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【コストダウン】 メタルスリーブによる金属管の工法転換

2010-08-09

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開発の効果

一般的な金属管は溶接、引抜や切削にて製造されます。
遠藤製作所では、温間深絞りと特殊回転塑性加工を複合した独自の製法(メタルスリーブ)により、従来不可能とされていた高精度-超薄肉管を低コストで製造することを目指しました。





開発の効果

従来の工法にくらべて大幅なコストダウンを実現。溶接品のような継ぎ目も無く、耐久性に優れています。ステンレスをはじめ、銅合金、ニッケル合金、クラッド材、チタンなど、各材質の超薄肉(20μm~)金属管の製造が可能です。偏肉、ベローズ加工など、各種形状への対応も可能です。

※ OA機器、自動車部品、宇宙関連、新エネルギー関連など各分野での活用事例
・ OA関連 … ローラー部品の材質転換により、熱伝導率を改善
・ リチウム電池 … バッテリーケースに採用され、製品寿命を大幅に向上
・ 燃料電池 … メタルスリーブの導入により、耐久性がアップ


下記の掲載画像のような形状の場合、従来の工法に対し最大40%の大幅コストダウン。
メタルスリーブでは、1枚の材料に対し、プレス加工(深絞り、超深絞り)とスピニング加工を行います。どの形状でも同じ工法で加工可能であり、工程削減が出来、これがコストダウンに繋がります。また、溶接を行わないために継ぎ目の無いシームレスパイプとなっており、耐久性にも優れています。





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