重電
プラント製造
冶具
【塗装の基本 塗装する時の道具とやり方】
塗装をしてみようと思っても「何が必要なのか?」「どうすればいいのか?」分からない事も多いと思います。
塗装で「使用される道具の使い方」や「塗装に必要なもの」、「塗装のやり方」について説明します。
HP:https://harada-tekkou.co.jp/
YouTube:https://www.youtube.com/@hara-tetu
Facebook:https://fb.com/haradatekkou.hiroshima
Instagram:https://www.instagram.com/haradatekkou_hiroshima/
~~~目次~~~
・塗装で使う道具
・塗装する時に必要なもの
・塗装のやり方について
・綺麗に塗装するコツ
・まとめ
『塗装で使う道具』
塗装は工業・建築用でもDIY用でも大型の塗装機を除いて、基本的に使う道具は同じです。
・刷毛
木やプラスチック製の持ち手の先に毛を取り付けた道具。
先端の毛は馬や豚といった動物の体毛や化学繊維で作られたものなど、多くの種類がある。
小さいものなら刷毛で塗装できますが、基本的には隙間や角など塗装しにくい箇所を事前に塗装し塗り残しを防ぐといった補助的な使い方をします。
また技術が無いと刷毛目と呼ばれる毛の筋が塗装後にできやすいので、注意が必要です。
・ローラー
持ち手の先に回転する筒状のローラーが付いた道具。
ローラーは化学繊維の毛で覆われたものやスポンジで作られたものがあり、模様を作る事も出来る。
塗料を付けてローラーを回転させだけで効率よく簡単に塗装する事ができる。
隙間や角といった平面以外は塗装が難しいので、他の道具も併用しながら塗装する。
・スプレー缶
スプレー缶に塗料が入っており吹き付け塗装ができる道具。
塗料の種類や色には限りがあるが、簡単に塗装する事ができる。
上手に塗装するには一定の距離を保ちながら、端から端まで一定の速度で吹き付ける事がコツ。
吹き付け量が多いと塗料が流れたり、溜まったりするので薄く均等に塗り重ねる事が重要。
・スプレーガン
コンプレッサーから圧縮した空気を送る事で、塗料を微細化し吹き付ける道具。
塗装するのには技術と設備が必要ですが、仕上がりが美しく広範囲を塗装できます。
スプレー缶と同様で綺麗に塗装するには一定の距離と速度を保ち吹き付ける必要があります。
DIY向けに吹き付け量の少ない小型なスプレーガンもあります。
「エアレス塗装」vs「エアスプレー塗装」!特徴と違い
https://www.nc-net.or.jp/company/98405/product/detail/200283/
『塗装する時に必要なもの』
・養生用マスキングテープ
まず塗装を始める前に周辺の環境を整える必要があります。
塗料は一度付着したら中々落ちないので、塗料で汚れないように養生します。
マスカーと呼ばれるマスキングテープにビニールが一体化した便利な道具もあります。
・手袋
塗料は手に付着すると落ちにくく、肌荒れや痛みを伴う可能性があります。
・ゴーグルやメガネ
多くの塗料は有機溶剤が含まれており、目に入った場合は強烈な痛みが襲います。
最悪の場合、失明の可能性もありますので必ず保護用のゴーグルなどを装着しましょう。
・防毒マスク
多くの塗料には有機溶剤が含まれており、揮発性のガスは人体にとって有害です。
・塗装ブース
吹き付け塗装を屋内で行う場合は特に必要となります。
周辺に塗料が飛び散ったり、有機溶剤の臭いが残る事を防いでくれます。
『塗装のやり方について』
まずは適切な塗料を選ぶことが重要となります。
鉄なら鉄用、木材なら木材用と「素材にあった種類の塗料」を使わなければ密着せず、直ぐに剥がれてしまう可能性があります。
↓
養生を行い周辺の準備に取り掛かります。
周辺をマスカ―などで覆い隠し、万が一塗料が飛び散っても問題が無いようにします。
部分的に塗装を行う場合は、塗装したくない箇所を養生しましょう。
↓
塗装前の素地調整を行います。
塗料の密着性と仕上がりを向上させる為にサンドペーパーなどで表面を研磨します。
油分やゴミなどが付着している場合は洗剤や溶剤を使用し、表面を洗浄したのちしっかりと乾燥させておきましょう。
↓
塗装の準備をしていきます。
手袋、ゴーグル、マスクなどの正しく装着します。
↓
製品の表面が綺麗で乾いた事を確認できたら、いよいよ塗装していきます。
まず塗装が難しい隙間や角などの部分を刷毛で塗装します。
刷毛はなるべく一定方向へまっすぐ塗装する事を意識すれば、綺麗に塗れます。
その後ローラーやスプレー缶、スプレーガンを使用し全体をムラなく塗装していきます。
吹き付け塗装は一定の距離と速度を意識!
↓
塗装が完了したら、塗り残しが無い事を確認し乾燥させて完成です!
また塗り重ねる場合は素地調整からの工程を繰り返します。
【金属塗装の種類と選び方】
https://www.nc-net.or.jp/company/98405/product/detail/196154/
『綺麗に塗装するコツ』
綺麗に塗装するためには
1.塗装前の素地調整を十分に行う事。
ゴミや汚れの上から塗装を行っても仕上りは悪いです。
研磨を行う事で清浄かつ滑らかな表面になり、仕上がりと塗料の密着性が良くなります。
2.形状やサイズにあった塗装道具を使用する事。
多くの塗装は何層か塗料を塗り重ねる事で完成します。
形状と塗装道具がミスマッチだとキチンと塗装出来ていない箇所が増え、色ムラ・艶ムラに繋がってしまいます。
3.厚く塗りすぎない
塗料を一度で厚く塗ってしまうと、必ずムラになります。
厚みが均等でない塗装は見た目にもムラがありますし、耐久性にもムラができる事になってしまいます。
塗料に明記させた使用量・塗付量を守り、塗り重ねる事が綺麗に塗る近道です。
『まとめ』
塗装で使用される道具は「刷毛」「ローラー」「スプレー缶」「スプレーガン」の4種類が一般的。
形状やサイズを考慮して、適切な塗装道具を選ぶことが必要です。
また仕上りを綺麗にし、塗料の密着性を向上させる事で長持ちする塗装を行うためには
表面を研磨・清掃する「素地調整」をしっかりと行う事。
適切や使用量・塗付量を守り「厚塗り」をせず、塗り重ねる事。
この2点が重要です。
原田鉄工では素地調整専用の「大型ブラスト設備」と広大な「屋内塗装設備」を完備しております。
素地調整の方法で最も優れている「ブラスト加工」で表面を研磨・清掃し、適切な塗付量を管理しながら塗装する事で美しく耐久性の高い塗装を行っています。
またブラストでの素地調整は塗装、ゴム、樹脂なども完全に剥離し、素地に戻す事が可能です!
古くなった製品の表面を綺麗にし、再度加工する事で新品の様に生まれ変わらせます。
【塗装品の修理・メンテナンスはお任せください!】
https://www.nc-net.or.jp/company/98405/product/detail/184268/
【ゴムロール 劣化 貼り替え】
https://www.nc-net.or.jp/company/98405/product/detail/184987/
◎マスキング(養生 英語:Masking)
覆い隠す、包み込む事。
ブラストや塗装を行う際に施工しない箇所に対して、マスキング用のテープやキャップ等を使用して隠す事で施工から守る。
◎素地調整(英語:Surface preparation)
素地をより塗装に適した状態にする処理の事です。
素地調整で素地のサビ・汚れ・劣化した塗膜など除去し、更に形成した凹凸によって塗料の付着性を大きく向上させます。
塗装寿命に影響する原因は素地調整によるものが50%を占める程、重要な処理となります。
【仕様書に書いてある「素地調整」や「下地処理」ってなに?】
https://www.nc-net.or.jp/company/98405/product/detail/205186/
-------------------------------------------------------------------------------------------------
原田鉄工 ブラスト設備
グリットブラスト・サンドブラスト どちらも自社製
幅7m×奥行10m×高さ3.5m
【ブラストの仕組み ~エアーブラスト装置について~】
https://www.nc-net.or.jp/company/98405/product/detail/199332/
-------------------------------------------------------------------------------------------------
ブラスト・塗装の事ならお任せください。
ご相談、御見積りはこちらから
https://harada-tekkou.co.jp/contact/
原田鉄工株式会社 広島
TEL:082-232-2445
FAX:082-293-0286
担当:垰(タオ)
携帯:090-3742-9768
メール:bousei@harada-tekkou.co.jp
会社名 |
原田鉄工 株式会社 (はらだてっこう) |
エミダス会員番号 | 98405 |
---|---|---|---|
国 | 日本 | 住所 |
日本 広島県 広島市西区 |
電話番号 | ログインをすると表示されます | FAX番号 | 082-293-0286 |
資本金 | 4,800 万円 | 年間売上高 | |
社員数 | 50人 | 担当者 | 垰 元春 |
産業分類 | 重電関係 / 産業用機械 / 輸送機器 | ||
主要取引先 |
|
コンテンツについて
サービスについて
NCネットワークについて