第5回 インターネットのビジネス利用状況アンケート調査

ホームページを通じての売上金額が1億円を超える中小製造業が出現!!

 NCネットワークのEMIDAS登録会員(データベース会員)に対してホームページ営業についてのアンケート調査を行い、320社より回答をいただいた。
(アンケートにご協力いただいた企業一覧はこちら▼▼▼ 別ウィンドウが開きます)

 今回は、ホームページを通じて 1億円受注を獲得した企業が登場した
 又、ホームページを通じて受注した会社の割合や売上金額も前回より着実に増加しており、中小製造業においてもインターネットを活用したビジネス・スタイルが浸透してきたことがうかがえる。


調査方法 Web上でのアンケート回答入力(従ってインターネット接続できている企業のみ)
調査対象 EMIDAS登録会員
有効回答数 320社
調査時期 平成13年2月19日~3月2日(14日間)
回答者の役職 320社のうち取締役以上の経営者自身による回答が185(58%)、管理職 63(19.5%)、一般社員 72(22.5%)

設問1    自社ホームページを持っているか?
はい 230(72%) いいえ 90(28%)

設問2    ホームページを通じて受注があったか?
受注あり 123(38%) 受注なし 197(62%)

’受注あり‘と回答した企業が前回の35%から38%に増加している。伸び率は小さいが着実にホームページを通じた取引が増加している事が分かる。

設問3    ホームページを通じて受注した新規取引先への年間売上高
(設問2で‘受注あり‘の回答者のみへの設問)
10万円以下 27(23%) 10万-100万円 55(45%)
 100万-1000万円 29(24%) 1000万円-5000万円 6(5%) 
5000万円以上 1(1%) 1億円以上 2(2%)

今回、1億円以上という大きな売上をあげている企業が登場した。また、前回は’10万円以下’の回答が多かった(58%)が、今回は‘10-100万円‘の回答が55%となっており、取引額が着実に増大していることがうかがえる。

設問4    ホームページを通じての新規客先の数
1~2社 60(50%) 3~5社 42(36%) 6~10社 11(9%)
 11~20社 2(2%) 21~50社 1(1%) 51社以上 2(2%)

’51社以上’の中には500社を超えている回答もあり、インターネットを利用して新規取引先を開拓している会社は、ますますその傾向を強めているようだ。

平成13年4月2日