「磁気応用科学分野の礎として人類の未来のために貢献する企業へ」
当社は大多摩金属工業として多摩川の畔に1964年に創業して以来、高透磁率軟磁性材料(パーマロイ等)の加工熱処理専業メーカーとして運営してまいりました。
透磁率を高めるためには、高度な熱処理技術(磁性焼鈍)が重要なポイントであり、熱処理と加工工程の手順の組合せが磁気特性に大きな影響を与えます。当社は独自に熱処理炉の改良を重ねながら、日本でトップクラスの技術力で適切な磁気特性を持った製品を供給し続けるべく研鑽を積んでまいりました。
微弱な磁気を応用した技術は新しい科学の発展には欠かせないものです。当社は高透磁率軟磁性材料を用いた製品の「加工技術」「熱処理技術」「性能設計技術」の3つを持った国内唯一の企業であるという自負とともに、磁気応用科学分野の発展をサポートするという使命を果たしたいと考えております。
そのため従来品の磁気シールド・集磁能力の技術向上はもちろん、従来技術を凌駕するような新しい製品・技術開発に注力し、世界の微弱磁気制御技術の発展のために提案型未来志向企業に脱皮すべく全社をあげて取り組んでおります。
今後もユーザーの要望に応えるべく日々改善を行うことはもちろん、ユーザーの価値創造を縁の下から支えるパートナーとして、さらなる企業の発展と社会への貢献に努めてまいりますので、相変わらぬご支援とご愛顧を賜りますよう心よりお願い申し上げます。
記
追記)
関連会社である株式会社e・オータマは、FCC、VCCI、CEマーキング等の電磁波規制業界トップクラスの規模と技術力を誇り、オータマが持つ低周波技術とプラスして高周波分野でも総合的にユーザーへサービスが提供できるよう心がけております。
株式会社オータマ
代表取締役 奥村 哲也
最終更新日:2021-04-02
「打つ手は高く、頭(こうべ)は低く」
(創業者 五十嵐耕司の言葉)
高い理想を掲げ、常に高い視点から広く物事をとらえ、高次元から判断をし、難題にチャレンジし続けること。しかしながら、たとえ商売が上手くいっても驕り高ぶらず、謙虚な姿勢を愚直に貫くこと。社会が求めるもの、世の中の役に立つものを作ることに挑み続けることこそが我々の使命。
最終更新日:2021-04-02
品質マネジメントシステムの国際標準規格ISO9001を取得したことを表すアイコンです。
最終更新日:2010-09-22
「環境マネジメントシステム」の規格を取得したことを表すアイコンです。
最終更新日:2021-03-09
1964年 (昭和39年) 2月 東京都稲城市押立1780番地に於いて大多摩金属工業株式会社創立、資本金100万円。磁気シールドケースの専門加工業としてパーマロイ(鉄ニッケル合金)の板金、プレス、水素焼純加工業を開始する。 |
1968年 (昭和43年) 7月 資本金300万円に増資する。 |
1969年 (昭和44年) 8月 財務管理、技術計算のコンピュータ化を実施する。 |
1970年 (昭和45年) 12月 現在地に本社工場を建設する。 |
1973年 (昭和48年) 7月 資本金1000万円に増資する。 |
1976年 (昭和51年) 3月 合理化工場として東京都知事賞を受賞する。 |
11月 電算機による合理化工場というテーマにてNHK教育テレビ「明日の経営」に3回放映される。 |
1977年 (昭和52年) 3月 八王子税務署長より優良申告法人として表敬状を授賞する。(第1回目) |
1978年 (昭和53年) 3月 合理化工場として中小企業庁長官より表彰状を授賞する。 |
1980年 (昭和55年) 工場増設完了と同時に各種自動加工工機を導入、NC化を実施する。又最大級大型水素焼鈍炉を導入し、大型パーマロイ製品の熱処理処理加工を可能にする。 |
1981年 (昭和56年) 4月 中小企業庁長官より中小企業合理化モデル工場として指定される。(第1回目) |
1985年 (昭和60年) 5月 核融合実験炉JT-60のイオン源、中性化セル用大型磁気シールドケースを製作完納する。 |
11月 電子顕微鏡の第1号シールド対策用ケースの納入。 |
1987年 (昭和62年) 2月 電磁波障害(EMI)に対応する為、電磁波シールド加工用生産設備及び検査測定装置を導入する。(亜鉛溶射加工開始する) |
4月 防衛庁よりMIL規格(MIL-W-6858Dスポット溶接)の認定を受ける。 |
1988年 (昭和63年) 7月 工場増設し、各種精密自動プレス機を導入し生産性の工場を計る。 |
8月 8月1日、株式会社オータマに社名変更する。(5月27日変更、6月20日登記) |
1989年 (平成元年) 11月 電磁波測定用オープンサイト1号機建設完成。イーエムシーオータマ株式会社設立。 |
EMI(電磁波測定)事業を開始する。(山梨県用地10,000平方メートル) |
情報処理装置電波障害自主規制協議会(VCCI)に賛助会員として入会する。(山梨県) |
1990年 (平成2年) 1月 情報処理装置電波障害自主規制協議会(VCCI)へ電磁波測定用オープンサイトを測定設備として届出し受理される(山梨県)。電磁波測定及び対策業務を開始する(山梨県)。 |
5月 米国連邦通信委員会(FCC)へ電磁波測定用オープンサイトを登録申請し受理(ファイリング)される。(山梨県) |
1991年 (平成3年) 2月 EMC・JAPAN’91の展示会に参加出展。 |
1992年 (平成4年) 11月 テレビ朝日の”東京NOW”に中小企業合理化工場として放映される。 |
1993年 (平成5年) 3月 中小企業庁長官より中小企業合理化モデル工場の経営合理化工場として放送される。 |
5月 NHKテレビのクローズアップ現代(5/31、PM9:30:~10:00)に電波測定用オープンサイトの電磁波測定及び対策技術が放映される。米国連邦通信委員会(FCC)の規定改定に伴い電磁波測定用オープンサイトをANSIC63.4に従い登録申請し受理(ファイリング)される。(山梨県) |
1994年 (平成6年) 1月 情報処理装置電波障害自主規制協議会(VCCI)の規定改定に伴い電磁波測定用オープンサイトを測定設備として登録し受理される。(山梨県) |
2月 株式会社オータマ創立30周年記念式典を行う。 |
1995年 (平成7年) 4月 中小企業庁長官より中小企業合理化モデル工場として再々指定される。(2年毎8回目) |
5月 ドイツ、テュフプロダクトサービスより電磁波測定用オープンサイトが承認試験所として認可される。(山梨県) |
9月 国家(運輸省)プロジェクト「メガフロート技術研究組合」に参加。「浮体ユニットでの磁気計測」の開始。 |
1996年 (平成8年) 磁場キャンセラーの開発、販売。 |
11月 ドイツ系企業テュフ・プロダクト・サービスジャパン(株)との合弁企業ティーピーエスオータマ株式会社を設立。EMS(イミュニティー)事業を開始する。(山梨県) |
1997年 (平成9年) 11月 磁気シールドルーム組立用クリーン新工場完成、本格的に受注・生産を開始する。イーエムシーオータマ(株)オープンサイト3号基完成する。(山梨県) |
1998年 (平成10年) 1月 シールドルーム組立工場建設、移動開始。 |
4月 EMC・JAPAN’98に出展。(6回目) |
2000年 (平成12年) 2月 特許取得(メガフロート実証実験にかかわる測定方法) 発明の名称 偏角測定装置 特許第 3033945号 |
2001年 (平成13年) 4月 ティーピーエスオータマ社員4名、ドイツの関連会社で研修し帰国後、社内改善等を大々的に推進し多数の顧客から絶大なる好評を得る。(山梨県) |
12月 磁気測定設備の測定精度、範囲、3軸測定、測定Data処理System等を含めて更に充実を計る。 |
2002年 (平成14年) 2月 世界最大級の超大型&高性能磁気Shield Roomを国土省関連の庁に納入する。 |
6月 日野税務署長より優良申告法人として表敬状を授与。(日野署より5年毎6回目) |
8月 イーエムシーオータマ株式会社をテュフオータマ株式会社に社名変更する。 |
10月 ティーピーエスオータマ株式会社をテュフオータマ株式会社に吸収合併する。 |
2003年 (平成15年) 6月 EMC展示会出展・インターネプコンジャパン出展 |
11月 ISO9001:2000認証取得 |
2005年 (平成17年) 2月 特許取得 発明の名称 磁気シールドパネル 特許第 3642478号 |
2006年 (平成18年) 2月 建設業の許可(板金工事等)取得 |
2007年 (平成19年) 1月 テュフオータマ株式会社をテュフズードオータマ株式会社に社名変更する。 |
8月 KES ステップ2登録。 |
2009年 (平成21年) 7月 経済産業省「ものづくり中小企業製品開発等支援補助金」を受け、新しい磁気シールドルームの開発スタート。 |
2010年 (平成21年) 経産省より「ものづくり中小企業製品開発等支援対象(サポイン)」として採択。 |
2013年(平成25年) 10月 テュフズードジャパンとの合弁解消。テュフズードオータマは、オータマの完全子会社となり、e・オータマに社名変更。 |
2014年 (平成26年) 2月 創立50周年記念式典開催。記念誌発刊。 |
2015年(平成27年) 3月 八王子みなみ野工場完成。稼働開始。 |
2016年(平成28年) 3月 ミシガン州立大学「FRIB」へ超伝導加速器用磁気シールド納入開始。 |
2016年(平成28年) 3月 高エネルギー加速器研究機構と共同研究開始。研究内容:極低温環境におけるパーマロイの磁気特性向上。 |
2016年(平成28年) 9月 直線加速器の国際学会、LINAC16に参加。(開催地:ミシガン州立大学) |
2020年(令和2年) 11月 ISO 14001:2015認証取得。 |
最終更新日:2021-04-02
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