医療機器
真空成形の技術_北村製作所_プラスチックの総合加工メーカー
●真空成形とは
プラスチックシート(熱可塑性樹脂シート)を 成形・加工する一つの方法で、加熱軟化したシートを成形型 の上側に置き、樹脂シートと成形型の間を真空状態にして、樹脂シートを成形型に密着させて成形する方法です。
真空成形型は、凸型と凹型のどちらか片側で成形できるため比較的低コストで、試作や小ロット案件にも適しています。
また、凸型や凹型の選択によっては、成形品の内側・外側の寸法精度、表面のシャープさ・滑らかさなどに違いがありますので、製品の形状や真空成形の特性をよく考えて凸型か凹型を決めます。
医療介護機器・農業機械・電気部品・自動車部品などに幅広く利用されています。
●我が社では、
社内にて製作した樹脂成形型を用いて真空成形を行います。
真空成形品は、ユーザーから信頼を得て数多くの製品を多方面に提供しています。
また、新しい分野への真空成形品の浸透に努め、素材メーカーからの情報をもとに新しい加工技術への取組みを続けています。
●真空成形の工法『エアースリップ法』
エアースリップ法シート加工_真空成型_北村製作所_プラスチックの総合加工メーカー_岡山
「エアースリップ法」エアーブロー_真空成型_北村製作所_プラスチックの総合加工メーカー
「エアースリップ法」真空・冷却_真空成型_北村製作所_プラスチックの総合加工メーカー
「エアースリップ法」離型_真空成型_北村製作所_プラスチックの総合加工メーカー
加熱軟化した樹脂シートを成形型に圧縮空気によって膨張させ、下側から凸型を突き上げて樹脂シートに押し当ていきます。
その後、空気を排出し樹脂シートを成形型に密着させていきます。冷却後、離型をします。
●製造プロセス
1 製品設計
2 型設計
3 NC加工
4 型表面仕上げ
5 成形
6 後加工
7 製品仕上げ
8 検査
9 梱包・出荷
●真空成形のメリット・デメリット
>メリット
大型成形品が容易に製作可能
射出成形にくらべ型代が安価
小ロット生産に向いている
試作が短期間でできる
材質・板厚の変更が容易
>デメリット
製品肉厚が一定にならない
射出成形に比べ製品一個当りの単価が割高
トリミングが必要な為、スクラップが多く発生する
表面の細かいシャープさが出にくい
リブ、ボスが後付けとなる
●主な材料
アクリル変性高衝撃塩化ビニル樹脂板(カイダックなど)
ABS・アクリル・PC・PP・塩ビ
●当社の特長
小ロットから対応
二次加工・アッセンブリーにも対応
複雑な形状
試作から量産まで対応
幅広い樹脂材料に対応
樹脂型から製作可能
会社名 |
株式会社 北村製作所 (きたむらせいさくしょ) |
エミダス会員番号 | 44881 |
---|---|---|---|
国 | 日本 | 住所 |
日本 岡山県 岡山市中区 |
電話番号 | ログインをすると表示されます | FAX番号 | ログインをすると表示されます |
資本金 | 2,000 万円 | 年間売上高 | 50,000 万円 |
社員数 | 40人 | 担当者 | 北村 正発 |
産業分類 | 産業用機械 / 家電 / 輸送機器 |
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