トップ > 会社案内 > ニュースリリース > 「日本の中小製造業の受注支援促進」で業務提携
2016-05-11
株式会社NCネットワーク（本社：東京都台東区、社長：内原康雄、以下NCネットワーク）と
マークラインズ株式会社（本社：東京都港区、社長：酒井誠、以下マークラインズ）は
日本のものづくり技術を支える中小製造業の受注支援を自動車産業分野において
共同で促進することで業務提携しました。
プレス、鋳造、樹脂成形などの中小製造メーカー約1万8000社を会員に持つNCネットワークは、調達側がインターネットで外注先を検索、発注したり、自社に適した発注案件を探して応募したりすることができるシステムを通じて日本のものづくり製造業の受注活動を支援しています。
一方、マークラインズは、国内外の自動車産業関連企業の2000社超が採用する「自動車産業ポータル」をインターネット上で運営しており、自動車メーカー、大手部品メーカーの設計開発、購買部門などに所属する約8万人のスタッフが、部品や技術の情報検索に活用しています。
自動車産業は、日本の製造業の中で、２割近くを占める基幹産業であると同時に、世界でも約３割のシェアをもつ日本の製造業を代表する産業です。
自動車が完成するには、Tier1（１次）、Tier2（２次）・・と多くの部品、加工メーカーが関わっており、その技術がコスト、軽量化など自動車の競争力を左右しますので、中小の製造業は大きな役割を担っています。
自今回の提携は、NCネットワークの会員である中小製造業の技術・製品情報をマークラインズのポータルサイトに掲載して、調達側である自動車メーカーや大手部品メーカーが発注先候補として検索できるようにするものです。 またNCネットワークの会員はオプションとして、メールやバナーを使うことによって製品・技術のプロモーション活動を行うことができます。
従来、中小製造メーカーは自動車メーカーや大手部品メーカーに、直接、製品のプロモーションを行うことは困難でしたが、互いに異なる顧客層を持つ両社が提携し、インターネットを活用することによりそれが可能となります。
また両社は、個別企業の要望に応じ、海外の自動車市場開拓のための情報提供や市場調査、営業・調達支援を共同して行います。
中小製造メーカーが会員であるＮＣネットワークと、発注側の自動車メーカー、大手部品メーカーが会員であるマークラインズのオン･オフライン両面における協業により、裾野の広い自動車産業分野で新技術のシーズ発掘や新規取引が生まれ、ひいては日本における中小企業のものづくり技術が自動車産業を通じて、世界で更に存在感を増すことが期待されます。
| 会社名 | 株式会社ＮＣネットワーク |
|---|---|
| 設立 | 1998年2月 |
| 資本金 | 370百万円 |
| 従業員数 | 連結82名 単独35名 |
| 本社所在地 | 東京都台東区東上野1-14-5 ユーエムビル8階 |
| 事業内容 | 最適な発注先を見つけられる「工場検索エンジン」や、メーカーと登録企業の間の仕事の橋渡しをする「加工事業部」、PR方法を アドバイスする「エミダス・プロ」などモノづくり支援事業の展開。 |
| URL | https://www.nc-net.or.jp/ |
| 会社名 | マークラインズ株式会社 |
|---|---|
| 設立 | 2001年1月4日 |
| 資本金 | 324百万円 |
| 株式市場 | 東証JASDAQ上場 |
| 従業員数 | 連結 96名 単独 72名 |
| 本社所在地 | 東京都港区赤坂8-4-14 青山タワープレイス2F |
| 事業内容 | 世界の自動車生産・販売、技術、部品等の情報をインターネット上で検索でき、また自社製品を完成車メーカーや部品メーカーにＰＲできるオンライン情報サービスである自動車産業ポータルを運営。また、コンサルティング・受託調査や人材紹介事業等のサービスも提供。 |
| URL | http://www.marklines.com |
株式会社ＮＣネットワーク (担当：金澤)
TEL: 03-6284-3080 ／ e-mail: pr@nc-net.or.jp
