グリップ力が求められる医療器具に使われている。今後はさらに、独自の技術商号取得に向け取り組んでいる。
その他様々なめっき技術を支えているのは、治工具製作だ。硬度な部分めっきの生産性と品質を確保し、科学技術長官賞を2部門で受賞する程の実力である。最先端技術を実現させている裏には、今まで積み重ねてきた現場の力があるのだ。

ジャスト 株式会社

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