ものづくりには根底に大切な「仕事への姿勢」があります。それはいくら生産設備が進化し、社会が高度に発展しても変わらないものと考えます。
私たちの切断する製品は、それ自体が最終的に完成した製品ではありません。多くの場合、お客様に手渡されて更に加工され、機械の部品、建物の部材などとして使われます。それが機械の最も重要な部分を構成するかもしれません。建物の中枢に使用され長期間にわたり大きな負荷を耐え続けねばならないかもしれません。そして一度セットされてしまえば、二度と目に触れることのないものがほとんどです。だからこそ、素材・加工ともに間違いのない仕事、丁寧で確実な仕事が求められるのです。私たちがなによりもまず素材の素性の確かさを大切にするのはそのためです。数十年、あるいはもっと先に機械や建物がその寿命を全うするまで、安心・安全にご使用いただけることを念じています。
そして寸法精度、加工品質へのこだわり。それはお客様に対する一種の「連帯感」とも表現できましょう。私たちが大きな原板から切り出した溶断品は次工程のプロの方々による加工のリレーを通じて最終製品に仕上げられます。「次に加工するお客様が使いやすいように」。これが私たちの使命です。
国産JIS規格の材料へのこだわり、鋼材証明書(ミルシート)の徹底管理、丁寧な切断、そして確実な納期――。こうした「当たり前」を一つひとつ愚直に積み上げて初めて、お客様の信頼が得られるものと信じます。
私たちはこの道40年以上になるベテランを筆頭に、鋼材の切断加工をずっと行ってまいりました。技能伝承を続けながら、一人ひとりが各自のベストを仕事のなかで体現すること、すなわち最高の仕事を模索しながら日々挑戦を続けています。人は仕事の中で気づき、学び、成長します。そして不断の成長の中に幸せがあります。私たちは鉄に鍛えられ、仕事に教えられ、そしてお客様に育てられているのです。
最終更新日:2012-01-12
【経営理念】
一、鉄を通じて社会を支えます。
一、顧客の信頼が私たちの報酬です。
一、最高の仕事のために日々挑戦します。
最終更新日:2012-01-12
すべてはお客様の使い勝手のよさのために-。
切断をご用命いただく図面は千差万別。その寸法・形状・材質などさまざまな要素を考慮し、最適な加工方法をご提案します。寸法精度、切断面の美しさ、歪の小ささ、そしてコストメリットを追求します。複雑な形状や小穴(板厚より小さな直径の穴)も限界まで対応し、お客様の利便性向上につなげます。
最終更新日:2010-08-24
1935年 大阪・九条にて坂元正二・はる夫妻が創業。 |
鉄の商いを始める(商号・坂元商店 ~41年)。 |
1949年 戦時中の休業を経て商売の再開。 |
1952年 「坂元鋼材株式会社」として法人化(12月27日、資本金250万円)。 |
坂元正二が代表取締役に就任。 |
主に太丸鋼を扱う。 |
1957年 第2工場完成。 |
鋼板加工を手がける。 |
1967年 資本金600万円に増資。 |
1974年 坂元良三が代表取締役に就任(坂元正二は会長に)。 |
資本金1200万円に増資。 |
1979年 第1工場・事務所棟の改修。 |
1980年 資本金1500万円に増資。 |
1981年 資本金2400万円に増資。 |
1989年 NCガス溶断機(小池酸素)を導入。 |
1999年 坂元正三が代表取締役に就任(坂元良三の急逝により)。 |
2002年 プラズマ加工機(コマツ産機)を導入。 |
2008年 第3工場完成。 |
レーザー加工機(独トルンプ)を導入。 |
最終更新日:2012-01-12
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