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SKD11とSKS3の使い分け
回答(4)
[アドバイス] [関係者] [自信あり]
SKS3にはどうもその会社によって好き嫌いがあるみたいです。
ウチでは基本的にSKS3は使いません。成型はすべてSKD11です。
その理由は
①ウチにとってSKS3はあまりにも中途半端な材料。
②100~300ショットでも絞り形状が少しでもあるのならば、焼きつく恐れがありますので、ウチでは絶対使いません。
③SKS3を使うならば、S50Cを使ったほうがマシのイメージです。
④焼いれ後、鋼材を綺麗にするのが大変。
⑤焼入れ後、ひずみが大きすぎる。
ウチでは完全にSKS3に関して、毛嫌いをしていますが、一つの意見としてお聞きください。
参考になれば幸いです。
●質問者からのお礼
これまでの方の意見とは異なっており興味深いです。
回答(3)
[アドバイス] [専門家] [自信あり]
工具に求められる一般的な特性として、耐摩耗性と靱性が上げられますが、両鋼種を比較した場合、いずれも SKD11の方が優れております。一方、材料価格、熱処理費用、切削加工のし易さなど、イニシアルコスト面では、SKS3 の方が、はるかに有利で、おおよそ 30パーセント以上、安くあがります。ご質問の使用条件にたいしては、SKS3で、十分であります。ただし量産化、ハイサイクル化の場合は、工具の温度上昇などによる、焼き付け(凝着摩耗)の不具合が懸念されます。このような場合は、耐凝着摩耗性の改良された DC53など8Cr系ダイス鋼が推奨されます。JIS-SKD11は市場に出て、すでに50年経過、工具の使用条件が変化し切削加工性や耐欠け性など、ニーズの変化に対応出来ない例が多いので、新しい鋼種の開発が進んでおります。念のため追記します。
●質問者からのお礼
コスト面での情報をありがとうございます。
回答(2)
[アドバイス] [関係者] [自信あり]
100~300ストローク程度であればSKS3が良いと思います。
SKD11は被切削性が極端に悪く、研削加工ではワークを削っているの
か砥石を削っているのかわからなくなるほどです。
(まあ、ボラゾンを使用するのが一般的とは思いますが・・・)
試作程度の量であればパンチの加工性を考慮し、SKS3がお勧めです。
●質問者からのお礼
確かに、下の方の回答にもあるようにSKD11だと試作レベルでは扱いづらい材料のようです。
回答(1)
[アドバイス] [関係者] [自信あり]
特性比較
被削性 焼入歪み 靭性 耐磨耗性 放電加工性 用途
SKS3 ◎ × 〇 〇 × 汎用プレス型
SKD11 △ 〇 △ ◎ 〇 量産用プレス型
少量生産の金型では、SKS3が使われます。量産時にはSKD11です。
今回のではSKS3で良いのではないでしょうか
■参考URL
http://www.mol.ne.jp/lecture/press/category/material/162.html●質問者からのお礼
簡潔かつ判りやすい回答をありがとうございます。|
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