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井出化工機はステンレス配管プレファブ加工を専門としております。配管溶接を得意としておりますので、品質の良さ・仕上がりの美しさをお約束します。パイプの内側にもビードを必要とする裏波溶接においても、正確な開先条件や適正な溶接電流値を駆使しております。数多くの実績がありますので、インチサイズや板厚など各種対応できます。
一般建設業 管工事業 静岡県知事許可(般-4)第41229号
フランジ外側の溶接です。
母材にダメージ(溶接する際のトーチノズルの傷)を与えないように、トーチ操作しております。
▼フランジ溶接では
パイプのサイズや板厚に合わせて、溶接電流値や、溶接棒の選定と溶接棒を入れる速度や、トーチ操作など多くの溶接条件を調整します。
パイプのサイズは数多くあり、大きなものになるほど溶接の熱影響力が増えるので、溶接条件はとても大事になります。また、同じサイズでも板厚が0.5mm違うだけで溶接条件はまったく別のものになります。
その条件を合わせて、溶接の脚長と余盛(のど厚)を出します。
フランジ+エルボ、チーズ+エルボ、エルボ+配管など、組み合わせは色々です。
口径は15Aから80Aまでそれぞれを各量産製作。
溶接は全てのピースが完全裏波溶接となっております。
200A~80Aのヘッダー管。レジューサ + バーリング加工管を使用しています。
・全長約3000L、80Aノズル=7か所。
・完全裏波溶接。
▼バーリング管の溶接をしたメリット
分岐部分がバーリング管の仕様なので、製作がスムーズになります。
・溶接チーズとくらべると、溶接箇所か減り作業時間も大幅に短縮される。また、溶接が与える熱影響も少なくなり製品寸法が得やすくなって精度も向上する。
・従来の、母材にざぐり穴をあける製法とくらべると、溶接がしやすくなり溶接の欠陥も出にくくなる。
マニホールドブロックにBA管を裏波溶接した自社試作品を作ってみました。
今回の試作は、マニホールドブロックの代わりにt10.0の板を使用、板にはのOリングの溝(3.0㎜ 深さ2.0㎜)が加工してあります。その板にφ19.05×t1.65のBA管を溶接しました。溶接の仕様は裏波溶接、仕上げは電解研磨です。
▼溶接のポイント
・ 10Kの圧がかかる設定にし、溶接は裏波溶接で耐圧強度を確保。
・ φ19.05と小口径であるとともに、t1.65と板厚も薄いので、精度の高い溶接が必要。
・ 3.0㎜ 深さ2.0㎜の溝なので溶接中に母材が溶けてしまうリスクがあるため、トーチ操作が重要。
▼仕上げ
電解研磨を行い不働態化処理をしました。
3.0㎜ 深さ2.0㎜と小さい溝や、φ19.05と小口径の配管内部の研磨は、工夫して行いました。
電解研磨は光沢が出て綺麗な仕上がりになります。
▼裏波溶接とは
外側ビード部分の内側にもビードを出す溶接方法。
パイプのつなぎ目がないことで、液溜まりや異物混入を防ぐことができます。
また、温水配管などの熱膨張率が多い配管において、十分な強度を確保できます。
裏波溶接は、開先部の管理や溶融池に働く様々なバランスによって溶接の良否が決まります。良好な裏波ビード高さやビード幅などを得るには、高い技術力が必要です。
弊社の裏波溶接の技法は、溶接の精度を高めるため、ノンストップで溶接しています。
できる限り裏波ビードの高さや幅を均等にし、綺麗な仕上がりになるよう心がけております。
全長約1200
母材に穴をあけたり差し込む側の配管のカットなど、45°に展開した製法です。
カット作業ではすり合わせを丁寧に行い、NO1材なので特にキズが付かないよう気を付けます。
溶接は45°を保つため慎重に行います。
突合せ溶接と比べると、溶接欠陥が出やすくなるため、高難度な溶接になり技術が必要になります。
・材質 SUS304
・サイズ 1250φ×1500H
・板厚 6t(胴・鏡板)
・溶接 tig(ティグ)溶接
・ノズル 【6か所】25A・40A・80A・150A・450A
・脚 【4本】 150×75×9/ベースプレート/t16
▼完成度高く造るには
・熱影響力でどのくらい縮むのか予測して、材料の寸法取りを行います。
・全周溶接で溶接強度を出す。
・溶接の多いところは、溶接順序の工夫をして熱を逃がし歪の防止をする。
会社名 |
井出化工機株式会社 (いでかこうきかぶしきがいしゃ) |
自社ホームページURL | https://ide-kakouki.co.jp/ |
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住所 |
日本 静岡県 富士市
[地図を見る] |
担当者 | 井出雄太 |
電話番号 | 0545-67-3370 | FAX番号 | 0545-67-5023 |
資本金 | 1,000 万円 | 社員数 | 5人 |
年間売上高 | エミダス会員番号 | 103664 | |
主要三品目 |
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