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焼入設備には様々な管理項目があります。
圧力計、流量計、レベル計、温度計、この辺りはどの設備でも一般的かと思います。
焼入設備では「濃度」の管理も必要となっています。
この「濃度」とは、焼入冷却水の焼入液(原液):水の混合比率を指します。
今回の記事では焼入水の「濃度」についてお話いたします。
焼入液の濃度は通常、5%~12%程度で管理をします。
純粋な水ではなく、焼入液を混ぜる目的として、
① 理想的な冷却速度によりワークの割れを抑制
② 焼入冷却水の腐敗防止
③ 防錆性
以上が挙げられます。
特に①に関連して、焼入液の濃度を変更することで冷却速度を調整することができます。
濃度を高くした場合は油焼入れに近い緩慢な冷却となりますので、鋳物のような焼入感受性の高い鋼材に対して割れ防止の効果があります。
逆に、所定の濃度から外れてしまうと、冷却速度が変わる=焼入れパターンなどの品質が変わることになりますので、毎日の測定・管理が必要になります。
濃度の管理方法ですが、一般的に屈折計を用います。
果汁の糖度を測るのにも用いられるこの屈折計ですが、焼入液を数滴たらすことにより、目視での測定が可能です。
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高周波焼入れのIOT(可視化) FD-ioT(エフディオット) 熱処理 富士電子工業
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会社名 |
富士電子工業 株式会社 (ふじでんしこうぎょう) |
エミダス会員番号 | 88995 |
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国 | 日本 | 住所 |
日本 大阪府 八尾市 |
電話番号 | 072-991-1361 | FAX番号 | 072-991-1309 |
資本金 | 8,000 万円 | 年間売上高 | |
社員数 | 130人 | 担当者 | 能美 |
産業分類 | 工作機械 / 産業用機械 / 輸送機器 | ||
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