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【関東経済産業局】平成24年度戦略的基盤技術高度化支援事業
最終更新日:2012-08-22
新工法の変速機用シャフト 軽量・低コスト 世界注目【中国新聞記事より】
世界の自動車メーカーが注目する技術がある。自動車部品製造の久保田鐵工所が開発した変速機用シャフトだ。世界で初めて五方向からの同時プレス加工を実現。外部の加工と中空構造が一度にでき、軽量化と製造コストの削減に成功した。熟練の金型技術が生んだ新手法は、航空や船舶、農機具などの分野からも関心を集めている。
一本のシャフトを不思議そうに見つめていた男性が、思い余ったようにその場にいた技術者に語り掛けた。「どうやって造ったのですか。ぜひ金型を見せてください」
昨年十月、名古屋市であった自動車部品メーカーの技術展示会。久保田鐵工所のブースでこんな光景が繰り返された。展示したのは、中空構造が見えるよう断面にした自動車の変速機用シャフト。昨年初め、実用化のめどをつけた。
最終更新日:2011-05-26
金属部品新工法実用化へ【中国新聞記事より】
内部に凹凸をつくることで、金属部品の強度を保ちながら軽量化できる。新成形技術の対象は、強度が求められる変速機の歯車を束ねる鉄製の主軸を想定して開発している。
五方向からプレスすることで、鉄の棒の外部を成形すると同時に穴を開け、内部の空間に段差を付けられるのが特徴。千分の五ミリ単位で加工できる精度を実現した。
段差が無い場合より、部品の重さは約三割軽量化し作業工程も削減するため、製造コストは約三割減らせるという。従来の工法では通常、プレス機で外側を成形した後、別の機械で穴を開けていたが、内部の空間に段差は付けられなかった。
久保田鐵工所は二〇〇二年四月、取引のある部品メーカーを中心に十一社で中国融合企業化研究会を設立し、中空成形の技術開発を続けてきた。七月上旬、経済産業省の新連携対策委託事業に選ばれたため、同事業推進委員会に移行した。
委員会には金属加工のシグマ(呉市)、機械加工のハマダ(広島県府中町)など広島地区の七社と鳥取、静岡、北海道の各一社が参加。各社から技術支援を受け、来年三月までに変速機の主軸を実用化できるように技術を高める。
新成形の基礎技術を活用して、久保田鐵工所は七月初め、富士重工業(東京)の乗用車向けに変速機の小型ギア部品の供給をスタート。変速機を使う航空機や船舶、農機具などへも新技術を売り込む方針だ。
同委員会の代表を務める久保田鐵工所の山中成昭取締役は「人件費の安い中国に負けないように技術を高めるのが国内工業の生き残り策。自動車部品に限らず、さまざまな分野に応用できる」と強調している。
最終更新日:2011-05-26
「モノづくり革新展」P.I賞の部で最優秀賞を受賞
日本金型工業会・日刊工業新聞社が主催する『モノづくり革新展』における優れた新製品、新技術を顕彰する第1回P・I(プロダクト・イノベーション)賞」にて当社の中空シャフトとその製造技術が最優秀賞を受賞いたしました。今後も皆様の事業発展に幅広くお役に立てるよう一層努力してまいります。
最終更新日:2010-09-16
経済産業省主催「ものづくり日本大賞」で優秀賞を受賞
日本のものづくりに携わっている人材のうち特に優秀な人物に対して表彰をする経済産業省主催第一回「ものづくり日本大賞」の優秀賞に受賞テーマ「自動車オートマテックトランスミッション用サンギアの開発と実用化」で当社及び当社関連会社の(株)ユーケーが選ばれました。(平成17年8月3日付)
最終更新日:2010-09-16
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