最終更新日: 2022-09-09
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日本マイクロMIMホールディングスはμーMIM技術を持つ太盛工業㈱をグループ傘下に、2017年12月に設立しました。 μーMIMとは太盛工業がプラスティック事業で得た豊富な知見と知識から樹脂のバインダの配合・調整を行うことで,優れたレベルの精度を出すことが可能な金属粉末射出成形技術を示します。 そのμーMIM技術を中心に3つの領域でお客様の新たな製品を実現していきます。
仕様:φ003㎜ アスペクト比5 直径が1㎜以下のノズル加工では工具の摩耗が激しいためステンレス材、チタン合金については加工難度が高く、加工も長時間を要するため量産困難です。μ-MIMは機械加工の限界を下回るφ0.03mm、アスペクト比5、かつ後加工無しでRa≒0.3μmを実現しています。
仕様:モジュール0.3以下(JIS規格外) MIMは金型から製作するため特殊な工具は不要です。よって、1周の間に諸元が異なるギア、モジュール違いの段付きギア、モジュール0.3以下の小径の内歯ギア、軸の一体化で部品点数を削減等々、μーMIMのメリットが活かせる製品バリエーションが拡がります。
仕様:外径 2.25 mm,長さ8mm 厚さ0.2mmを実現した世界トップクラスの極小逆止弁。 外径2㎜程度の円筒内部が中空・アンダーカット構造になっており、弁となる球が内部に収められています。 このような形状は通常のMIMでは実現できません。
内視鏡手術で使用される医療用鉗子をISO13485認定の品質管理システムの下で製造しています。切削加工では、加工が難しい0.1mm厚さの曲面形状の把持部をもつ微細な鉗子をμ-MIM®技術で量産しています。ステンレス材にPEEK材等を上にモールドすることも可能です。
このナノスケールの多孔質構造を持つ高機能金属の比表面積は、1gあたりおよそ100㎡になります。比表面積を大きくすれば、さらに製品のダウンサイズが可能となります。
X線CT装置では通常は測定不可能な内部の3次元構造をデータ化して評価する事が可能です。 JIS規格外の小モジュールギアのピッチ誤差、歯厚、歯型、歯すじ誤差、歯面誤差などはもちろん等級評価(DIN,AGMA,JIS)にも対応しています。また、光学式測定機(ATOSシステム)を用いて、通常では測定できない3次元の複雑構造の測定を行っています。
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