導入メリット/技術区分 : コストダウン 材質転換 工程短縮 / 工数削減 軽量化 量産性向上 強度向上 金属プレス加工 切削加工 溶接 めっき
「プラスチックは精度が出ない・削れば反る」という認識を覆し、
■金属からプラスチックへの素材転換
■高精度のプラスチック加工をより正確に・よりスピーディーにする
ことを目的とし、公差100分台で、かつ広範囲におけるプラスチック平面加工を追求しました。
【板厚公差】 ±0.03㎜以内
【最大加工範囲】 350 x 1200 板厚 1.0t~
【表面粗さ】 ▽▽▽ 対応可
【使用例】 精密・微細加工部品各種 : 機械機構部品・治具・半導体部品等
機械部品 : ベースプレート・ラインパレット 等
研究・開発部門 : 試験片(テストピース)加工
【加工例】 ULTEM 1.7t x 300 x 1200 板厚公差 +0 / -0.05
PEEK 2.3t x 305 x 500 板厚公差 ±0.03
PL-PEM 21.7t x 250 x 1000 板厚公差 +0 / -0.03 等
【納入先】 金属・樹脂加工メーカー、樹脂加工メーカー
冶具加工メーカー、プラスチック卸、インテリアデザイナー 他
≪高精度≫≪板厚≫をキーワードとして、多くのプラスチック加工・金属加工メーカー様・治具メーカー様等、高精度加工を要求されるお客様より多数ご利用頂いております。
【お客様の声】
・高精度なので、2次加工以降の工程の加工性がとてもいいです
(金属・樹脂加工メーカー様 6面フライスにてリピート購入)
・今まで社内で加工していた板厚サイズには限界があり、岸本工業の板厚加工品を導入
したことによって、より広いサイズの板厚加工ができ、結果的にコストダウンにつながりました。
(樹脂加工メーカー様 2面フライスにてリピート購入)
・プラスチック素材の試験片加工をしてくれる会社をずっと探していました。
精度・仕上がり共に満足しています。お客様からも信頼を頂き、感謝しています。
(研究開発メーカー様 支給材の試験片加工のご依頼)
・寸法精度が出ていて、かつ透明なアクリルを探していました。
どれだけ重ねてもズレがなく、透明度も申し分なく、アクリルならここ!と決めています。
(インテリアデザイんメーカー様 アクリル6面フライスでご購入)
【社内での効果】
冶具設計~組立まで自社で行う為、完成までには加工性はもとより、組立時の効率も重要な要素となりますが、第1段階に【FF加工】があるからこそ、ロットの多い組立品も全てにおいて板厚が均一であるため、累積誤差が少なく効率的な組立作業を行うことができています。
広範囲で板厚が加工できることの大きなメリットですね。
また【お客様の声】でもある通り、アクリルも透明度を損なわず加工できるので、工業用としてだけでなく、医療関係・デザイン関係なども今後用途が広がりそうです。
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