私達の事業はダイヤモンドやサファイアなどの素材の育成から、「切る、削る、磨く」の工程を一貫生産する工業用宝石を基軸として、専門性の高い産業分野において、多様なニーズに応えるコアパーツ及び製品の開発、製造に携わっています。 お客様の想いに一つ一つ丁寧に寄り添い、要望に真摯に答える『オーダーメイド技術力』、全自動・機械化では成し得ない「匠の技」を武器に、通信、半導体、ロボット、精密機器、医療理化学と多種多様なニッチマーケットで高い評価をいただいております。
私達の国内生産拠点は秋田県湯沢市、横手市と青森県黒石市の3か所にあります。
日本の東北地方は豪雪地帯であり、長い冬を耐え忍んできた風土と、粘り強い職人気質が育まれてきました。また、奥羽山脈、世界自然遺産の白神山地から流れ込む豊富な水と澄んだ空気は精密加工に適した土地でもあります。営業拠点は、国内はもとより、アメリカ、ドイツ、シンガポールにあり、量産工場はタイにあります。私達はグローバルネットワークを活かして、日本のものづくりを全世界へと繋いでいきます。
小さな島国である日本が、世界有数の経済圏を確保しているのは、創意工夫の積み重ねによる「匠の技」が世界で評価されているからに他なりません。
今後は、微細化・環境対応の要求がますます加速すると予想されます。これらの要求に応えていくために、世界のトレンドを先取りし、常に最先端技術を学びながらお客様から必要とされる技術力を磨いています。
そして、小さな製品の成功を積み重ねていくことにより、様々な企業の発展を支え、世の中に役立つ製品を広めていくことが私達の誇りです。
私達は創業以来の『一社如一家』という考えのもと、社員一人一人がオーダーメイド技術力、生産力、創造力を追求し、社会に貢献する日本のものづくりを推進していきます。そして、日本人の「匠」マインドを継承するという強い使命感を持ち、未来を紡いでいきます。
代表取締役社長 並木 里也子
最終更新日:2023-10-18
Orbrayは「一社如一家」をバリューとしています。社員のみならず、全ステークホルダーの皆様と家族のように心を通わせ、お互いを思いやり、大切な存在として強い絆で支え合うという意味があります。
私たちは、創業以来、この「思いやり精神」を根っことして、人材育成に力を入れ、社員一人一人が技術を磨き、パートナー企業や地域と協働しながら、地球環境に配慮した技術開発・製品づくりに邁進してきました。
これからも、限りある地球資源、全てのステークホルダーの方々への感謝と思いやり精神を大切に、グローバルな多様性、循環、バランスを意識しながら、高品質・安心で持続可能な製品と環境を作っていくことで、地球と人間に優しく、豊かな未来を叶える会社として今後100年先まで持続することを目指しています。
最終更新日:2023-10-18
当社は、長年培った独自技術と先端技術を融合して開発したワールドクラスの製品を最高品質で製造します。
1. 社員が一丸となり、お客様の要求に的確かつ迅速に対応することで、満足いただける製品を提供します。
2. 品質マネジメントシステムを構築し、PDCAサイクルによる継続的な品質改善を推進します。
3. 事業方針と品質方針に基づき、各部門で品質目標と実施計画を定め、その達成に向けて活動します。
最終更新日:2023-10-18
当社は、工業用宝石部品、光通信用部品、DCコアレスモーター、医療装置等を製造販売する精密部品メーカーです。
私たちは地球環境に配慮した技術を駆使し、環境にやさしい製品を製造販売することで、地球環境の保全に努めます。
1. 事業活動および製品・サービスが地球環境に与える影響を評価し、技術的・経済的に可能な範囲で環境目標を設定し、その達成に向けて活動します。
2. 環境マネジメントシステムを構築し、環境管理組織体制及び責任の所在を明確にし、内部監査を実施するとともに、環境パフォーマンスを向上させるために、PDCAサイクルによる継続的改善を推進します。
3. 次の項目を重点的に推進します。
(1)環境に配慮した技術開発、製品づくり
(2)CO2削減
(3)環境負荷物質の管理と削減
(4)地域周辺の環境保全活動
4. パートナーとの協働を大切にし、共に信頼、発展できる関係を築きあげます。
5. 地域周辺の環境保全活動を通して生物多様性の保全に努めます。
最終更新日:2023-10-18
1939年 東京都北区神谷町に並木製作所を設立。人工サファイアを使った電気メーター軸受宝石の製造開始。 |
1940年 現在本社のある東京都足立区新田に移転。 |
戦時中は陸海軍監督工場に指定され、航空計器用軸受宝石、海軍電波兵器等の先端部品の開発、製造に従事。 |
1946年 戦後、電気計測器用軸受宝石の製造を再開。 |
1949年 時計用ルビー軸受宝石、サファイアレコード針の製造開始。 |
1953年 並木精密宝石株式会社に組織を変更。 |
1957年 時計用軸受宝石部門を分離独立させ、アダマンド商事株式会社を設立。 |
1959年 アダマンド商事からアダマンド工業株式会社に商号変更(後のアダマンド株式会社)。 |
1962年 ダイヤモンドチップと金属の熔着に成功し、サファイア針から長寿命のダイヤモンド針の開発、製造開始。 |
1966年 プラスチックに代わり、傷のつきにくい時計用クリスタルガラスを開発、製造開始。 |
1967年 秋田湯沢工場の操業開始。 |
1968年 テープレコーダー用磁気ヘッドの製造開始。 |
1969年 超硬質合金時計ケースの製造開始。 |
1970年 時計用サファイア窓を開発、製造開始。 |
1971年 JVCと4チャンネル用レコード針を共同開発、製造開始。 |
1972年 粉末焼結法による希土類磁石の内製化に成功。 |
1973年 世界最小のコアレスモーターの開発に成功。 |
1974年 アメリカのニューヨークにNamiki Americaを設立(営業部門)。 |
1975年 BOXガラスの製造開始。 |
1977年 時計用強化ガラスの開発、製造開始。 |
1979年 ルビーキャピラリの製造販売開始。 |
1980年 フロッピーヘッド製造開始。 |
光通信用フェルールの製造販売開始。 |
1981年 光通信用スリーブの製造販売開始。 |
1982年 青森県黒石工場の操業開始。4チャンネル用マイクロリッジ針製造開始。 |
1983年 開発部門を分離し、NJC 技術研究所設立。 |
1985年 携帯電話用振動モーターの製造開始。 |
1987年 ハイブリットICの製造開始。ガーネット単結晶素材を開発。 |
1989年 秋田県に光通信の主力工場として株式会社アキタ・アダマンド設立。 |
1991年 人造サファイア製造技術を確立。 |
1992年 光アイソレータの製造開始。 |
1993年 タイ チェンマイにて Namiki Thailandの操業開始。 |
1995年 セラミック腕時計用部品を製造開始。 |
1996年 光通信用のレンズドファイバの製造開始。 |
1997年 Namiki Shingaporeを設立。 |
1998年 アメリカのニューヨークに Adamant America 設立(営業部門)。 |
1999年 アメリカのシリコンバレーにNamiki Californiaを設立(営業・開発部門)。 |
振動スピーカの製造開始。 |
2000年 サファイア基板開発・製造。 |
2004年 世界最小1.5mm金属ガラス製ギヤードモーターの開発に成功。 |
2005年 高さ0.22ナノメートルのSTEPサファイア基板を開発。 |
2006年 世界最長のダイヤモンドニードルを開発。 |
2007年 フェムト秒レーザによる、超微細加工技術の確立。 |
2008年 ガリウムナイトライド研磨技術の確立。 |
2009年 世界最小0.9mm金属ガラス製ギヤードモーターの開発に成功。 |
2010年 スイスのローザンヌにNamiki Europeを設立(営業・研究部門)。 |
2014年 世界最小0.6mm金属ガラス製ギヤードモーターの開発に成功。 |
2015年 大口径ダイヤモンドの結晶成長開発に成功。 |
2018年 並木精密宝石株式会社とアダマンド株式会社合併により、アダマンド並木精密宝石株式会社に商号変更。 |
2019年 光干渉式内周面精密測定機を製造開始 |
(2020年 りそな中小企業振興財団・日刊工業新聞社主催 第32回中小企業優秀新技術・新製品賞において中小企業庁長官賞を受賞) |
2021年 ステップフロー成長法による2インチヘテロエピタキシャルダイヤモンド成長開発に成功(実用レベルで世界最大級) |
2023年アダマンド並木精密宝石とアキタ・アダマンド統合により、Orbray株式会社に商号変更。 |
最終更新日:2023-10-18
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