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~なぜ「トランジスタは使えない」という誤解が広まったのか~
<高周波焼入れ用発振器の歴史>
高周波焼入れで使用する発振器は、時代により大きく移り変わってきました。
・MG(モータージェネレータ・電動発動機)
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・真空管発振器・サイリスタインバータ
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・IGBT・MOSFET トランジスタインバータ
現在の主流は、IGBT または MOSFET というトランジスタ素子を用いたトランジスタインバータです。変換効率90%以上と、真空管発信器の50%と比較して大幅に省エネであり、真空管発振器をトランジスタインバータに置き換えるだけで電気代はなんと約半分に低減できます.
<「トランジスタは『使えない』」という噂>
ところが巷では「多品種の焼入れを行う焼入れ機にはトランジスタは『使えない』。なんでも焼ける真空管発振器が良い」という噂が広まっています。結論から言えばこれは大きな誤解なのですが、一体なぜこのような話が広まってしまったのでしょうか?
<誤解が広まった2つの理由>
上のような誤解が広まってしまった背景には、大きく2つの理由があります。
①初期にトランジスタインバータを商品化したメーカーが、その特性を充分に理解しないまま安直に真空管発振器を置き換えようとして失敗した。
②自社で日常的に焼入れを行っていない発振器メーカーが、高周波焼入れ業務への理解が不足したまま、負荷変動に弱いトランジスタインバータ・焼入機を納入して失敗した。
特に「②」については、未だに新たな失敗例を耳にします。
いずれも高周波焼入れを理解し、正しく設備を製作すれば避けられた失敗です。
それでは『使える』トランジスタの焼入れ設備とは、どんなものでしょうか?
<『使える』設備は、自社で焼入れしているメーカーが作っている>
『使える』トランジスタの焼入れ設備とは、一言で言えば「負荷変動に強い焼入れ設備」です。これを実現するには、トランジスタインバータと整合部(CT)をそのように設計・製作する必要がありますが、前提として以下の知見が必要です。
・どのようなワークを
・どのようなコイルで加熱した時に
・どのように負荷が変化するか
富士電子工業では、受託加工部門にて日常的に量産・単発の焼入れ加工、試作を行っており、そこで得たノウハウを反映させた設備製作を行っています.
真空管時代に使っていたコイルをそのまま使用できるのも、富士電子工業製のトランジスタインバータ・高周波焼入れ設備の大きな魅力となっています。
開発段階の試作から量産加工、社内設備化まで。富士電子工業は、設備メーカーだからこそできる熱処理ソリューションで、あなたの悩みを解決致します。
~高周波焼入れ トランジスタ 真空管 発振器~
・トランジスタインバータ「FOCUS」 電力変換効率(CTR) 95%以上、並列共振回路.
https://www.nc-net.or.jp/company/88995/product/detail/94678
・高周波焼入れとは? 電磁誘導を利用した誘導加熱
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・高周波焼入れ ローターコア焼き嵌め設備
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大阪府八尾市老原6-71
TEL:072-991-1361 FAX:072-991-1309
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会社名 |
富士電子工業 株式会社 (ふじでんしこうぎょう) |
エミダス会員番号 | 88995 |
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国 | 日本 | 住所 |
日本 大阪府 八尾市 |
電話番号 | 072-991-1361 | FAX番号 | 072-991-1309 |
資本金 | 8,000 万円 | 年間売上高 | |
社員数 | 130人 | 担当者 | 能美 |
産業分類 | 工作機械 / 産業用機械 / 輸送機器 | ||
主要取引先 |
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