4.ライン化の推進 ライン化の推進

4-3.ライン化の推進

加工ラインであれば、素材の投入から加工完了まで、組立なら部品投入から組立完了までの全工程設備を工程順に並べ、淀みの無い川の流れのようなラインとし、生産変動にフレキシブルな対応が出来るラインの構築について考えたい。

4-3-1.ライン化の前提条件

1) 5Sの徹底

5Sとは整理・整頓・清掃・清潔・躾を表しますが、単にきれいにするだけではなく、この活動を通して管理水準の向上と活性化された組織体質の構築を図ることが大切です。ライン化の推進により問題点を顕在化し、生産革新を成し遂げるためには、5Sの徹底、特に工場内の不要物の撤去、置き場所の表示、床面や機械の清掃は不可欠です。

2) チョコ停、設備故障、不良対策の徹底

3) 生産の仕組みの見直し(第1ステップ)

段替改善については後の講座で取り上げます。

4) 生産の仕組みの見直し(第2ステップ)

4-3-2.ライン化の実践

1)マシニングセンター等の機種別設備配置の場合

2)全工程のライン化が可能な場合

まとめ

あなたの工場の改善事例をファックスまたは郵送で送って頂ければ検討してお返しします。
送り先は(有)ジットテクノをクリックすれば判ります。
現状と改善案のレイアウト図には物流や人の配置を記入して下さい。
そのラインに流れる部品名、生産数、稼動時間、各工程の時間など差し障りの無い範囲でメモして下さい。
レイアウト図、物流図は今回の講座に沿って作成して下さい。

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