1928(昭和3)年創業以来,私どもナゴヤギアは歯車ひとすじに技術の研鑽を重ね、専門会社としての総合力向上に努力してまいりました。その基本は「品質とコスト」であり、世界に通じる高品質な歯車を低コストで提供していくという姿勢です。
現在、私どもは変減速機をはじめ、一般産業機械、工作機械、各種設備、航空機、自動車など、モノづくり産業の広い分野で必要とされる歯車を提供しております。中でも、低騒音性に関する技術については、私どもは多くのノウハウを蓄積し、高い評価を得ているところです。
一方で、グローバル化、特に新興国の台頭によりモノづくり環境は大きく変化し、歯車業界も厳しいコスト競争に直面しています。また、リーマンショックからの回復途中で、東日本大震災に見舞われるなど、国を揺るがすような異変の中で、モノづくり産業もかつてない厳しい局面にあります。
しかし、そんな中でも日本のモノづくりは早くも前進の狼煙を上げ、持ち前の強さを発揮しつつあります。私どもも、お客様から歯車のご相談を受ける度にモノづくり産業の逞しさを感じると共に、今後も歯車を通じて貢献していくという思いを強くしているところです。
モノづくりに不可欠な歯車は、多様なニーズが生まれています。私どもはメイド・イン・ジャパンの品質保持を第一に、お客様のご要望に柔軟、且つ的確に応えられる総合力の向上に取り組んでいます。そのために、設備更新をはじめとした業務の効率化、合理化を進め、各セクションの従業員も品質とコストの両立に向けて意識を高めています。
21世紀になって環境・新エネルギーという新たな産業が成長しています。私どもも、風力発電用の歯車に進出しましたが、これには私どもが永く育んできた低騒音技術が活かされています。今後、歯車には新たなニーズがうまれるでしょうが、私どもは歯車専門会社としてお客様の期待にしっかりと応えていく所存です。
どうぞ、ナゴヤギアをよろしくお願いいたします。
最終更新日:2015-06-08
1928年(昭和3)8月 名古屋市熱田区池内町にて歯切加工開始。 |
1939年(昭和14)12月 株式会社として設立し、歯車製造を経営。 |
1944年(昭和19)2月 海軍監督工場に指定される。 |
1946年(昭和21)6月 本社を名古屋市南区星崎町字繰出66番地に移転。 |
1949年(昭和24)1月 名古屋商工局(後に名古屋通商産業局と改称)の指定工場となる。 |
1951年(昭和26)7月 商号を株式会社名古屋ギヤー製作所とする。 |
1957年(昭和32)5月 本社工場を名古屋市南区滝春町9番地に移転。 |
1963年(昭和38) 歯研部門に進出。 |
1979年(昭和54)12月 機械設備部門を名古屋ギヤー設備(株)として独立。 |
1986年(昭和61) 新事務所並びに新工場建築。変減速機部門に本格的進出。 |
1990年(平成2)4月 中小企業合理化優良企業として愛知県知事から表彰を受ける。 |
大府市鉄工団地に新工場建設。 |
1990年(平成2)11月 社名を(株)ナゴヤギアに改名。CIを導入。 |
1991年(平成3)12月 本社工場を新築。 |
1997年(平成9)3月 ISO9002:1994(国際品質システム)の認証(審査登録)を取得。 |
1997年(平成9)10月 英国・ヒンドルギア社と提携 |
2000年(平成12) 自動車用歯車に進出。 |
最終更新日:2011-09-23
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