第3回 自分を発信する

自己紹介の仕方

会社情報(株式会社 内原製作所)

NCネットワークとは、何か?

便利なインターネットが出来て簡単に自社の宣伝をするためのネットワークの一つがNCネットワークだ。しかも、製造業に特化してネットワークを広げるためにつくった。

異業種交流の一種だが、近い業種の異業種交流がNCネットワークである。

異業種交流をする際に必要なことは、自分と気のあった企業(社長)と本音で付き合うことだ。それをインターネット上でやるわけだから、まずやっていただくことは、自己紹介である。

リアルなら・・・
埼玉県八潮から来ました内原製作所と言います。
金属プレスの順送金型の量産をやっています。
プレス用の設備は、25t~200tの送り装置付きのプレス加工機があります。
金型部門も自社で持っており、CAD/CAMを駆使して、マシニングセンター、ワイヤーカットを利用して、従来3ヶ月かかっていた順送金型を一ヶ月で仕上げます。
(最近は正味15日くらい)建材、建築金物、弱電、自動車の小物の部品で特に手のひらサイズの部品は得意です。材料は0.6mm~3.2mmくらいを主として鉄系、SUS系、アルミ系、非鉄、紙などの抜きも承ります。

NCネットワークでは、この基本情報を以下の大きな3つのカテゴリーに分けている。

  • 基本情報
  • 設備情報
  • 加工分類

この基本情報をキチンと埋めていますか?

こんな対応してないですか?

電話が鳴る。
「xxxxx製作所です」
「近江商事ですが、社長いらっしゃいますか?」
「いません」・・・がちゃっ!

あなたは何者ですか?何が出来ますか?
そんなに偉ぶらないで、自分を発信しましょう。初めて電話する相手に高飛車はないでしょ?高飛車な会社紹介が多いです。電話して、高飛車な会社が、めちゃくちゃ多いですよ → 製造業

もう頭くるから、2度と電話したくない会社が多いです。
有名メーカーからの電話にはへらへら対応するくせにね。

今時、横文字の名前の企業からの新規問合せが半分以上です。
特に事務のオバちゃんに横柄な対応をさせとくのは、もうやめましょう。
日本製造業の品位に関わる話です。

電話したら
「おはようございます。xxx製作所です」
「ありがとうございます。xxxx製作所です」
これくらいは言いましょう。

そして、例え営業電話でも優しく断りましょうよ。

今度、営業しなければならないのは、あなたですよ。
釈迦の説法ではないが、自分の行いは、自分に帰ってきます。

自分の企業の応対の仕方と同じ応対をお客様に受けてしまいます。

以前、見積をお願いしようとしたら、「うちは結構です」ってオバちゃんに断られましたが、「うちは(忙しいから)結構です」という対応が、もう慣れっこになっているんですよね。

ということで、ぜひぜひ、自分を見直して、自分を発信してほしい。
そこから自分が始まるはずだ。

会社情報の登録の仕方

基本情報だが、加工分野、貢献している業界、素材の範囲、企業の特徴、CAD/CAM情報など、単純に登録してほしい。

お客様が最初に見るのは、この基本情報だ。
基本情報がキチンと書けてなければ、お客様はすぐ次の会社の検索に行く。

隣のラーメン屋に客を取られちゃう。
隣のラーメン屋はディスプレイが綺麗で入りやすい。
うちのラーメン屋は汚くて入りずらい。
うちのラーメン屋が本当は美味いけど・・・。

でも、隣のラーメン屋も味を研究してまっせ。
お客さんがどんどん入ると技術があがって美味しくなるかもね。

会社情報の登録の仕方に戻る。

発注元のメーカーさんが、御社を探しに来る時は、急いでいる場合が多い。もちろん暇でネットを眺めている方もいると思うがこういう方からは発注は来ない。

急いで探しているから発注の可能性があるわけだ。

既存の協力企業が品質が足りない
2ヶ所以上の場所で協力企業を探したい
緊急でつくりたい
既存の協力企業が忙しくて手一杯
既存の協力企業ではない技術を探している

etc・・・ネットで検索をかける場合は、上記の理由が多い。

そして、上記の場合はすぐ成約するケースが多い。

そのための手法は、単純明快に自分の会社のPRをすることである。
美辞麗句、誇張装飾、誇大広告は厳禁だ。

製造業は品質第一の業種であるから、自分が出来ることを簡単に書くことが重要である。

EMIDAS、Google、Yahoo!

なんて、EMIDASがGoogleより先に来ているが、製造業で何か検索をする時は、EMIDASの方が便利な場合も多い。

最近のGoogleは余計な情報や、人気blogが邪魔して、本当に欲しい情報が見つからない。

EMIDASは製造業が製造業のために作った製造業のための検索だがこれも見つからない時がある。なんてったって、EMIDASもツールだから人間の使い方が重要なのだ。

しかし、これを見た人は、なぜ?検索しずらいか?どうしたら検索しやすいか?
どんどん意見をくれ~!
すぐに変えます。すぐに意見を取り入れます。すぐにやってみせます。
挑戦する製造業の意見ならば、どんどん聞くので、ぜひ、意見をください。

Google、Yahoo!の話に戻る。

先日総務省が発表した情報によると、インターネット人口が国内で9000万人を超えた。これはざっくり考えても国民の4人に3人はインターネットを利用しているということだ。

じゃあ何を目的にインターネットを利用するのかといえば、前述のように情報をさがす目的が圧倒的に多い。これはあなた自身を考えてもご同意いただけるはずだ。
インターネット人口の8割は情報収集を目的にしている。

ここで検索エンジンの登場である。何かを思いついた時、何かに興味や関心をもった時、何か問題が起きて困った時(!)、検索をする。必要な情報を得るために。
それはGoogleかもしれないし、Yahoo!かもしれない、できればEMIDASであってほしいがそこは好みだ。探している情報に出会えることが重要なのだ。

あなたはどの検索エンジンをお使いだろうか?Google?それともYahoo!?
(EMIDASと応えてくれた方、ありがとうございます。今度、一緒に飲みましょう!)
検索エンジンの利用分布はYahoo!が6割、Googleが3割、その他(MSNやGoo等)が1割となっている。とすると、まずはYahoo!とGoogleで社名や加工、製品や地域の組合せで検索された際に上位表示が出来ていれば、少なくても貴社を知っていただける可能性はある。

尚、上位表示とは2ページ目(20番目)までとしたい。当然情報を探す人が必死なら検索結果を上から順番に何ページも見るかもしれないが普通に考えると2ページ目辺りまでが限界だろう。そこまで見て、必要な情報に出会えなければ、検索キーワードを変えたり、付け足したりすると考えていい。
上位表示のために必要なものはなにか。そう、情報を充実させるしかない。あっても検索されない場合もあるのに、ないものを検索する術などない。探されているのは情報なのだ。まずはEMIDASで貴社を探せる状態にすること、そのために会社情報ページは充実させること。これを徹底していただきたい。

情報を充実させたら、検索結果を見比べていってほしい。検索結果順位が変わるはずだ。あがっているのか、さがっているのか。結果を踏まえながらどんどん活用してほしい。最初から、1兆をこえるサイトを検索している。
GoogleやYahoo!で順位を確認するのも大変なので(何番目か探すのが難しいので)まずはEMIDASで確認をしてほしい。見つけられれば、最低減インターネット営業の準備は整ったといえる。

第3回 まとめ

会社案内、ホームページはわかりやすく簡潔に!

基本のビジネスマナーをしっかりと・・・

そして、インターネット営業は始まる

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