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第21回機械要素技術展にU-big5社が出展しました!
平成29年6月21日(水)~23日(金)の3日間 東京ビッグサイトにて「第21回機械要素技術展(M-Tech)」が開催されました。
当協議会からは、(株)栄工舎、(株)加藤精工、シンコー(株)、(株)新潟プレシジョン、山田精工(株)の5社が、にいがた産業創造機構ブース内で出展しました。
3日間の来場者数は、88,554名となり商談や情報交換の場として盛り上がっていました。
ブースにお越しいただいた皆様、ありがとうございました。
また、今年のM-Techには、バスを借り上げた視察ツアーを企画しました。
参加者は15名となり、初めて展示会を見学する方もおり貴重な機会となりました。
2017年6月27日火曜日 ものづくり振興協議会 活動報告より
http://uonumabig.blogspot.jp/2017/06/u-big.html
最終更新日:2018-03-21
PGA製のマイクロニードルを開発
プラスチック射出成形による精密部品製造の山田精工株式会社は、4月開催のMEDTEC Japanで、樹脂製のマイクロニードルを出展する。
射出成形により作り上げた本製品は、針の先端部を 90ミクロンに設定し、痛みを抑えた低侵襲の円錐状の針が 12本配列されているシート型微小針アレイ(中空マイクロニードル)だ。
材質は、針が折れて体内に残っても大丈夫なように薬事法に適合する生分解性樹脂PGA(ポリグリコール酸樹脂)を使用している。 針の長さは1.2ミリメートルで、針先端の内径は60ミクロンのサイズなので、肌に指しても痛みが少ない上、金属製の針に比べて、大量生産しやすく、廃棄も容易だ。
本製品は、もともと同社を中心に新潟プレシジョンらが参加した共同研究体が経済産業省の採択を受け、10年度から3年間で助成を受けて研究開発してきたもの。現段階では、12本並ぶ針のうち一部の針にバリが大きくなるケースもみられるため、金型のさらなる高精度化を進めている。クリーンルームの設置などをおこない、2016年の量産化をめざしている。
2015/03/10 MEDTEC JAPAN特集記事より
http://www.medtecjapan.com/ja/news/2015/01/29/1161
最終更新日:2018-03-21
超微細成形技術による 『プラスチック製中空マイクロニードル』
針寸法は先端で外径90μm、内径60μm。金属針では存在しない細さをプラスチック射出成形で実現しました。また金属針とは違った特性をもち、形状の自由度も高いのが特徴です。
弊社では、金属針では存在しない細さをプラスチック射出成形で実現した『プラスチック製中空マイクロニードル』の開発に成功しました。
本プラスチック製中空マイクロニードルは、後加工無しの射出成形で作り、4本の針が立っており、それぞれの針寸法は先端で外径90μm、内径60μm。これは髪の毛と同等であり、金属針では存在しない細さをプラスチックで実現しました。(さらに、針の本数やより刺さりやすくするため先端の形状など、現在も改善を重ねております。)
この極細注射針は、皮膚へのダメージを最小限に抑えられることが出来るため痛みを感じにくい特徴があります。また、金属針とは違ったプラスチック針ならではの特性をもち合わせており、形状の自由度も高く、樹脂のみで作られているので金属アレルギーの方でもご使用いただけます。そして、金属よりも低い温度で溶けるため廃棄が容易となり、針刺し事故のリスク減少への貢献や途上国医療現場など廃棄物の管理が難しい状況にも適しています。また、材料の性質により「曲がる」ことはあっても「折れる」ことはない、万が一、体内に残ってしまうことがあっても生分解性樹脂の場合は体内で分解されるなど安心してご使用いただけます。
最後に、本技術は、透明な樹脂を用いれば薬液が通ることを容易に確認できるなど、アイデア次第で応用の幅は広く、医療分野に限らず、美容整形分野にも応用が可能であると考えています。
サポインテック2017 展示商談会HPより
https://sapointec.go.jp/
最終更新日:2018-03-22
魚沼の山田精工、無痛注射針の16年量産へ研究加速
電子部品製造の山田精工(魚沼市)などは、開発を進めている樹脂製の無痛注射針=写真=について2016年の量産化を目指す。現在、針の形状についてより精度を高めるための研究を進めている。金型製造技術の向上やクリーンルームの整備などに取り組み量産を目指す。
同社や金型製造の新潟プレシジョン(十日町市)などで開発している無痛注射針は、薄い円盤状の基板に樹脂製針が12本並ぶ形状。針の長さは1.2ミリメートル、針先端の内径は60マイクロ(マイクロは100万分の1)メートルのサイズで、肌に刺しても痛みを感じにくい。
使用する樹脂は針が折れて体内に残っても大丈夫なよう、薬事法に適合する素材を利用。これまで形状面での不良があったが、改良を進めて不良が少なく、先端部がより鋭利な針を製造できるようになった。
現在はまだ12本中1~2本に不良が発生しているため、これをなくすことを当面の目標としている。またクリーンルームの設置なども進め、より精度が高い針を安定して量産できる体制づくりに取り組む。総投資額は9000万円ほどを見込んでいる。
日本経済新聞-2014/01/16
https://www.nikkei.com/article/DGXNZO65410690W4A110C1L21000/
最終更新日:2018-03-21
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