TD処理 が市場に出てから約40年。
表面処理技術(コーティング技術)・熱処理技術・洗浄技術の複合体であるTD処理は、
大変優れた技術であるにもかかわらず、これまで自動車部品を製作する金型にしかほとんど使われていませんでした。
業界的にも利益・量的主義の方向へ進み、TD処理そのものの技術を進歩させることは二の次となっているのが現状です。
わたしたちは、「品物自体の寸法変化が少なく納期が早い」という、表面処理の現在の流行に左右されることなく、
表面処理層の密着強度や熱間強度といった品質・技術レベルをさらに向上させ、付加価値のある技術を突き詰め、普及させていく使命があると考えています。
また、TD処理 は、VC(バナジウムカーバイト)以外にも、FeB(浸ボロン)・CrC(クロムカーバイト)など、
さまざまな炭化物・化合物を表面にコーティングもしくは拡散層を生成することが出来る、汎用性の高い技術です。
今後は新たな用途開発や、表面処理の化合物層の複合化などの、高い技術を開発し、
他業界にもこの技術を広めるために努力していきたいと考えています。
最終更新日:2018-06-15
最終更新日:2018-06-18
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