株式会社シーイーシー

Reavirtry（リバトリー）は日産自動車株式会社（以下、日産）が開発した生産能力シミュレータです。
　ライン仕様検討時の設備稼働率の予測や生産能力比較、ボトルネックの抽出から、生産台数予測まで、さまざまな用途で高精度なシミュレーションを行うことができます。
　日産では、Nissan Production Wayと呼ばれる独自の生産方式の構築に取り組んでおり、Reavirtryはその改善ノウハウを取り込みながら、国内外工場で長年に渡り活用されてきました。

1）AGVや台車などの搬送設備導入時の、最適な台数の決定
2）生産計画の変動に対応した、最適な人員配置や中間在庫の把握

などに高い効果を発揮していますが、そのユーザインターフェースは至ってシンプルです。
　高度なスキルが要求されるモデル作成や、複雑なプログラミングは徹底的に簡略化され、誰にでも扱いやすいように設計されています。モデル作成は一般的な表計算ソフトの図形描画と同じ要領で行うことができ、プログラミングは最小限の数値項目を入力すればよいため、およそ半日のトレーニングで使い方をマスターできます。

世界220以上の国と地域で国際展開するDHLグループの一角を担うDHLサプライチェーン。超音波センサーと3D表現による“現場改善支援ソフト”を活用し、現場作業の改善に取り組み、コストダウン、生産性の向上、スペース効率の改善など大きな効果を上げている。