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2004年(平成16年)プラスチック成形加工学会 第14回「青木固(かたし)」技術賞受賞
トーノ精密は、東亜電化、本田技術研究所、岩手県工業技術センターとともに、2004年6月3日東京都・タワーホール船堀にて開催された第15回プラスチック成形加工学会年次大会にて「トリアジンチオール成形接着技術を用いた電気二重層キャパシタ用高気密ケースカバーの開発」により第14回「青木固」技術賞を受賞しました。
この度受賞の対象となった技術は、岩手大学、岩手県工業技術センター、東亜電化、トーノ精密で基礎、応用研究を行ってきたトリアジンチオール誘導体(RTD)による金属とプラスチックの型内直接成形接着技術を用いて、本田技術研究所と共同で行った燃料電池車向け電気二重層キャパシタの高気密ケースカバーの開発が評価されたものです。
開発した燃料電池車向け電気二重層キャパシタの高気密ケースカバーは、正極と負極となるアルミニウムとこれらを絶縁する樹脂からなる製品で、本技術を用いることによって、非常に高い気密性、接着性を有し、要求されるスペックや長期信頼性をクリアし、2002年12月2日に世界に先駆けて市販された燃料電池自動車ホンダFCXに搭載されました。
今後も応用展開が様々な分野に期待される技術であり、この度の受賞を機にさらに様々な製品開発を行っていきたいと思っております。
最終更新日:2020-04-17
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