第9回　インターネットのビジネス利用状況アンケート調査

　NCネットワークのEMIDAS登録会員（データベース会員）に対し、ホームページ営業についてアンケート調査を実施しました。有効回答は419社でした。
（アンケートにご協力いただいた企業一覧はこちら▼▼▼　別ウィンドウが開きます）

今回は前回に引き続き、全体的な上昇がうかがえる。１社あたりの新規取引社数や受注額が上がっていることから、ネットの特性を理解し、積極的に活用している会社が増えていると言える。

　今回も前回に続き、インターネット営業に積極的に取り組み、受注を獲得したエミダス会員２社にスポットを当て、ネット受注の秘訣と取り組みについてご紹介します。

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設問1　　自社ホームページを持っていますか？
自社HPがある　333件(79.5%) HPなし　58件(13.8%）

■自社ホームページを持つ会員の割合は前回から3.4ポイント増加し、約８割の企業が自社ホームページを持つようになった。

設問2 　　　この一年間にホームページ（ＥＭＩＤＡＳ含む）を通じての 　　　受注がありましたか？
受注あり 194件(46.3%)　　引合のみ　120件(28.6%) 受注、引合ともなし　88件(21.0%)

■「受注あり」が前回比4.9ポイント増と、前回から引き続き緩やかな上昇線上にあるといえる。「受注、引合ともなし」と合わせると、４分の３の企業がネットによる問い合わせを経験している。

設問2（補） 　　　この一年間にホームページ（ＥＭＩＤＡＳ含む）を通じての受注がありましたか？ 　　　（EMIDASパートナーの利用度と合わせて)
「受注あり」または「引合のみ」 ○EMIDASパートナー　　93件(85.3%) ○一般エミダス会員　　　221件(71.3%) EMIDASパートナー利用者　109社（26.0％)　　一般EMIDAS会員　310社（74.0％）

■EMIDASパートナーと一般ＥＭＩＤＡＳ会員との間で「受注あり」の差が際だっている。引き合い自体は一般会員にも増加しており、インターネット調達の普及がうかがわれる。

設問3 　　　この一年間にホームページ（ＥＭＩＤＡＳ含む）で受注した 　　　新規取引先は何社ですか？ 　　　（設問2で「受注あり」の回答者のみへの設問）
１社　29件(14.9%)　２社　33件(17.0%)　３社　34件(17.5%) ６～１０社　30件(15.5%)

■１１社以上の回答が全体の１割を占め、とりわけ「101社～500社」が前回の倍の８社となった。会員企業の積極度が一層高まっていると推察される。

設問4 　　　この一年間にホームページ（ＥＭＩＤＡＳ含む）で受注した 　　　新規取引先への売上額は？ 　　　（設問2で「受注あり」の回答者のみへの設問）
10万円以下　31件(16.0%) 10万円～100万円　81件(41.8%) 100万円～1000万円　59件(30.4%) 1000万円～5000万円　17件(8.8%)

■受注額1億円以上の企業は今回は2件。全体としては前回と大差ないが、1000万円以上の企業が全体の１割に達した。

設問4-a　　設問４で回答した受注額は前年度と比べて？
増えた　121件(62.4%)　　減った　18件(9.3%) ほぼ同じ　52件(26.8%)

平成15年4月14日